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フィンランド語であそぼ「たき火」

たき火はフィンランド語でKokko

noteのわたしの名前にもなっているKokko(コッコ)はフィンランドではたき火を意味します。
コッコというと可愛く聞こえるのですが、まぁまぁデカいたき火のことです。

noteの名前をつける時

もともとわたしのnoteは別の名前でやっていたのですが、たまたまドイツ語だったので、英語とかならまだしもドイツ語名でフィンランドネタも謎だなぁと、なんか覚えやすいフィンランド語で名前を考えようと思った時、ユハンヌスで見た温かいたき火の情景と、このkokkoという単語が浮かんできて名前に即決したのでした。

あちこちでKokkoをするJuhannus

Juhannus(ユハンヌス)は毎年6月にあるフィンランドの夏至のお祭りです。
この日、フィンランドの人たちは家族で、地域で、悪霊や不幸が身につかないようにと祈りを込めて、おおきなたき火をします。
2024年の6月のユハンヌスにわたしはロヴァニエミにいて、地域のたき火に参加しました。

後で地図を見て知ったのですが、このたき火の場所はArcitic circle(アーキティックサークル : 北極圏)の境界線上にあるらしく少し特別なたき火に参加できて嬉しいです。

北極圏の境界線の真上にいました(後で気づいた)

ロヴァニエミのKokko

ケミ川のほとり、Jätkänkynttilä(ヤッカンキンティラ)橋を背景にした公園で。

松明をモチーフに建てられたヤッカンキンティラ橋が見える

20時ちょうど、地域の子どもたちが川辺に組まれた木に火をつけると一気に周囲が暖かくなり、あたりに集まっていた人たちの表情に優しい笑顔が灯ります。

周囲を照らす大きな炎

しばらくすると遠巻きに見ていた人たちが、何人か火の周りにも集まって来て、大人も子どもも、コッコ、コッコと言い、たき火の炎で笑顔を紅く染め語らっていました。
この情景がとても美しく優しくて、私の心に響きました。

おそるおそる火に近づく子供たち

私はフィンランド語はよくわからないのですがこの「コッコ」と言う言葉を、この時、たくさんの人が使いながら楽しそうにお喋りしていたのが印象的で、私には、ただのたき火以上の意味のある言葉になりました。

暖かい空気に包まれて私も笑顔(見せないけど)

そんなわけでわたしの名前はkokko(コッコ)です。
どうぞ、よろしくおねがいします!

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