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【世界史1】人類の出現

現在ムンディ先生のYouTubeで世界史を勉強しており、筆者の汚いメモとAIを使って世界史をまとめていこうと思います。

※このページには、人間の執筆とAI生成の要素が含まれています

Historia Mundi『人類の出現』筆者メモ

化石人類

化石人類とは地質時代の第四紀洪積世に生存し、現在は化石として発見される人類である。人類の進化を考察していくうえで重要な化石資料となる。

化石人類は猿人(アウストラロピテクス類)、原人(ホモ‐エレクトゥス)、旧人(ネアンデルタール人類)、新人(化石現世人類)に大別される。

化石人類の一覧には次のようなものがある。

  • アウストラロピテクス・アファレンシス

  • ホモ・ハビリス

  • サヘラントロプス

  • ケネウィック人

  • 明石人

  • 北京原人

  • パラントロプス

  • ホモ・アンテセッサー

人類の出現は約700万年前とされ、人類が近縁現生種であるチンパンジーおよびボノボの系統から分岐し、直立二足歩行を始めたのはこの頃であったと考えられている。


猿人

猿人とは、サルとヒトとの中間的な人類を指す。化石人類の中で最初に現れたと考えられている人類で、約700万年前にアフリカで進化したと考えられている。

猿人は約500万年前から約100万年前に生きていた化石人類の一種で、顔つきや体の形は現在の類人猿、特にチンパンジーに似ている。

猿人は石と石をぶつけて簡単な道具を作ってり、彼らが使っていた打製石器を特に礫石器という。猿人は脳がそれほど大きくなく、道具を加工できるような知恵がまだなかった。

猿人は立って歩き、手を使い道具を使うようになった。


原人

原人は約180万年前にアフリカで出現した化石人類である。ホモ属に属する化石人類の一群を指す俗称で、学術的にはホモ・エレクトゥスと呼ばれる。

原人は類人類に比べて知力が著しく発達し、環境適応能力が大幅に改良された。アフリカからアジア・ヨーロッパに広く分布し、身長や四肢の長さなど体型は現代人と同様だったが、骨質が厚いなど現代人よりはるかに頑丈な体を持っていたと考えられている。

原人の特徴としては、庇(ひさし)のように突き出た眼窩(がんか)上隆起、上下に低い頭蓋冠(とうがいかん)などが挙げられる。

原人の代表的な遺跡としては、火と原始的な石器を使い、野生の動植物を採取して食料とし、集団で生活していたと思われるものがある。

原人の代表的な例としては、ホモ=ハビリス、ジャワ原人、北京原人などが挙げられる。特に北京原人は火を使用していたことで知られている。


旧人

旧人はネアンデルタール人やデニソワ人など、現在は絶滅してしまった人類集団を指す。

旧人は原人(ホモ=エレクトゥス)に続く化石人類で、ホモ属に属している。ネアンデルタール人は代表的な例で、学名はホモ=ネアンデルターレンシスである。

旧人は約20万年前から約3万年前に生きており、身体の特徴は現代人に近い。脳頭骨は原人より大きく、現代人とほぼ同じかやや大きめだが、全体的に平たい形状をしている。下顎に頤(おとがい)はない。

旧人は第三間氷期から第四氷期前半にかけて生存していた。洞穴に住み、一部では埋葬の習慣があった。死んだ仲間を土に埋め、近くに花を添えることもあった。この事実から、ネアンデルタール人は死後の世界に思いをめぐらせたのではないかと考えられている。


新人

新人は、現存する人類(ホモ・サピエンス)とその系統の祖先集団を指す。別称としてホモ・サピエンスや現生人類とも呼ばれる。

新人は約30万年前にアフリカで発生し、10万年前までには西アジア(中近東)や南東ヨーロッパ(ギリシャ)に拡散した。

新人は、猿人、原人、旧人とは形態などが異なり、化石現生人類のクロマニョン人、シャンスラード人、グリマルディ人などがある。

現生人類は現代人とその直接の祖先をも含む化石人類に対して用いる名称で、現在地球上に広く分布する人類と生物学上同種の人類を意味する。


先史時代

先史時代は、人類が文字を獲得する以前の時代を指す。人類史の約99%を占めており、紀元前3千年以前を指す。

先史時代は文字による記録が残されていないため、遺跡や遺物などを手がかりに考古学や人類学、民俗学、社会学などで研究される。

先史時代は歴史時代(紀元前3千年から現代までのおよそ5千年)と区分される。世界史の始まりは古代ギリシャのヘロドトスが紀元前5世紀に著した『ヒストリア』に記録されている時代からと考えられている。


