【活動報告】#ピルコンルーム no.18「自分のからだ、好きですか?」
こんにちは!ピルコンのあみてぃーです♪
毎日、非常に暑い日が続いていますね…💦
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
ピルコンでは、7月21日19時よりイラストレーター・漫画家のharaさんをゲストにお迎えして、 #ピルコンルーム no. 18「自分のからだ、好きですか?」を開催しました!
当日は、なんと40名以上の方にご参加いただきました~!
今回は、イベントのスライドと共に、その内容を簡単にご紹介します。
自分のからだを思いやるための「ボディイメージ」「ボディポジティブ」について一緒に学んでいきましょう🌻
✻ボディイメージとは?
ボディイメージとは、鏡に映った自分の姿や心の中で自分の姿をどうみるかといったこと、また人々の体に対する認識、態度や感情などを表す概念です!
イベントでは、まず始めにボディイメージに関する動画を通して、「ボディイメージとは何か」について皆さんに考えていただきました🖊
➢ボディイメージに関するAMAZEの動画「なぜ自分の見た目が気に入らないんだろう?」はこちらからチェック!
ボディイメージは、上記にあるように①見方(see)②感じ方(feel)③考え方(think)④行動の4つの側面から考えることができます。
また、ボディイメージに関連する2つの言葉として、どんなからだであっても自分のからだを受け入れ、自分自身を肯定するという概念である「ボディポジティブ」、また人の外見や体型について馬鹿にしたり批判をしたりして屈辱を与えることを指す「ボディシェイミング」についても学びました!
✻ボディイメージと広告
皆さんは、自分のからだに対してどのようなイメージを持っていますか?
また、そのイメージはポジティブなものですか?ネガティブなものですか?
皆さんのボディイメージに影響を与えるものとして、家族・恋人・友人・知人から言われた「言葉」やテレビ・雑誌・SNSなどの「メディア」などが挙げられると思います。
特に最近では、YouTubeやInstagramのストーリーズで日常的に見かける「SNS広告」が皆さんのボディイメージに非常に大きな影響を与えています。
とある調査では、SNS広告を見て不愉快に感じたことがあると答えた若者が91%にも上り、「○○であるべきという価値観の押しつけ」や「外見のコンプレックスを刺激するもの」「過度なルッキズム」に関する広告に対して不愉快に感じるという回答結果が出ています。
皆さんは、どのようなSNS広告に傷つきますか?また、どのような広告であれば心地よいと感じるでしょうか?
ぜひ、この機会にご自身の経験に照らし合わせて考えてみてください😌💭
✻ボディイメージを考えるゲストトーク!
イベントの後半では、イラストレーター・漫画家としてプラスサイズモデルのイラストを描いたり、ご自身の摂食障害の経験を発信したりと幅広くご活動されているharaさんをゲストにお迎えし、ボディイメージやボディポジティブについて3つのテーマでお話ししていただきました✨
今回は、そのトーク内容をまとめてご紹介します!
➢haraさんのWebサイトはこちら!
・talk1「ボディイメージやボディポジティブについて最近日本でも変わってきたように思う?」
最近の日本では、プラスサイズモデルがテレビで取り上げられるようになったり、プラスサイズ専門の雑誌が登場したりとメディアにおいて様々な変化が見られています!
特に芸能界においては、女性芸人に対する過度な体型/容姿いじりの減少が見られるようになったと感じられます。従来の社会であれば、問題として認識されなかったことがしっかりと問題視されるようになり、ボディシェイミングに対してNOと言える風潮ができてきていることは、非常によい傾向ではないでしょうか。
しかしその一方で、コンプレックスを煽るような広告など周囲からボディイメージに影響を与えるものはまだまだ世の中に溢れています。
子供でも気軽にインターネットにアクセスすることができる現代においては、これらの広告が子供達のボディイメージに悪影響を与える危険性もあります。若者だけでなく、子供たちのボディイメージを尊重するためにもこのような広告などについては改めて考える必要があるのではないでしょうか。
・talk2「なぜ『ボディイメージ』『ボディポジティブ』の考え方は大切?」
過去に摂食障害を経験したゲストのharaさんは、ボディポジティブという考えに出会うまで「食欲」が原因でご飯が上手く食べられないのだと思っていたそうです。しかし、この考え方に出会ったことで、原因は食欲ではなく、食べることや自分のボディイメージをプラスに捉えられていないという「心」の問題であったことに気づいたそうです。このご自身の経験から、haraさんはボディポジティブという考えが「からだの悩みから脱出するきっかけ」になると考えているそうです!
