20241130漢方薬にも副作用があるん❓
お知らせです☆彡
私ピリナ愛と
ハートヒアウェルネス代表
Triton実穂さんと2人で
12/1(日)10:30~17:00
ふらっとマルシェ@銀座
会場:紙パルプ会館
出展させていただきます🙇♀️
「Aloha(アロハ)🤙」
ハイクオリティヒーラー:ピリナ愛です。
昨日の投稿を読んでいただいた
みなさま
ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします!
今日はじめて私の投稿を読んでくださる
みなさま
よろしくお願いいたします!
みなさまは
漢方薬にどのような
イメージをお持ちですか?
普段から
漢方薬を摂取していますか?
男女や年齢で
漢方薬ってどう違うのか
気になったので
調べてみました( ´艸`)
【年代別】おすすめの「漢方薬」の選び方!
効き目・服用時の注意点も医師が解説!
漢方薬はドラッグストアでも
購入することができ、
今では広く普及しています。
しかし、使用にあたって、
「年齢制限はないの?」
「子どもでも大丈夫?」などの
疑問を抱えている人も
多いのではないでしょうか。
今回は、各年代におすすめの
漢方薬について、
「東西医学ビルクリニック」の
齋藤先生に解説していただきました。
編集部:
漢方薬に
年齢制限はあるのでしょうか?
齋藤先生:
いいえ、基本的に年齢制限はありません。
なかには子どもに適した
漢方薬もあり、多く処方されています。
ただし、漢方薬のみならず、
一般の市販薬も含めて
「生後3カ月未満の乳児には使用しない」と
いうのが一般的な考え方です。
編集部:
なぜ、生後3カ月未満の乳児には
使用できないのですか?
齋藤先生:
その時期の赤ちゃんは
体が未発達であり、
薬剤の服用には適さないためです。
編集部:
子どもでも、大人と
同じ分量を服用していいのですか?
齋藤先生:
明確な規定はありませんが、
一般には下記のとおりとされています。
2歳未満:成人用量の1/4以下
2歳以上4歳未満:成人用量の1/3
4歳以上7歳未満:成人用量の1/2
7歳以上15歳未満:成人用量の2/3
そのほか、体重や体格に
準じた処方量を増減する方法もあります。
編集部:
漢方薬を飲んでは
いけない人はいるのですか?
齋藤先生:
基本的に、漢方薬を飲んでは
いけない人はいませんが、
漢方薬の種類によっては
飲んではいけない人もいます。
例えば、
B型慢性肝炎やC型慢性肝炎の
治療薬として用いられる
「インターフェロン」と
「小柴胡湯(しょうさいことう)」の
飲み合わせは、
間質性肺炎のリスクがあるので
禁忌とされています。
編集部:
ほかにも、漢方薬を服用するとき
注意しなければならない人はいますか?
齋藤先生:
妊娠中の場合には
胎児への影響も考え、
産婦人科の医師に
相談することをおすすめします。
編集部:
年代別におすすめの漢方薬は
異なるのでしょうか?
齋藤先生:
年齢と漢方の関係については、
女性を例にして考えると
わかりやすいかもしれません。
例えば、女性に多く用いられる
漢方薬には
「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」
「加味逍遙散(かみしょうようさん)」
「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」
などがあります。
女性の場合、
年代によって出現する症状や
トラブルは大きく異なります。
それらを考慮しながら、
どの漢方薬を使用するかを決定します。
編集部:
具体的には、
どのように決めるのですか?
齋藤先生:
思春期
(初潮がきてから月経が
安定するまでの期間)
には、女性ホルモンの分泌が
始まる関係で、
体に大きな変化が起こり始めます。
そのため、
心身のバランスが乱れやすく、
月経痛や月経不順、
PMS(月経前症候群)に
悩まされることもあります。
その場合には、
月経のバランスを
整えることを目的に、
漢方薬を使用します。
編集部:
その後は?
