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賃貸物件、初期費用の謎に迫る

 先日,友達と次に住む賃貸物件を内見しに行きました.その時に見積もりとして出された初期費用について疑問を感じたので,その謎に迫ります.

 結論から言うと,調べる前の無知であった僕であったら,仲介業者に普通にぼったくられる.という事実.実際に自分が大学生になる前に知りたかったという情報がたくさんあるので書いていきます.

入居者とオーナー(大家さん)の関係

入居者→仲介業者→管理会社→オーナー(大家さん)
ざっくりいえばこのような関係にある.
仲介業者:物件を仲介して紹介料をもらう会社.
管理会社:物件の管理をする会社(家賃が支払われているか,家にトラブルがないかなど)オーナーから委託されている場合や大家さん自身が管理している場合もある.

大体,無知な私達から,かっさらって行こうとするのはこの太字の二つ.

「うちの業者からじゃないとこの物件は申込できない」

 この売り文句は,本当によく聞く.しかし実情はそのような物件はごく稀な物件であるらしい.ここじゃなければいやだと言うなら仕方がないが,稀な物件の初期費用は,仲介業者側が有利になりやすいので,高くなることを覚悟しなければならない.

 つまり各仲介業者に連絡して「~の物件扱ってますか」と尋ねて,初期費用を出してもらい,仲介業者ごとで比較することがベストだという結論に至った.すると地域によって差はあるが,大手な企業ほど高くなっている現状に驚くかもしれない.

拒否すべき初期費用の項目

敷金,礼金,賃料,管理費など,たくさんの項目がある中,僕が実際に疑問に感じた,拒否するべき項目を紹介する.
簡易消火器:不要,ホームセンターの方が安い.
害虫駆除,抗菌,室内消毒:必要ならスプレーなど自分でやるべき.やっているかわからん.料金たかすぎ.
安心入居サポート:強制的に入る火災保険で対応できる.

交渉すべき初期費用の項目

仲介手数料:こちらは実際に,見積もりをもらって各社違いが出ました.

賃貸借の場合は、貸主と借主が支払う手数料の合計額について、その上限を「家賃の1カ月分(共益費・管理費などは含まない)+消費税」と定められている。(SUUMO住宅用語辞典より)

つまり入居者が払うべき仲介手数料は,家賃の0.5か月分である.
 僕が実際にもらった初期費用の仲介手数料は,家賃の1か月分盛られていました.「安くさせていただきます!」といってお得感を出して0.5か月分に引き下げてくれた業者もいました.

・火災保険:ぼったくり保険会社を指定される場合があるが,保険会社は自由に選べる権利がある.

交渉可能な初期費用の項目

賃料・共益費:家賃引き下げの交渉に応じてくれたら入居しますと提示するとオーナー(大家さん)が引き下げてくれる可能性がある.仲介業者に無理といわれたら,その社員はオーナーに連絡してくれない悪い奴だ.危険だチェンジしよう.
敷金・礼金:上記の賃料と同様.
ハウスクリーニング:内見時に綺麗であるなら不要.

連絡する際は,メールがおすすめ

 仲介業者は,よく電話で営業を行ってくる.申し込みをすると本当によくかかってくるので注意したい.メールなら文面に記録されるため,下手なことが言えない状態に持っていける.

 ちなみに私の友達は,登録していない電話番号から電話がかかってこないという無双状態であった.

まとめ

 以上,無知であったら交渉もできずに,言われるがまま高い初期費用を支払うことになる.営業の方々は本当に口がうまいのでお得感を出す天才だ.「ここをチャンスを逃すともったいない」と思ってしまうのだ.実際に交渉する場合は,人が相手なので,不快な思いをさせないように注意する必要がある.その点を気を付けて今後の糧にしていきたい.


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じゃ,また.

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