【2023年版】日本のSDGs進捗状況
みなさんこんにちは。PILOT SDGsチームのじゅんじゅんです◎
SDGs達成に向けて様々な取組が行われていますが、2030年までに達成されると予測されているSDGsは一つもないといわれています。
中間年である2023年、SDGsの進捗状況はどうなっているのでしょうか。
そして、日本のSDGs進捗状況についても非常に気になりますよね。
それでは、早速SDGsの進捗状況をみていきましょう!
SDGs達成度ランキング1位は、3年連続でフィンランド
SDGs達成度ランキングですが、フィンランドが3年連続で1位となっています。また、スコアは86.76です。(昨年のスコアは86.5)
なお、ランキングの18位までがヨーロッパ諸国となっており、1位〜3位は、2022年と同様にフィンランド、スウェーデン、デンマークの北欧となっています。
日本は166カ国中21位、スコアは79.4
一方の日本はというと、昨年の19位から21位に順位を落としました。また、スコアについても3年連続で減少し、79.4という結果となりました。
残っている大きな課題は5つ
SDGsランキングの順位が落ちたものの、大きな課題が残っている目標は、2022年の6つから5つに減りました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がSDGsの達成に与えた影響
日本に限らずSDGsの達成に大きな遅れが生じました。その要因の一つに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が挙げられます。
ロックダウンや外出規制による経済の停滞や失業率の上昇で、多くの人々が貧困状態に陥り、貧困削減を目指す目標1「貧困をなくそう」や、目標8で掲げられた「働きがいも経済成長も」に影響を与えました。
また、医療機関では「病床逼迫」や「医療崩壊」が発生するなど、医療システムの脆弱性が露呈し、健康と福祉の普及を目指す目標3「全ての人に健康と福祉を」はその影響を大きく受けました。
さらに、学校の閉鎖も目標4「質の高い教育をみんなに」に影響を与えました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、いい影響も与えた
しかし、COVID-19が与えた影響は悪いものばかりではありません。
在宅ワークやリモートワークなどの新しい働き方が促進されたり、オンライン授業やオンライン受診が開始されたりと、デジタル技術の活用が進みました。
まとめ
SDGsの進捗状況は、フィンランドを含む北欧諸国は、引き続き高いスコアを維持し、一定の進展が見られる一方で、日本を含む多くの国が課題に直面しています。
貧困への取り組みやジェンダー平等、気候変動対策などの重要な目標に対する取り組みは依然として必要です。
しかし、COVID-19の影響があったものの、デジタル技術の活用や持続可能なエネルギーへの転換、新しい働き方の模索など、新たな取り組みが広がりつつあります。
2030年まで残りわずか。課題の解決にはより一層の国際協力と効果的な政策の実施が求められます。
2022年の進捗状況についての記事を公開していますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
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