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感謝神経

水曜日、3.11といえば9年前に
東日本大震災のあった日。
多くの人が、あの日に想いを馳せ、
亡くなった人の無念を思い、
復興に苦労する人に励ましを送るなど
していた。

自分は大きな苦労をすることもなく、
健康に過ごすことが出来ている現実を
冷静に受け止めると、
本当にありがたい、
そんな感情がしみじみと湧き上がって
来る。

最近、友人のFacebookの投稿で、
「感謝神経」
という言葉を知った。
誰でも分かる通り、
「反射神経」
をもじっている。

何が起きても、
どんなことがあっても、
全てに「感謝」する。

責められても、
怒られても、
自分の足りないところを指摘して
くれて有り難いと「感謝」する。

聖人君子しか出来ないような
気がするかもしれない。
最初は良くても、すぐにくじけて
元に戻ってしまうかもしれない。

それでも、「感謝」することを
始めた方が良い。
恵まれているのは事実なのだから。
神経は、何度も何度も刺激を与える
ことで、回路を太くしていく。
だから、「感謝神経」も、何度も
何度も刺激を与えて、どんどん
回路を太くしていった方が良い。

こういう素敵な言葉を作るには
創造性、クリエイティビティが
求められる。

創造性、創造力。
何か真新しいものを、ゼロから
生み出すイメージが強いのでは
ないかと思う。
しかし、下記の投稿の中で触れた
通り、アイデア開発、アイデア発想
に求められるのは、積極的にパクる
こと。
真新しいものなど早々生み出せる
ものではないとはいえ、既存のもの
を組み合わせたり、隣接業界の
アイデアをパクるだけで、今まで
見たことのないようなものを創る
ことは十分に可能なのだ。

自分自身、最近創り出した言葉として、
「皆田引水」
というものがある。

「我田引水」というとあまり良い意味に
使われない。
しかし、
「我が田んぼ」ではなく、
「皆の田んぼ」に水を引くのなら、
ものすごくポジティブな言葉に生まれ
変わることにふと気が付いたのである。
こういう良き言葉を考え出せたときは、
気分がやたらと盛り上がる。

「感謝神経」なる言葉を考え出した人も、
きっと大興奮したんだろうなぁ、なんて
想像してしまう。
良き言葉に巡り合わせたくれた友人に
感謝!
そして誰より、考え出してくれた人に
感謝!

「感謝神経」の回路を太くして、
全身に密に張り巡らせるイメージで、
自分は「感謝」で出来ている、
自分は「ありがとう」で出来ている、
そんなことを堂々と言えるような
自分でありたい。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。