見出し画像

アドバイスしたくなる問題とトラウマ体験への対応

そう言えば、先日、好きなYoutuberさんが交通事故に遭った投稿をされていました。ガジェット系YouTuberというカテゴリーに分類される方で、新しいappleの製品やsonyのカメラなどについて投稿されているので、よく拝見していて、僕は所謂ファンの一人です。

アドバイスしたくなる問題

普段、ボディワーカー・セラピスト的な目線をOFFにして拝見していた投稿ですが、性分なのか、ボディワーカー・セラピスト的な目線が自動的にONになって色々と気になりました。「奥様の左腕が痺れて感覚がないんだけれど、骨折していなくて良かったです」などとおっしゃっていて、痺れの方があきらかに厄介な問題で...と言いたくなったりする訳です。ご本人もあきらかに見た目にもトラウマ反応が起きていました。実際、「現実味がなく、何も感じないです」などとおっしゃっていました。

ファンだから、何某ら伝えて差し上げたいと思わなくもない。YouTubeだから投稿と言う手段もある訳ですが、1ファンである私が専門家としての見解を伝えるのはお節介というものです。この文章を読んでくださっている方の中には、いやいや言ってあげたらいいのにと思うでしょう。でも、人との人との距離感の難しいところで、僕は「頑張ってください」程度のコメントぐらいが一番セラピー的に機能する気がします。

とは言え、仮に1ファンという関係性でなかったらどうなのでしょうか。知り合いであれば、友達であれば、家族であれば。どの距離感であれば、僕の考える最善のアクションをアドバイスするでしょうか。

アドバイス。丁寧に人間観察をしていくと、「アドバイスを他人にすること」は問題を後々引き起こす禍の元という気がします。子供を愛しているから、進学についてアドバイスを親がする。彼女は彼氏を愛しているから、仕事の姿勢を彼氏にアドバイスする。兄は妹を愛しているから「結婚はいつするのか」などと質問したり、アドバイスする。「アドバイス=善行」と捉えがちですが、実際、うまく進むこともあれば反対に相手に嫌な気持ちになったり、抵抗感を何某ら与えてしまうものにもなり得るのです。

僕がするトラウマ体験直後の行動

最後に。実は、僕もつい最近とても大きなショックな体験がありました。44年間の人生でも有数の、この後の人生にも影響があるかもしれないぐらいの大きな、ショッキングな体験をしました。

・睡眠時間を圧倒的に増やす。
・特別な人や仕事以外、他人と会う機会を減らす。
・食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食べる。
・最近経験した良かった経験(リラックスした経験)を思い出して、その時の身体感覚を思い出す。
・瞑想する時間を短く、回数を増やす。
・早い段階でボディワーク、セラピー、カウンセリングを受ける。
・かなりの頻度で、側頭筋など頭蓋のマッサージをおこなう。

この辺り、すべてを実行しています。

さいごに

アドバイスの話に戻ると、「ゆっくり寝てね」ぐらいだったら言えますよね。でも、「この種のショック体験は早い段階で対処した方がいいから○○セラピーを...」というと、ちょっと宗教の勧誘的な圧を感じるかもしれない。「葉坂さんのセッションいいよ」と言ってくだるのも嬉しいですけれど、もしかすると「葉坂さんのnote読むと面白いよ」ぐらいの方が機能するかもって話です(謎。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?