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【Pilates note】人生を豊かにする“頑張りすぎない”ピラティスのすすめ

どうも、理学療法士×ピラティスインストラクターのフィジオ先生です。


ピラティスとストイックに向き合い過ぎた時は心が少しお疲れな気がします。




『ピラティスしなくちゃー』


みたいになると、せっかくのピラティスが楽しめないですよね。



そんな時の為に、私は独自の決め事をしています。

トレーニングルームで5分間の”瞑想”🧘‍♂️

これです。


“今、ここ”に集中することで自分自身とただ向き合います。



瞑想を終えた後、自分の心がピラティスに向いていればピラティスをしますし、向いていなければピラティスはしません。



要は、”心の赴くままに”ということです!



前置きが長くなりましたが、、、



今回のテーマはピラティスインストラクターがマインドフルネス瞑想について語ります。

これを読んでいただくと分かること。

•マインドフルネス瞑想が理解できる
•”メタ認知”について理解できる
•ピラティスと瞑想の繋がりが分かる

では、いってみましょう!!

◉マインドフルネス瞑想とは?



皆さんは”マインドフルネス瞑想”って聴いたことがありますか?



最近ではメディアにも取り上げられることが多くなり、皆さんが耳にする機会もあるのではないでしょうか?



実はあの超超超大企業の”Google”が社内業務に取り入れたくらい有名です。



なにが言いたいかというと、、、



“科学的にも効果が証明”されていて”世界的に注目”されているくらい凄いよってことです。



では本題に入る前にマインドフルネス瞑想について知ってもらうためにざっくり解説。



マインドフルネス瞑想の定義は、
「自分の意識を今の現実に敏感に保つこと」と記されています。



要は”『今、ここ』に集中 ”するということです。



ちまたでは”今ここ状態”なんて呼ばれることもあるみたいですw



ピラティスは主に”体のトレーニング”ですが、瞑想は”心のトレーニング”と表現すると分かりやすいかもしれませんね。



ではなぜ瞑想で心が鍛えられるのでしょうか?



瞑想をしている時の心の状態を水の入った壺で例えてみます。




目の前には水の入った壺(心)があり、底には泥(雑念)がたくさん溜まっています。



その壺をたえずゆすっていたら、水はどんどん泥と混ざって壺(心)の中が泥(雑念)で濁っていきます。



だけど、壺(心)をゆするのをやめて床にそっと置いておくと、水の揺れがおさまり、しばらくすると泥(雑念)が全部底に沈んで水は透き通ります。



この水が透き通った状態が、”心がリラックス”していている状態。



水が透き通って見えるのと同じで、”心も穏やかで明瞭になる”ってことです。

◉瞑想で高まる”メタ認知力”とは?


瞑想には心をリラックスさせるだけではなく、“メタ認知力”を高める効果もあります。



“メタ認知力”=”注意に対する注意”のこと。

いわゆる、自分の注意がそれたことを知る能力ということです。



例えば、何かに注意を向け続けていると、いずれあなたの注意は別のものへとそれます。



しばらくすると、あなたの心の中で「ハッ」と注意がそれたことに気がつきます。



その能力が”メタ認知”ということです。

〜瞑想のまとめ〜

•“科学的に効果が証明”されていて”世界的に注目”されてるくらい有名。

•瞑想の定義は「自分の意識を今の現実に敏感に保つこと」要は”今ここ状態”ってこと。

•瞑想には”メタ認知力”を高める効果があって、メタ認知っていうのは”注意に対する注意”って意味。


では、ざっくり瞑想について理解できたところで、ピラティスとの繋がりについて解説したいと思います。

◉ピラティスと瞑想の関係性


ピラティスには原則が10個くらいあります。


その中には、、、


“Awareness”(意識、気づき)

“Breath”(呼吸)

”Concentration”(集中)


と呼ばれるものがあります。

これは全ての頭文字が”ABC”なので覚えやすいですね。



ピラティスを行っている時は常にこの原則を意識しています。



気付いた方もいると思うのですが、、、



この”ABCの原則”には”瞑想の要素”が含まれています。


“体の一部に意識を向ける”

“背骨を一つずつ積み上げるように”

“バランスが崩れないように集中”


以上のようなバーバルキューイングって短時間かもしれないけど、瞑想の要素を含んでいます。


スタンディングロールダウン(背骨を動かすエクササイズ)で背骨の動きを感じた後、


”頭がクリアになる感覚”
になった方はいませんか?


それって”瞑想効果”だと思っています。



実は皆さんも気付かない内に瞑想をしてるんです。

瞑想は呼吸や感覚に意識を向け続ける”集中力”が必要になります。



ピラティスを始めた頃はレッスン中の集中力を最後まで保てない方が多いです。



集中力が切れてる時、意識が別の場所に向いているのでピラティスの効果は半減します。



ピラティスの効果を高めるためにも、身体に意識を向け続ける”瞑想”をする必要性は私は高いと思っています。

〜まとめ〜
マインドフルネス瞑想とピラティスには関連性がある。
特に意識、呼吸、集中などの原則は瞑想効果が含まれている。
瞑想を習慣にすることで、集中力が高まり、ピラティスの効果を高めることができる。

何よりも”人生を豊かにするため”にマインドフルネス瞑想をおすすめしたい。


ピラティスをストイックに頑張り過ぎず、自分の生活が豊かになる範囲で継続しましょう。

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