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誠実に振る舞うことで信用を積み重ねる

オンラインショッピングは便利だ。
何せ、自分が物理的にどこかへ出向く
ことなく、自宅にいながら様々な
モノが家に届くのだから。
つい、色々な買い物がオンラインに
置き換わっていく。

ただ、その際にはほぼ必ず、
自分の個人情報を詳細にわたって入力し、
その後の様々なやり取りが発生する。
主なコンタクト先として使われるのは、
メールアドレスであることが多い。

そのメルアド宛てに、毎日のように
色々な事業者からメールが送られてくる。

やれ、「セール」が始まった、
「キャンペーン」を実施します、
「誕生月クーポン」のお届けです、
などなど。

あまりにも煩雑なので、出来る限り
この手のメルマガは最初から登録しない、
あるいはすぐに解除するようにしている
のだが、その際に、売手の「あり方」が
透けて見える
ことがある。

大抵の売手は、ショップの公式メルマガ
発行している。
そのメルマガを購読するか否かを
・最初から選べるケース
・購読がデフォルトのケース
とにまずは分けられる。

後者の場合、マイページなどですぐに購読
をキャンセルできるケースも多い。
しかし、中には一体どうすればキャンセル
出来るのか非常に分かりづらいケース

散見される。

これは、どう考えても、
一旦ゲットしたリストは手放さない!
という売手自身の執着の表れで、
お客様の利便性、ベネフィットなど
考えていない。
お客様を金づるとしか思っていないと
疑われても仕方ないだろう。

公式メルマガを解除できないので、
二度と買ってやるものかとばかり、
仕方なく迷惑メールに振り分けたのに、
何度も復活してくる猛者もいる。

どういうテクニックを使っているのか
知らないが、迷惑メールフィルターを
すり抜けてメールを到達させることに
血道を上げる前に、もっとやることが
あるだろうと言いたくもなる。

このような「解除」を容易にすること
というのは、売手としてはビジネス上
確かにマイナスに感じられる
だろう。
メルマガの場合は見込み客が減るだけ
なので、まだ救いがあるとも言えるが、
既にサービスを買ってもらっている
サブスクなどの場合は、ダイレクトに
売上が減る
のだから当然だ。

しかし、「解除」しにくくすることに
よる「信用棄損」というものは、
案外大きいものだと思うのだ。

ちょっと悪いことをすれば、すぐに
ネット上で暴露され、いとも簡単に
炎上する時代。
信用、信頼をないがしろにしたツケは、
すごい勢いで回って来ると考えるべき
なのである。

4週間ほど前に書いた下記の記事が、
継続的に多くの人に読んでいただいて
いるようで、私の書いたものとしては
珍しく「スキ」を60以上にまで伸ばして
おり、少々驚いている。

ここでのテーマも、「信用」「信頼」
である。
誠実な振る舞いで、着実に「信用」
「信頼」を積み重ねることが、
遠回りなようでいて最短の道。

そういう考え方に、多くの人が共感を
寄せてくださっているのだと
思わずにいられない。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。