また、イベントでは悪気のないボディシェイミングについても意見が出ました。皆さんは、友人との会話の中で、ほめ言葉として「痩せた?」「○○したら、もっと可愛い!もっとモテるよ!」などと言ったことはありませんか?このような言葉は、その場のコミュニケーションとして良かったとしても、その後の相手の考え方にネガティブな影響を及ぼす可能性があります。相手の容姿や体型について褒めることは、非常にリスキーな行為であると認識する必要があります。これからは体型ではなく、相手のセンスやチョイスを褒めてみてはいかがでしょうか?
・talk3「ボディポジティブを手に入れるためには」
ゲストのharaさんは、まず自分に合うコンテンツ(雑誌やモデルなど)を見つけて、そこから徐々に時間をかけてボディポジティブを手に入れていったそうです!
また、モデルのように人前で肌を出したり、ビキニを着ることができたりしたらボディポジティブ!…というわけではなく、自分のからだの気になる部分を隠して体型に自信が持てるのならば、それも立派なボディポジティブであるという素敵なお話もしてくださいました💛
自分のからだに対してネガティブなイメージを持っている人が突然ポジティブになることはとても難しいことです。また、ポジティブに思えたり、思えなくなったり自分の気分の変化によってイメージが揺らぐことも当然あります。
人それぞれボディポジティブに対する考えは異なり、他人のボディポジティブと比較する必要もありません。大切なことは自分にとって心地の良い、自然体でいられるボディポジティブを見つけることなのです!
―今回のイベントを通して―
私は大学二年生の時に、ボディポジティブという言葉に出会い、次第に自分の体型に対するコンプレックスが薄れていきました。しかし、その反面「自分の身体を好きに『ならなければ』」「自分の身体を肯定『しなければ』」という気持ちが生まれ、少しずつ苦しくなっていたことに、haraさんのお話を通して気が付くことができました。今回のイベントを通して、ボディポジティブにおいて最も大切なことはただ他人のボディポジティブに対する考え方を受け入れるのではなく、自分に合ったボディポジティブを大切にすることであると感じました!
🗣参加者の声
・この講座を通して初めて知ることはありましたか?
参加者の90%が「とてもそう思う」「そう思う」と回答してくれました!
・この講座はあなたの役に立つと思いましたか?
参加者の100%が「とてもそう思う」「そう思う」と回答してくれました!
皆さんからは、
🗣「『痩せてるね』が褒め言葉にならないということが印象に残った。」
🗣「身近な人やメディアがボディイメージに与える影響の大きさを再認識することができた。」
🗣「自分と同じ悩みを持った人が多くいることを知り、辛い思いをしてきたのは自分だけじゃなかったのだなと思った。」
などの感想をいただきました😊
ご参加・ご協力いただいた皆様ありがとうございました~✨
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興味を持った方はぜひ今後のピルコンルームに参加してみてくださいね!
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この記事を書いた人*ピルコンフェロー/広報インターン生 あみてぃー🌷
東京女子大学人文学科歴史文化専攻の3年生。パートナーシップコミュニティ「ふたりの教室」公式アンバサダー🎖「人生をデザインするため、性を学ぼう。」というピルコンのキャッチフレーズに惹かれ、メンバーになる。最近の関心事は、パートナーシップとフェムテック用品!
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