齋藤先生:
思春期が終わると
成熟期に入ります。
20歳前後から30代前半が
成熟期の前半にあたり、
妊娠や出産に
最も適した時期に入ります。
その後、40歳前後になると
成熟期の後半に入り、
女性ホルモンの一種エストロゲンの
分泌が少しずつ減少してきます。
また、仕事や家事などでも
多忙な時期になります。
このように、
成熟期は色々な変化が
激しい時期なので、
自律神経を整えたり、
女性ホルモンの働きを
サポートしたりする漢方薬を
使用するといいかもしれません。
編集部:
女性の一生のなかで、
変化が激しい時期ですね。
齋藤先生:
はい、成熟期には不妊治療で
漢方薬を使用する人もいます。
ただし、不妊治療と一口にいっても
原因は人それぞれなので、
例えば、冷えがある人には
お腹を温め妊娠しやすい体づくりを
サポートすることもあります。
編集部:
成熟期の後は?
齋藤先生:
閉経が起きる前後5年間を
更年期と言い、この時期は
卵巣の働きが衰えたり、
エストロゲンの分泌量が
さらに減少したりして、
ホットフラッシュやのぼせ、
ほてり、イライラ、うつ症状などの
更年期障害に
悩まされる人も出てきます。
その場合、更年期障害の症状を
落ち着かせたり、
女性ホルモンのバランスを
整えたりすることを目的に
漢方薬を使用します。
編集部:
その後はいかがでしょうか?
齋藤先生:
更年期が過ぎると、老年期に入ります。
この時期には
高血圧や脂質異常症、
糖尿病などの
生活習慣病の
発症リスクが高まったり、
視力や聴力などが低下したりして、
体の老化が進みます。
このような加齢による変化を
緩やかにして、心身ともに
健康であることをサポートするために、
漢方薬を服用することもあります。
編集部:
老化に効く漢方薬もあるのですね。
齋藤先生:
はい。
東洋医学の考えでは、
老化の状態を
「腎虚(じんきょ)」と言います。
腎は体の成長や発達に関わる
機能を司っており、
その機能が低下することで
老化が起きると考えられています。
その際、腎機能を
サポートするための補腎剤として
「八味地黄丸(はちみじおうがん)」を
用いることもあります。
編集部:
漢方薬を服用する時の注意点
漢方薬を服用するときには、
どのようなことに
気をつける必要がありますか?
齋藤先生:
最近ではドラッグストアなどでも
購入できますが、
同じ症状でも一人ひとりによって
適した漢方薬は異なります。
なぜなら、漢方薬を処方するには、
その人の「証」を見立て、
心身の全身状態を正しく
判断しなければならないからです。
漢方薬を使用する際には、
必ず医師の診察を受けましょう。
編集部:
漢方薬は飲み続けてもいいのですか?
齋藤先生:
「西洋医学の薬と違って、
漢方薬には副作用がない」という
イメージを持っている人も
多いかもしれません。
しかし、
漢方薬にも副作用はありますし、
継続して服用すると
体に害をもたらすものもあります。
そのため、
医師の指示に従うようにしましょう。
編集部:
そのほか、
気をつけることはありますか?
齋藤先生:
同じ症状でも、
服用する時期や年代によって
体質が変わるので
「以前はこの漢方薬が効いたのに、
効果が感じられなくなった」と
いうこともあると思います。
漢方薬は長く飲み続けることで
効果が出てくることも多いのですが、
その漢方薬が体にあっているかどうか、
正しく効果判定する必要があります。
特に慢性化している疾患の
治療のために漢方薬を使用する場合は、
初めて処方をした後
2週間くらい経ったら、
症状や全身状態などを医師に
確認してもらうことをおすすめします。
編集部:
最後に、読者へのメッセージを
お願いします。
齋藤先生:
漢方薬は体調不良や
不定愁訴など、
一般的な西洋医学の薬では
なかなか治療効果が
得られない症状に対して、
効果を期待することができます。
また、漢方薬は比較的価格も安く、
経済的です。
漢方薬で体の土台を作りながら、
必要に応じて
西洋医学を取り入れることもできるので、
興味があれば漢方薬に詳しい
医師に相談してみてくださいね。
編集部まとめ
漢方薬は長く飲まなければ
効き目がないと思っている人も
多いかもしれませんが、
なかには服用してすぐに
効果が感じられるものもあります。
ただし、ドラッグストアなどで
市販されている漢方薬は、
濃度が薄いことも多いとのことでした。
もし興味があれば、
医師に相談することをおすすめします。
漢方にも副作用があるの?
