僕のプレゼンテーション②
『考えを見える化する』
自分の頭の中を、見えるようにするという事。
実は、いろんな見える化の仕方があります。
今回は、そんな見える化のお話
まず、はじめに
前回、思考の言語化についてお話をしました。
今回は、思考の見える化についてです。
前回の内容を見られてない方はぜひこちらからどうぞ。
思考のタイプ
本題に入る前に、思考のタイプについて話をしていきたいと思います。
思考のタイプって何?と思われているでしょう。
ここでの思考のタイプとは、モノゴトが頭の中でどのような形になるのかという事です。
僕は、
① イメージタイプ
② コトバタイプ
大まかには、この2つに思考のタイプは分かれていると思います。
① イメージタイプ
イメージタイプの人は、考える時は基本的に映像が流れています。
イメージタイプといえど、映像だけが頭に流れる人は少ないです。
大体のイメージタイプの人が、映像+補助の言葉がありました。
このイメージタイプの人は、
自分の中で物事(ストーリ)を動かすのが得意な傾向にあった印象です。
② コトバタイプ
こちらは、何かを考える時は言葉で物事を考えていきます。
コトバタイプは、言葉で考えを整理していく時の補助は、映像よりも画像や図表の方が多かったです。
このコトバタイプの人は、
自分の伝えたいことをうまく整理して伝えることが得意な印象でした。
この2つのタイプを簡単な図にするとこんな感じですね。
あなたの、自分の思考のタイプはどちらでしょうか?
自分がイメージタイプだと思った方は、人に伝えるという場面においては、自分の考えを言葉にしなければなりません。
特に完全に映像だけが流れている方は、考えを言葉にする事は必須だと思います。
ですが、心配されないでください。笑
前回のお話をみられて思考の言語化をされたあなたは、すでに考えを言葉にできている状態にあります。
コトバタイプだという方も、考えを言葉にできているか不安な方は、ぜひ前回のフレームワークをされてみてください。
考えを言葉にできた方は、いよいよ思考の見える化へ進みましょう。
思考の見える化
思考の見える化は、4つのステップを踏んでいきます。
1、メモをとる。
2、使いたいワードを抽出して形にしてみる。
3、ストーリーを話す。
4、聴き手になりきる。
1、メモをとる。
メモの取り方は、正直人それぞれでしょう。
ここでは僕がプレゼンの時、絶対にやっている事を話していきますね。
このメモをおろそかにすると後々のプレゼンに響いてきます。
ぜひ、きちんとやってみてください。
まずは、思考の言語化ステップ4でやった事を書き出します。
例として前回のDSの話を挙げましょう。
「DSは、今までに無い画期的なポケットに入るゲーム機です。
手軽に持ち運べて、どこでもゲームを楽しめます。」
という内容でしたね。
ここから、『なぜ?』を繰り返します。いわゆるなぜなぜワークと言われるものですね。
具体的な方法を、詳しく話していきますね。
「DSは、今までに無い画期的なポケットに入るゲーム機です。」
この一文に対して『なぜ?』を繰り返していきましょう。
DSは、今までに無い画期的なポケットに入るゲーム機です。
↓ なぜ、画期的なの?
ポケットに入るサイズで手軽に持ち運べるから
↓ なぜ、手軽に持ち運べると良いの?
外出先でも友達と遊ぶときでも、どこにいてもゲームを楽しめるから
このように、なぜ画期的かが詳細で明確に分かってきます。
この内容をきちんとメモを取っていきましょう。
2、使いたいワードを抽出して形にしてみる
まずは、抽出です。
抽出は、ステップ1の文章を単語や短い文章にしていきます。
次に、形にする。
これは、できるだけ見やすいシンプルなもにすると良いでしょう。
僕ならこのようにします。
これをして自分の頭の中を、スッキリさせましょう。
3、ストーリーを話す。
ストーリーとは、自分の中でプレゼンの物語のことです。
自分で好きなように物語を話していきます。ステップ2の図を使いながらそれに沿って話をしていきましょう。
その時は、自分の好きな本や物語をイメージしてください。
まずは、自分が好きで面白いストーリーを創り出していきます。
4、聴き手になりきる。
今あなたはストーリーを創り出しましたね。
あなたのそのストーリーは、とても面白く楽しいものでしょう。
ですが、このポイントを確認してみてください。
・聴く人が知らない言葉を使っていないか
・図に書いてあることだけを話していないか
・長くて無駄な話をしていないか
最後のステップは、思考を自分のために見える化していません。
人に見える化する為のステップです。
聞いてくれている人がいる事をしっかり意識してみてください。
僕は、今まで自分の好きなストーリーを作るだけでした。
すると聴き手に伝わらない事が多かったです。
ぜひこの4ステップをやって思考の見える化をしてみてください。
すると人に伝えやすいプレゼンのストーリーが出来上がりますよ。
次回は、「僕のプレゼンテーション」最終話です。
いよいよプレゼン本番にすべきことのお話です。