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「ゆるコン」体験記

「ゆるコン」なる造語は、私自身も初耳だった。
ググってみると、「ゆるい映像コンテスト」と
いうものが出て来る外、「ゆる活企画」の
コンセプトで複数のページが存在している。

私が体験したのは、「ゆるいコンサルティング」
という意味合いのもの。
2年来の知己で、エッセンシャルマネージメント
スクール(通称EMS)という学びの場における
同志の方が始めた、誤解を恐れずに言えば
コーチングのようなサービスである。

「ゆるい」といっても、内容は本格的。
あくまでも、ゆるんでいるゆるまっている
すなわちリラックスした状態で行うことで、
良い結果が得られるという理由から、
「ゆる」という名前を付けているのだ。

コーチングの場合、コーチがクライアントに
色々な問い、質問を投げかけていく。
その際には定型の質問を投げるというよりも、
その時どきのクライアントの課題や状況に
合わせて柔軟に質問を変える。

今回受けた「ゆるコン」では、
ドラッカーが企業のコンサルティングを
行う際に使っていた体系的な質問を駆使
し、
クライアント=私の人生や仕事において
大切なことや、為すべきこと、方向性などを
フォーマットに沿って次々と言語化
するよう
促された。

冒頭に、ゆったりとリラックスするべく
瞑想の時間を確保。
続けて、物腰柔らかなリードの下、
徐々に核心の質問へと移っていくが、
その間、終始なごやかで、笑顔が絶えず、
ゆるんだ雰囲気
にて話が進む。

具体的な質問内容は省略するが、
ドラッカーの「5つの質問」に関しては
こちらの本に詳細がある。

5つの質問自体は、これらの本の目次などから
簡単に拾って来れる。
すなわち、以下の通り。

1.われわれのミッションは何か。
2.われわれの顧客は誰か。
3.顧客にとっての価値は何か。
4.われわれの成果は何か。
5.われわれの計画は何か。

これら5つの質問が、もう少し細かく
かみ砕かれた形となって、私自身に
投げかけられる。
それらに、リラックスモードながらも
真剣に答えていく。

そうすることで、自分の価値観が改めて
あらわになる

現状と理想をどう認識していて、
そのギャップを埋めるためにどんな
ことをしていくべきかの課題が言語化
され、浮き彫りになっていく

普段から、自分なりに言語化の実践
続けており、コーチングのセッションも
定期的に持っている。
それでも、問いかける質問が普段と少々
違うだけで、また新たに気付かされる
ことが色々あるものだ。

良き問いは、何度自分に投げかけても
古びない
ものだ。
コーチなりコンサルなりの力を借りて、
半強制的に自らに問いかけること。
これを習慣化することで、人生の密度、
充実度が濃くなることを、改めて味わう
時間となった。

「ゆるコン」にご興味のある方には、
私の知己を喜んでご紹介するので、
お声がけいただきたい。
また、私の方でも個人向けコーチング
キャリアコンサルティングを実施している。
メッセージ欄からお気軽に問い合わせ
いただきたい。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。