注意すべき飲み合わせや
自分に合った漢方薬の選び方を解説
天然の成分から作られるため、
「漢方薬には副作用がない」と
考えている人も
いるのではないでしょうか?
しかし実は、
なかには副作用を
持つものもあるのです。
飲み合わせの注意点や
漢方薬の選び方などについて、
あゆみ野クリニックの
岩崎先生に教えてもらいました。
編集部:
漢方には副作用があるのか?
漢方は安全で体にやさしいという
イメージがありますが、
副作用があるのですか?
岩崎先生:
はい。漢方薬は西洋医学の薬と違って
副作用がないというイメージを
持っている人も多いと思いますが、
実際には、
漢方薬にも副作用があります。
編集部:
漢方にも副作用があるのですね。
岩崎先生:
はい。植物の葉、茎、根などや
鉱物、動物の一部などのうち、
薬効作用があるものを
生薬といいますが、
漢方はこの生薬を単体で、
あるいは組み合わせることで
構成されています。
この生薬はさまざまな
薬理学的作用を持っており、
それが副作用として出現する
場合があります。
編集部:
生薬には
薬理学的作用がある一方で、
副作用を
示すこともあるのですね。
岩崎先生:
そのほか漢方を処方する際には
「証」といって、
その人の体質や体力、
症状などを総合的に示すものを
正しく見極めることが必要です。
この証の見立てに誤りがあると、
その人に適さない
漢方を処方することになり、
害が生じるリスクがあります。
この場合は見立てが
誤っているので副作用とはいえませんが、
薬の服用により健康を害する
リスクがあることは
覚えておいてほしいと思います。
編集部:
漢方ではどのような
副作用が起きるのですか?
岩崎先生:
たとえば有名なものに
「小柴胡湯(しょうさいことう)」
という漢方があり、
これによる肺障害(間質性肺炎)が
相次いで報告されたことがあります。
なぜこうしたことが起きるのかというと、
小柴胡湯には
「黄芩(おうごん)」という
生薬が含まれているため。
黄芩は単独でも間質性肺炎を
起こす危険性がありますが、
以前慢性ウイルス性肝炎の治療に
用いられたインターフェロンと
併用することにより、
そのリスクが高まるとされています。
ただし、黄芩はほかにもいろいろな
漢方処方に含まれており、
小柴胡湯に限らず黄芩を含む処方は
間質性肺炎を起こす可能性があります。
編集部:
ほかにはどのような副作用がありますか?
岩崎先生:
それから、漢方エキス製剤の
7割に処方されている
「甘草(かんぞう)」にも注意が必要です。
甘草を長期で服用する、
あるいは過量に服用すると、
偽アルドステロン症という症状を起こし、
それに伴って高血圧、浮腫、
不整脈などが
引き起こされることがあります。
また、利尿薬の一種である
ループ利尿薬と併用することで
心不全が増悪するとされており、
実際、死に至った症例もあるので
注意が必要です。
編集部:
「漢方だから安心」と
いうわけではないのですね。
岩崎先生:
そのほかにも「附子(ぶし)」は
トリカブトの根であり、
毒性成分をわずかに残すことから、
口周辺のしびれや不整脈、
血圧低下、呼吸障害などを
引き起こすことがあります。
また「麻黄(まおう)」を
過剰に摂取すると高血圧、幻覚、
排尿障害などが起きることもあります。
それから、「大黄(だいおう)」や
「芒硝(ぼうしょう)」は
強力な下剤であることから、
過剰に摂取すると下痢による
脱水などを起こす
可能性があるので注意が必要です。
編集部:
自分の証に合っていない漢方薬を
飲み続けることも、
体に害を及ぼすのですよね?
