アンケートが敷居を下げる

LP(Landing Page)というのは
ネット通販の世界ではすっかり
おなじみの言葉だが、
一般的にはどうなのだろう?
結構浸透してきたのかな、
と思いつつ、そうはいっても
やはり専門用語ゆえ、知らない
人も多いのかもしれない。

Landing=降り立つこと、着陸
Page=ページ(ウェブサイト)

という意味から推測できる人も
いるだろう。
お客様、見込み客を誘い込んで
最終的に買っていただくための
ページのことを指している。

Googleで検索広告を出したり、
Facebookでバナー広告を出したり
して、クリックを促す。
そのクリックした先にあるページ、
それがLPである。

LPの一般的な作り方としては、
私なんぞが説明するよりも、
その道のプロが沢山いらっしゃる
ので、基本的にはそちらに譲る
こととしたい。
あえて一言で説明するとすれば、
お客様に「購入」の意思決定を
促す一連のプレゼンテーションを
凝縮したページ
だ。

その商品なりサービスに興味を
持ってやってきたお客様に対し、
どんなベネフィットがあるか、
そのベネフィットが得られると
お客様が納得できる理由や根拠
他にどんな人が買っていて、
その満足度がどうなのか、
などなどの商品情報がみっちり
書かれている。

併せて、今買うとこんなにいい
ことがあるとか、
逆に今買わないとこんなに損を
するかもしれないとか、
買っても返品可能、あるいは
トライアルで安く買えるから
リスクがない、あるいは極小で
ある、といった「あおり」文句
や「保証」文言を入れ込むことで、
お客様の背中を押す。


これらの情報をずらずらと
並べるだけで相当なページ数に
なってしまうことが常。
それでもついついページを
スクロールしながら下の方へ
下の方へと誘導されてしまう
のが、優良なLP
なのである。

最近は、あんまりLPが長すぎると
途中で離脱する人が多く、
コンパクトに作る場合も増えて
いると聞くが、これもあまりに
あっさりしていると商品の良さが
十分に伝わりきらず、やっぱり
購入に至らないということになる
ので、バランスが重要だ。

このLPにおけるコンバージョン率、
要はLPにやって来た人が最終的に
商品を購入してくれる人の率を
高めるのに、アンケートの活用が
有効である。

誰でも答えられそうな、
かなり簡単なアンケートを数問、
LPの手前に差し込んで、
先に答えてもらう。
問いがあると、つい答えようとする
人間の行動特性を利用する
わけだ。

このアンケートに、さりげなく
自社商品に関わる重要な情報を
入れ込んでおくのが肝。

質問に答えることで、お客様に
知ってほしい事実、知識を、
自然と身に付けてもらえることに
なるからである。

そして、アンケートに答えてくれた
お礼として、クーポンを発行したり、
いくらかの値引きを提供したり、
おまけをつけますよ!というオファーを
提示したりするのだ。
「だったら買ってみようか」
と思ってくれたらラッキー。
実際、そのように思ってもらえる
確率が高まるのである。

LPに先立ってアンケートを活用する
この手法は、お客様の売り込まれた感が
軽減されることもあり、割と頻繁に
使われている。
効き目があるということの裏返しと
言ってもいい。
個人で商品・サービスを販売する方は、
試さない手はないだろう。








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