我、未だ、T-REXスタイル
先週末、東京への出張を兼ねて、アイアンガーヨガの先生のレッスンを受けに吉祥寺への行ってきました。
先生が白人ということもあって、年齢の想像がつかないですが、ベテランの先生です。長い生徒さんは15年、彼女から学んでいるそうです。
私が、子供に見えるような空間。レッスン前の会話などは、シニアヨガと呼べなくもないものの、レッスンが始まれば、皆さん綺麗に座って、美しくパタンジャリのマントラを唄われます。
最近、とあるミスをして私は肩を痛めていました。改善には向かっているものの、先生にレッスン前に伝えます。
「どんなアーサナをして痛めたのデスカ?」
「(ヨガで痛めたんじゃないんだけど、説明するのが面倒だなあ)ん〜、ダウンドッグだと思います」
「やって見せてクダサイ」
個別にレッスン前に、ダウンドッグ見てもらえる幸運。
「T-REXスタイル、デスネ!」
「(…T-REX、恐竜?力づくでやっているということか…)」
「もっとインテリジェントに!ホラ!」
「…おお、スゴい。アメージングです、先生」
「あなたの肩の痛みの原因と、このアーサナは関係アリマセンネ」
「あはは(バレたか…)」
本当に美味しい蕎麦屋は、雑誌に出たがらないようです。
本当に優れた治療家も、口コミだけで宣伝などを嫌がります。
ヨガは特に、そうかもしれないですね。
彼女は素晴らしい先生です。
「何かを得るということは、何かを失うというコトデス」
集中豪雨で、「洗濯物を出したまま、家を出てきちゃった」と嘆く生徒たちに、ヴェーダーンタの教えを先生は説かれていました。