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性教育は何故、必要なのか?

こんにちは。ピローです。

このブログでは、性教育や人権をテーマに様々な視点で発信しています。

突然ですが、あなたは小学校や中学校の時、どのような性教育を受けましたか?

よく聞くのは、小学校3・4年生位の時に女子だけが集められて、性教育の授業があり、男子は外で遊んでいたということをよく聞きます。私も小学校4年生の時、女子だけが集められて、何をしているのだろうかと思い、性のことは触れてはいけないのかと初めて感じた瞬間でした。

このようなことからも、日本の性教育というと、タブー感が強すぎて、本当に必要なことを伝えることが出来ていないように感じます。今回は、日本の現状をお話しながら、性教育の必要性についてお話ししていきます。

①中学校の学習指導要領における歯止め規定

中学校・保健体育の学習指導要領では、精子と卵子の出会いや性感染症については取り扱うが、性行為については触れないと定められています。

だが、性行為を教えなければ、性感染症の症状や 予防について教えても繋がりを持って教えることができませんし、避妊についても触れる ことができません。中学生でも約 3~5%が性体験をしていると考えるとこれでは少し遅いのではないでしょうか?

②性教育は寝た子を起こさない!

性教育を行うことによって、 寝た子を起こすといいますが、性教育を行うことによって、性行動は慎重になり、寝た子を起こさないことが、多くの研究から明らかになっています。

その例として、秋田県では、2000 年度から産婦人科医や助産師が性教育講座を県内の高校・中学校で行われています。

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それによって、秋田県の10 代の人工妊娠中絶率が全国平均を大きく上回っていたところから、2011年度には、その 1/3 にまで中絶率が減少し、全国平均を下回るようになりました。

ー引用文献ー

③世界の性教育は?

世界と日本では、性教育に大きな格差があることです。

ユネスコが 2019 年に 国際的な性教育の指針として作成した国際セクシャリティ教育ガイダンスでは、性への興味を持ち始める思春期に入る前の 5 歳~8 歳で精子と卵子が出会い、妊娠する(生物学的に教える・性交についても学ぶ)ということを学習するとされています。

日本では、小学校3・4年生で精子と卵子が出会って受精することを学ぶことから考えても世界の性教育から大きな格差があります。

ここまで、日本の性教育の現状と必要性についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか?今回は、日本の性教育の現状がメインになってしまいましたが、性教育の効果についてはまたお話しします。日本がもっと具体的で、本当に必要な性教育をみんな受けられるような社会になってほしいと思います。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。それでは、次回のブログでお会いしましょう。さようなら!

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