岩崎先生:
もちろんです。
たとえば漢方薬を服用して
胃腸障害やじんましん、むくみ、
倦怠感などが出現し、
1週間以上症状が消えない場合には、
その漢方が症状や
体質にあっていない可能性があります。
服用を中止し、医師に
相談することをおすすめします。
安全な漢方薬の使用法
漢方による副作用には
どのようなものがあるのか?
安全に漢方薬を
使用するにはどうしたら
良いのでしょうか?
岩崎先生:
まずは薬の飲み合わせに
気をつけることです。
とくに高齢者の場合、
慢性疾患を複数抱えていることも多く、
薬の相互作用や飲み間違い、
飲み過ぎなどによって
体にトラブルが起きることがあります。
これをポリファーマシーといいます。
日本老年医学会や
日本老年薬学会の発表によると、
高齢者の場合、
処方される薬が6つ以上になると、
副作用を起こす人が
増えるとされています。
そのため飲み薬は
5つ以内に抑えることが必要です。
編集部:
そのほか気をつけることは?
岩崎先生:
漢方だから体にやさしいといって、
規定量を超えて
服用してしまう人も多いのですが、
そうしたことも副作用の
リスクになります。
また、市販薬のなかにも
漢方を含むものがあり、
自己判断で選択すると体質に
合っていないものを選ぶ
可能性もあります。
同じ症状でも体質によって
選択すべき漢方は異なるので、
必ず専門医に
処方してもらうようにしましょう。
編集部:
注意して使わないといけないのですね。
岩崎先生:
それから長く使うことによって
体の負担となり、
トラブルを引き起こす漢方もあります。
たとえば大黄は便秘などに
用いられる漢方ですが、
長く飲み続けると耐性ができて、
効かなくなります。
この時は一時的に酸化マグネシウムなど
別の下剤に数ヶ月変更すると、
また効果が出るようになります。
編集部:
医療機関で漢方を
処方してもらいたいときは、
どうすれば良いのですか?
岩崎先生:
最近では多くの医師が漢方も
処方に取り入れていますが、
より専門的な診察を受けたいなら、
漢方内科や漢方外来を標榜している
医療機関を訪れると良いでしょう。
たとえば、日本東洋医学会が
認定する漢方専門医は
指定の研修を受けており、
厚生労働省からも
「漢方専門医を標榜しても良い」と
認められています。
編集部:
ほかに、漢方に詳しい医師を
見分ける方法はありますか?
岩崎先生:
たとえば漢方薬を処方するとき、
「両手の脈を見る」
「舌を観察する」
「お腹を触る」といったことを
行う医師は、漢方に詳しいと
判断しても良いと思います。
これらは伝統的な
漢方の診察方法であり、
漢方薬を正しく処方するには
必要であるためです。
編集部:
最後に、
読者へのメッセージをお願いします。
岩崎先生:
漢方を服用することで
副作用が生じることもありますが、
気をつけたいのは、
漢方薬による副作用と
漢方についてあまり知識がない医師が
処方することで生じる有害事象とでは、
意味合いが違うということです。
たとえば甘草は
・補中益気
・抗炎症
・鎮痛
・去痰
・鎮咳作用などがあり、
多くの漢方で処方されるだけでなく、
市販の風邪薬などにも
用いられています。
しかしその一方、
甘草を知らない間に
大量摂取することにより
高血圧やむくみなどを
引き起こすことがあり、
この状態を
偽アルドステロン症といいます。
甘草を服用すると
低カリウム血症になりやすいので、
これまでは定期的に
血中カリウムを測定して、
体に害が生じていないか
確認するのが一般的でした。
しかし現在ではそれだけでは不十分で、
甘草を含む漢方を
服用していて血圧が上がってきたら、
カリウムの数値が
正常だろうとすぐに甘草の服用を中止し、
血圧の低下やむくみの改善が
見られるか確認しなければなりません。
