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我が家のカフェオレボウル達

グリーンゲート、アピルコ、ビアードパパの景品(これは養子にもらわれて
いきました)……我が家のカフェオレボウル達は皆、カフェオレボウルとは
名ばかりのぞんざいな扱いを受けています。

あるものは、つけ麺の麺を放り込まれ。
あるものは、味噌汁(水多め)をよそわれ。
あるものは、ルーロー飯を盛り付けるのに使われ。
あるものは、お粥を盛り付けられ、
あるものは、抹茶碗の代わりに抹茶をたてられ。
あるものは、レモン白湯を飲むのに使われ。
あるものは、短くなった桐花の受け入れ先にされた。

……改めて列挙してみると、これはひどい。
飲み物を飲むために使用されたものはともかく、
ルーロー飯やつけ麺とは……。
お澄まししてカフェオレなどというオシャレな飲み物が入るはずの器は、
その名とはかけ離れた使用方法に甘んじてるのである。
これでは、「カフェオレボウル」の名折れではないか。
なんとかして、その名に恥じぬ使用方法はないだろうか……
と、ない知恵をしぼって考えてみた。

思いついたのはマサラチャイを飲むときにマグカップで飲んでいたのを、
カフェオレボウルに変えてみるということ。
気分が落ち込んだり、疲れ切ったとき、ミルクとスパイスで煮込んだ
マサラチャイをたっぷりとカフェオレボウルへと注ぎ、ゆっくりと飲む。
ほっと一息、生き返る。
「さあ、ちょっと頑張ろうかな」と思う。
食欲がない時に、とりあえずマサラチャイをカフェオレボウルに注ぎ、
「私はこれで十分……」などとランチを珈琲で済ませるような
ハードボイルドを気取ってみるのも一興。
……と、ここまで書いてきて気が付きましたが、結局のところ
我が家のカフェオレボウルに入っているのはどこまで言っても
カフェオレではないのです。
合掌。

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