知らない世界を知ろうとする人でありたい。
木曜4限「メディアと現代文化」の授業。
リアルタイムzoom受講を意識半分で聞いてたら
聞き捨てならない先生の言葉が耳に入ってきた。
「音楽が本当に好きな人は、アイドルは音楽じゃないとか言う人もいますけどね〜」
みたいなニュアンスのことだったと思う。
…なにソレ。
なんだか、もやもやした気持ちが侵食してくる…
この気持ち、前にも感じた記憶がある。
そう、あれは大学一回生の夏の頃…
*-*-*-*-*
私は旅サークルの夏合宿で、同級生の女の子と
隣でバスに揺られていた。
その頃私は、邦ロックが好きだった。
邦ロック沼に私を導いてくれたのは
KANA-BOONと[Alexandros]で、
フェスに行ったり、あとはキュウソネコカミも
好きで、一人でライブにも行ったりしていた。
そんな私はジャニーズWESTも好きで、
隣の女の子に「アイドルとかは好きな人いないの〜?」と聞いた。
するとその子は、
「アイドルはあんまり好きじゃないんだよね〜
やっぱりバンドの心から歌っているところが好き!」と言ったのだった。
私は、「そうなんだ〜やっぱり、ライブとかの
心込めて歌ってる感じめちゃくちゃいいよね〜」
と返したながら、そんな風に思ってるんだ、
とモヤモヤしたことを覚えている。
人それぞれ、さまざまな考えがあるし、
合ってる、間違ってるの話ではないと思う。
私も、バンドのなりふり構わず魂で歌ってくれる
ところが好きだ。
だけど、アイドルは音楽でないという人は
彼らが
自分の声でどんな風に楽曲の世界観を表現するか
悩んでいることや、
曲によって歌い方を変えていること、
全身や表情で表現をしていること、
ファンが求めているものに応えようと
努力していることを知らないんだろうな。
このアイドルならではの良いところは、
私がアイドルが好きで知ることができたから
気づけたところ。
知っているからこそ、その分世界が拡がることも
輝いてみえるものも、やっぱりその分あるだろう
なと思うのだ。
今日は#p81danceのft. Choreographersバージョンが3本も公開されていて、1日がかりのミーティングから帰宅して見た。
私はTravis Japanを好きになって、+81をみて、
ダンスを見て癒されたり、幸せになることを知ったんだ。
だからこそ、私は知らない世界のことに対して
知らないままで決めつけず、知ろうとする人でありたい。
きっとこれからも、世界が拡がり、輝く機会が
たくさん待っているんだろうな。
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