ですが、こうした正しい知見を持たず、
旧来の方法で
漢方を処方するケースも見られます。
漢方を処方してもらう際には、
必ず漢方に詳しく
信頼できる医師を選択することが、
何よりも重要です。
編集部まとめ
「漢方薬は安全」
「副作用がない」という
イメージをもち、自己判断で
使用している人も多いと思います。
しかし漢方薬のなかには
危険な副作用を持つものもあり、
使用には十分注意が必要です。
ドラッグストアなどで安易に
購入するのではなく、
必ず漢方に詳しい医師に
見立ててもらうようにしましょう。
年代別にみる女性の不調と漢方
「思春期」の不調と漢方
「思春期」とは、
「初経(初潮)が始まってから
月経が安定するまでの期間」
(日本産婦人科学会)のことで、
具体的には8〜9歳ごろから
17〜18歳ごろまでの時期を指します。
エストロゲン(卵胞ホルモン)の
分泌が始まり、
カラダが丸みをおびてきて、
胸がふくらんだり、
陰毛やわき毛が生えてきたりと、
大人の女性のカラダに
近づいていきます。
初経を迎えるのは10〜14歳ぐらい
(平均12歳6カ月)ですが、
その頃はエストロゲンをつくる
卵巣のはたらきが未熟なため
月経周期や期間は不安定です。
子宮の発育が
未熟なことから月経痛が
起こる場合もありますが、
一般的には、
初経から3年ほど経って
排卵周期が
みられるようになってから
月経痛を
自覚することのほうが多いです。
思春期の不調は、
カラダの発育が未熟なために
起こることが少なくありません。
また、この時期の月経痛は、
月経に対する不安や
緊張など精神的な
要素が関与していたり、
子宮内膜症などの器質的な
疾患がなくても起きたりする
場合があります。
そのため、
治療には体質や症状に応じて
処方される漢方薬が
向いていることがあります。
思春期のカラダの変化
(8〜9歳ごろから17〜18歳ごろ)
まずはチェックリストで
あなたの女子力を確認してみましょう。
皮下脂肪がついてカラダが
丸みをおびてくる
胸がふくらんでくる
陰毛やわき毛が生えてくる
月経が始まる
思春期の代表的な病気・悩み
機能性の月経困難症
(月経痛・月経不順)
ニキビ(にきび)
貧血
アトピー性皮膚炎
子宮内膜症
月経前症候群
性感染症
拒食症や過食症
引きこもり
過敏性腸症候群
過換気症候群
円形脱毛症など
「成熟期」の不調と漢方
思春期が終わり、
更年期に入るまでの間が「成熟期」で、
エストロゲン(卵胞ホルモン)の
分泌が順調になり
月経周期が安定してきます。
成熟期の前半
(20歳前後〜30代前半)は、
カラダが妊娠や出産に
もっとも適した状態になります。
つまり、妊娠や出産による
大きなカラダの変化を経験する
可能性の高い年代ともいえます。
一方で、仕事、家事、育児など
ハードワークになりがちです。
無理がきくのでつい
頑張ってしまいますが、
その結果、
ココロやカラダの調子を
崩すこともあります。
なかでも過度なストレスは
ホルモンバランスの乱れをもたらし、
不妊などの原因になるので要注意です。
成熟期の後半(40代前後)になると
卵巣機能は少しずつ衰えてきて、
エストロゲンの分泌が
少しずつ低下していきます。
成熟期は性活動が盛んなため、
性感染症の
予防やチェックが必要です。
また子宮内膜症や
子宮筋腫などにかかりやすく、
子宮頸がんの発生が
増える年代でもあるので、
定期的な婦人科検診や
子宮頸がん検診を忘れずに
受けておきたいところです。
乳がん検診が勧められるのは
40代以降からですが、
自分で定期的に胸を触って
セルフチェックを
しておくといいでしょう。
妊娠や出産、育児、仕事と
忙しいこの時期ですが、
更年期や老年期の健康を考えると
この時期の
体調管理はとても重要です。
