僕の宇宙観

お昼頃に、13年ぶりの宇宙飛行士候補者募集の募集要項が発表された。とりあえず応募資格は満たせているので、応募しようと思う。満たせていなくても応募したと思う。

この報せを目にしてから、自分の宇宙への想いに耽けてしまった。そのせいで午後の仕事には全然身が入らなかった。

3年前のメモに、自分の宇宙観を綴ってみた箇所があった。それをnoteにしておこうとふと思った。詩的だし、とても気味の悪いものかもしれないけれど、自分の世界観というか宇宙観を世の中に綴っておきたくなったのが今夜だった。

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人の生きながらの愛は差別でしかない
人が最も愛を正しく表現するのは死んだとき

草、虫、木、山、川、海、地球、太陽、銀河、宇宙、これらに愛を感じる
これらには差別が無く、必要とし合い
死にゆくままに、生きゆくままに
愛し合っている
人が持ち得ない完全な美しさを感じる
人が持つ醜さは微塵も無いように思う

人は宇宙に愛されているだろうか

人だから人の醜さや人の愛がよく観える
動物にも意思があると感じるように
植物や星たちにも伝え合っている心があるのだろう

人の智性はそれらを観測し認識するためにあるのではないだろうか

宇宙の始まりのエネルギーは恒星の中心で紡がれて
私たちの身体に綴られている

そのエネルギーは
私たちに素粒子の動きから宇宙の大規模構造まで考える想像力となり
感動と共に燃える

そのエネルギーは
地球に留まらず未知の惑星の生態系を思いやるために、
隣りにいる大切な人を思いやるために
愛として燃える

20種類のアミノ酸、37兆個の細胞、塩基配列によって綴られる遺伝子、高度な演算を可能にした脳
人間の身体には
想像して創造するための
観測して思いやるための
感動して熱狂するための
宇宙の始まりから紡がれたエネルギーが詰まっている

このエネルギーはきっと
有性生殖のパラドクスを解決している
このエネルギーはきっと
人とあらゆる他種族との壁を超刻し得る

ごはんを口いっぱいに頬張った時
さざ波に耳を澄ませた時
草木に囲まれて深呼吸した時
遠くの星の光を観た時
人と言葉を交わした時

僕らの愛は始まっている

猫が人に会い近寄ろうとする時
季節が巡り新しい種が実る時
風と月に導かれて海が有機物をかき混ぜる時
太陽の光で草木が光合成をする時
星が新しい元素をつくる時
宇宙で心が通う時

宇宙は愛で満ちている


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今読み返すと、かなり言葉に違和感があるし、初めて読んだ人には伝わりそうにないと感じるけれど、とりあえず記しておくことにした。

今の言葉で、もう少し伝わりやすい文にしようと思う。

つづく

サポートしてくれている方々、ありがとうございます。 余裕がなかったり、落ち込んでいる時でも人に支えられて生きていることを忘れませんように。支え合い続けられますように。