窪んだ畳

失禁を繰り返したことで、畳はひどく傷んでいました。黒ずんで窪んだ畳。

私が小学生の頃ですかね。
初めは、布団から起きて移動し、いつも同じ畳の上で用を足していました。この時点では、失禁ではないのかもしれませんね。(…いや、失禁か?目がイってたしまるで屍人みたいで怖かった記憶があります。)

 夜中私が起きてきて、お茶飲もうとして歩いていると尿トラップに引っかかったことがあります。大変不快でしたね。水たまりに足浸かる時点で気悪いのに、しかも小便。
他の家族が踏まないように、尿トラップに気付いたらバスタオルかけるなりするのが家族のマナーでした。その処理をするのも不快。翌朝しっとりした畳の上を歩いてしまった時も不快。

 そのうちそのまま“おねしょ”するようになりました。著しく筋力の低下・知能の低下が見られました。畳は3センチほど窪むので、常にタオルなどで穴の高さを調節しているようでした。



 私が小学生〜中学生だった時期。
ペットボトルワインを毎日1本近く飲んでいるのを強く止めることは出来ませんでした。何度言っても強い口調の反発で返ってくるからです。後始末ある時の不快さや、それよりも純粋に心配から飲酒を止めさせるよう努めていました。使命感もありました。診断はされていないが、アルコールに依存しているのは普段の生活から分かっていましたので、重度のものにならないように早めに手を打たないと…と。
 金銭面、精神面での不安や愛着障害のようなものがあったのかもしれません。その影響でお酒無しでは眠れなくなったのでしょう。

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