定期的な健康診断を受けるなど
健康維持に務め、不調を
放っておかないようにしましょう。
西洋医学的に異常がない場合でも、
カラダの不調を感じる未病の段階こそ
漢方薬による治療が有効です。
成熟期のカラダの変化
(20歳前後から40代前後)
女性らしい体つきになる
妊娠や出産に適した体に
成熟期の代表的な病気・悩み
冷え症(冷え性)
月経前症候群
月経困難症
疲労
便秘
自律神経失調症
頭痛
不妊症
不育症
つわり
マタニティーブルー
妊娠高血圧症候群
産後の肥立ちが悪い
子宮筋腫
子宮内膜症
性感染症
子宮頸がん
乳がん
「更年期」の不調と漢方
閉経が起こる前後5年間、
年齢的には45歳ぐらいから
55歳ぐらいまでを
「更年期」と呼んでいます
(日本産婦人科学会)。
ただ、個人差がとても大きく、
40代前半から始まる人、
50歳を過ぎてから始まる人など
さまざまです。
卵巣のはたらきは
成熟期の終わりごろから
少しずつ落ちてきますが、
40代後半あたりから
機能低下がはっきりしてきます。
卵巣機能低下とともに
エストロゲン(卵胞ホルモン)の
分泌量が減少します。
個人差はありますが、
そこに社会的・環境的な要因、
精神的な要因、加齢による
カラダの変化などが複雑に絡み合い、
ホットフラッシュ、のぼせ、ほてり、
発汗、イライラ、うつ症状といった
更年期特有の症状をもたらします。
このような症状に対して
ホルモン補充療法(HRT)や
漢方薬による治療が有効です。
エストロゲンには
骨密度を維持する、
コレステロールを下げるといった
はたらきもあります。
そのため
エストロゲン分泌が減ってしまうと、
骨粗しょう症や高脂血症、
動脈硬化などの病気に
かかりやすくなります。
健康診断を欠かさず受けるとともに、
生活習慣の改善にも努めましょう。
更年期のカラダの変化
(45歳ぐらいから55歳ぐらい)
白髪が増える
シワやシミが増える
体毛が濃くなる
閉経を迎える
この時期に気をつけたい
代表的な病気・悩み
冷え症(冷え性)
頻尿や尿漏れ
更年期の症状(のぼせ・ほてりなど)
肥満
糖尿病
うつ症状
自律神経失調症
皮膚のかゆみ
骨粗しょう症
高脂血症
高血圧
心臓病
乳がん
子宮頸がん
子宮体がん
卵巣がんなど
「老年期」の不調と漢方
更年期が過ぎた60代半ば以降を
「老年期」といいます。
老年期を迎えると
エストロゲン(卵胞ホルモン)の
分泌が著しく減少し、
男性との差はほとんどなくなります。
生活習慣病
(高血圧・高脂血症・糖尿病など)、
がん、骨粗しょう症などの
病気にもかかりやすくなります。
このほか視力や聴力、
筋力が低下してきたり、
物覚えが悪くなったりします。
このように一見あまり
よいイメージをもたない
老年期ですが、
想像力や判断力、
経験を元にした能力は、
若い人より老年期の人の方が豊富。
最近では老年期を
第二の人生として前向きに
過ごしている人たちも
増えています。
この時期になると、
持病のため何かしら
病院にかかっているという人も
多いでしょう。
加齢に伴って現れる
好ましくない変化や、
カラダやココロの不調改善にも
漢方薬が有効です。
ただし他の薬との飲み合わせなどの
問題もあるので、
服用については
かかりつけの医師や薬剤師と
相談することが大事です。
老年期のカラダの変化
(60代半ば以降)
白髪が増え
毛量が減る
シワやシミが増え
皮膚に弾力がなくなる
視力や聴力
筋力がおとろえる
骨がもろくなる
この時期に気をつけたい
代表的な病気・悩み
冷え症(冷え性)
頻尿や尿漏れ
更年期の症状(のぼせ・ほてりなど)
肥満
糖尿病
うつ症状
自律神経失調症
皮膚のかゆみ
骨粗しょう症
高脂血症
高血圧
心臓病
乳がん
子宮頸がん
子宮体がん
卵巣がんなど
男性の健康と漢方