前期旧石器時代

前期旧石器時代は旧石器時代の最も早い時代区分で、約250万年前から30万年までの時代を指す。この時代はヒト属が石器を用いた最初の証拠が考古資料に現れる時代である。

旧石器時代は前期、中期、後期の三期に大別されている。世界史における前旧石器時代は20万年前より以前の時代で、猿人や原人が礫器やハンドアックスを用いた時代である。

旧石器時代の石器は削器(さくき)・掻器(そうき)・彫器(ちょうき)・尖頭器(せんとうき)・石斧(せきふ)など、おもに形状から多種に分類されている。木の伐採、槍の穂先、皮の剥ぎ取り、ものを切ったり削ったりと様々な用途に用いられた。


中期旧石器時代

中期旧石器時代は、人類の誕生から30万年前から3~4万年前までを指す。この時代は旧人が尖頭器やスクレイパーを発達させた時代である。

中期旧石器時代の石器群は、ユーラシア大陸に分布する石器群との類似性が指摘されている。また中期旧石器時代の人類の前史で初めて火の使用が広まり、25万年前には人類は食糧を調理し始めた。

中期旧石器時代の他の出来事としては、以下のようなものがある。

  • ネアンデルタール人が広がった

  • 埋葬が開始された(宗教の起源)

  • 剥片石器の使用

  • 骨角器の製作

  • 漁労弓矢の発明

  • 洞窟絵画


後期旧石器時代

後期旧石器時代は旧石器時代の3番目で最後の区分で、5万年前から1万年前に遡る。

後期旧石器時代は、新人の石器をつくる技術が進歩した時代である。石刃技法が広く発達し、各種の石器が作られた。また低温でも強さが変わらない骨や角が用いられはじめ、槍・銛・釣針・針などの細かく鋭い骨角器が作られた。

後期旧石器時代には、ヨーロッパに分布したクロマニョン人という人類が存在した。クロマニョン人は現代人と同じホモ・サピエンス(Homo sapiens)に属し、コーカソイドに入ると考えられている。

旧石器時代は定住せずに、テントのような軽易な住居によって食料となる獲物や木の実等を求めてたえず移動を行いながら生活をしていた時代である。当時は氷河期という寒冷な気候であり、また火山活動も活発で頻繁に火山灰が降り注ぐ非常に厳しい環境下での暮らしでもあった。


中石器時代

中石器時代(ちゅうせっきじだい)は旧石器時代と新石器時代の中間の期間にあたる時代であり、亜旧石器時代とも呼ばれる。

中石器時代は前1万年頃から前4000年頃までで、氷河期が終わって(完新世)気候が温暖になった。人類は低地(林間の空き地や海岸)へ移動し、社会の形態は狩猟採集社会だった。

この時代には細石器や骨角器が進歩し、土器や磨製石器の製作が始まった。北欧では中石器時代後半期に土器が出現し、狩猟・漁労・採集で獲得した食料を貯蔵し、煮沸して調理することが可能になった。

中石器時代の遺跡は極めてまれであり、ほぼ貝塚に限られている。ほとんどの地域の中石器時代は、小型複合燧石(細石器と細刻器)によって特徴付けられる。漁労具、石製手斧、カヌーや弓矢のような木製品が、いくつかの遺跡で見つかっている。


新石器時代

新石器時代は主に完新世にあたる時代で、人類が磨製石器(石を磨いて使う)や土器を使用するようになった時代である。

新石器時代はイギリスの考古学者J. ラボックによって設定された時代名で、約紀元前7000年頃に始まった。気候が温暖となり、農耕や家畜飼育が行われ、人類は定住・集団生活に移った。

新石器時代の特徴は次のとおり。

  • 磨製石器や土器を使用するようになった

  • 農耕や牧畜が発展し、定住生活が始まった

  • 人々は石器や土器を使ってより効率的な生活を送るようになり、社会の発展が進んだ

  • 気候が温暖となり、農耕、家畜飼育が行われた

  • 人類は定住・集団生活に移り、ムラ国家を経て氏族国家を形成するようになった

新石器時代は人口の増加をもたらし、階級・国家を形成させ、文明の段階を生み出すという大きな変化をもたらした。そこで「農業革命」とか「新石器革命」(20世紀のイギリスの考古学者チャイルド)という言い方もされる。


おわりに

AIは便利だなぁと思う一方で、ムンディ先生が黒板に書く文章や絵を板書する事で脳みそにしっかりインプットされる感覚も凄く大事だよなぁと思います。てなわけでアナログとデジタルを駆使して世界史を頑張ろうと思います。

−おわり−


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