男性の健康問題にも漢方が有用
男性の健康を損なう理由には、
男性ホルモンの量が
減少することで起こるものと、
別の要因が主たる原因で
起こるものとがあります。
ただ、最近ではうつや疲労、
心筋梗塞など別の要因で
起こる健康問題のなかにも、
男性ホルモンの減少や加齢が
関わっている可能性があることが、
報告されています。
こうした男性の健康問題では、
漢方が役立つことが多々あります。
漢方では、
加齢などによって活力が
みられなくなった状態を
「腎虚(じんきょ)」といいます。
ここで示す「腎」は、
腎臓という臓器
そのもののことではなく、
「人間の生きる力、生命力」といった
概念的なものを指します。
髪が白髪になり、難聴や耳鳴り、
老眼などが起こるのも、
腎虚によるものですし、
不妊や無精子症、
EDなどの生殖機能の異常、
尿のトラブル(頻尿など)も
代表的な腎虚の症状といえます。
腎虚で起こる症状
足腰が弱くなる
精力が減退する
脱毛
尿の出に勢いがなく
スムーズでない
トイレが近い
歯が悪くなる
視力が落ちる
忘れっぽくなる
こうした腎虚の症状を
改善する漢方薬が
「補剤(ほざい)」と
呼ばれるものです。
代表的な処方は、
補中益気湯
(ほちゅうえっきとう)
八味地黄丸
(はちみじおうがん)
牛車腎気丸
(ごしゃじんきがん)です。
補中益気湯は、
高齢期による腎虚のほかにも、
産後や病後の体力が
低下しているときに用いられる処方です。
滋養強壮作用や
水分代謝の改善作用、
血行をよくする作用、
胃腸の働きをよくする作用を持つ
生薬からできています。
処方名に「中」という漢字が
含まれていますが、
これは胃などの
消化器官を示す言葉で、
胃の状態を改善して、
体力をつけ、
生命力を上げるための
処方なのです。
八味地黄丸、
牛車腎気丸は、
まさに男性の高齢期に伴う、
さまざまな症状
(かすみ目、しびれ、
尿漏れ、腰痛など)に
用いられることの多い処方です。
八味地黄丸に
牛膝(ごしつ)と
車前子(しゃぜんし)という
生薬を加えたのが牛車腎気丸。
その名の通り、
「腎」に効かせる処方です。
また、近年の研究では、
牛車腎気丸には、
末梢の血流の改善に有効であると
認められています。
ほかにも、
抑うつ症状や気力の減退、
ストレスによって
下痢や便秘がおこる
過敏性腸症候群(IBS)、
動悸、前立腺肥大症に伴う
排尿困難、生活習慣病など、
さまざまな
症状・病気に、漢方薬が
使われることもあります。
漢方薬というと
「女性の健康に欠かせないもの」という
イメージがありますが、
男性の健康改善にも、
漢方薬はたいへん有用なのです。
男性に使われることが多い
漢方薬の例
補中益気湯
(ほちゅうえっきとう)
八味地黄丸
(はちみじおうがん)
牛車腎気丸
(ごしゃじんきがん)
半夏厚朴湯
(はんげこうぼくとう)
加味逍遙散
(かみしょうようさん)
柴胡加竜骨牡蛎湯
(さいこかりゅうこつぼれいとう)
桂枝茯苓丸
(けいしぶくりょうがん)
抑肝散
(よくかんさん)
十全大補湯
(じゅうぜんたいほとう)
葛根湯
(かっこんとう)
麻黄湯
(まおうとう)
香蘇散
(こうそさん)など
男性と冷え
冷えというと、
女性の悩みという印象がありますが、
実は男性にも冷えがあります。
これもやはり「腎虚」によるものです。
問題は、男性は女性よりも
「冷え」を感じにくいということです
(ただし、今の20代、30代の
男性のなかには、
冷えを自覚する人が
増えているとも言われています)。
そのため、
冷えが漢方の概念である
「気・血・水(き・けつ・すい)」にも
影響を及ぼして、
気虚(主に自律神経の働きの低下)や
水毒(すいどく:水分代謝や
免疫のシステムなどが低下した状態)と
いった、さまざまな
病態をもたらしていても、
なかなか症状として自覚できないため、
症状が長引いてしまいがちなのです。
冷えで生じる症状
・めまい
・耳鳴り
・足腰が重い
・だるい
・寝汗
・意欲がない
・下痢
・胃腸が弱い
・トイレが近い
・汗をかく
・ほてるなど
ちなみに、男性の冷えの原因として
挙げられるのは、
体質的なものよりもむしろ、
ストレス、運動不足、喫煙など、
生活習慣による問題です。
加えて、加齢や、
男性ホルモン減少によって
生じる男性更年期では、
全身の機能が低下しやすいため、
冷えやすい状況を
作っていると考えられています。
こうした冷えに
伴う症状の改善に漢方薬は
たいへん有用です。
冷えのある方に使われる
漢方薬は、
・八味地黄丸
・牛車腎気丸
・桂枝茯苓丸など
その人の症状や体力の有無などによって、
処方が異なります。
同時に、生活習慣の見直しも必要です。
タバコを吸っている人はまずは
禁煙をしましょう。
運動習慣をつけ、食事の内容にも
気を付けたいものです。
いかがでしたでしょうか?
男女問わず
冷え症・冷え性の方は
いらっしゃって
いろいろ悩まれているんですね。
漢方薬をご検討されるのもいいと
思いました。
年齢別の漢方薬を
摂取することによって
次の世代に身体が変化した際にも
また
違った漢方薬を摂取することで
抵抗感も少なくなり
頼れる存在に漢方薬があるのは
有難いと思いましたね( ´艸`)
通える範囲に
漢方薬にも詳しい医師のいる病院を
探してみようと思いました😃
お知らせです☆彡
私ピリナ愛は
ハートヒアウェルネス代表
Triton実穂さんと
12/1(日)10:30~17:00
ふらっとマルシェ@銀座
会場:紙パルプ会館
イベント
出展させていただきます🙇♀️
みなさまのご来場を
心よりお待ちしておりますm(*_ _)m
それではカード占いのコーナーです!
担当カードを週替わりにさせていただきました。
今週の担当は
Reaching Happiness Oracle Cardさんです。
よろしくお願いいたします。
それでは
Reaching Happiness Oracle Cardさん
よろしくお願いいたします。
本日の占い内容
「今の私に必要なメッセージを教えください。」と
引き寄せ実現カードさんに聴いて
宇宙や高次元からのエネルギーが選んだのは
以下の3枚となります。
お好きなカードを1枚選択していただきます。
向かって
左:「ピ」
真ん中:「リ」
右:「ナ」
結果は「ピ」から順に発表する
手法で占わせていただきますね😊
「ピ」を選択されたみなさまは
こちらのカードが出ました。
宇宙や高次元からのメッセージ…
わたしは自由である
「リ」を選択されたみなさまは
こちらのカードが出ました。
宇宙や高次元からのメッセージ…
運はわたしの味方である
「ナ」を選択されたみなさまは
こちらのカードが出ました。
宇宙や高次元からのメッセージ…
夢を信じるとすべてはうまくいく
みなさま結果はいかがでしたか?
カードに記載されているアドバイスを
なるほど🤔と
受け入れていただければ幸いですm(_ _)m
最後はこちらのコーナーです!
ハイクオリティヒーラー:ピリナ愛が
勝手にお祝い👏
Hauoli la hanau(ハウオリ・ラ・ハナウ)
(誕生日おめでとう!)
本日2024年11月30日(土)
お誕生日の方
🌸おめでとうございます🌸
誕生花:「カスミソウ」
「ツワブキ」
「アツモリソウ」等
今日は何の日?
年金の日
カメラの日
絵本の日
きりたんぽみそ鍋の日
本みりんの日等
最後までお読みいただき「Mahalo(マハロ)」
(ありがとうございました)
みなさまにたくさんの「Hauʻoli(ハウオリ)」
(happy)が訪れますように…🍀
「A hui hou(ア・フイ・ホウ)✋」(またね!)