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好きなアーティストが亡くなった

2022年始まりました。どうも私です。

この記事を書いているのが1/13なんですが、1/7~1/13までの7日間YouTubeでSHINeeというK-POPアイドルの過去のライブ配信がやってました。

かくゆう私もSHINeeが大好きで2012年から年1になりますが彼等が日本に来日した際にライブに行ってまして。

2012年WorldTOUR

2012年はメロコアやPUNKののライブばっか行ってて真逆の世界にいた。拳かかげてモッシュ、ダイブ、汗まみれになる。アイドルのキラキラではなく汗のキラキラで輝いていた。
もちろんK-POPも詳しくは知らなくてその当時友達にオススメされライブ当日まで必死で曲を覚えて向かえた。
本番当日、圧巻的なライブ。ルックスもそうだが、パフォーマンスすごいし、何よりSHINeeは音楽がとても好みでこんなに楽しい世界があるとは思わなくて無心でペンライトを振っていた。黄色い声など一切出さずに無心のペンライトとオペラグラスを覗き込む。分かる人には分かるはずだ。

衣装がエロすぎて、ペンライトを飛ばしたぐらいだ。

言うまでもないがハマった。その頃メロコアしか勝たんで生きてきた私はチョロいので即落ち。いい変化と新鮮さを与えてくれた友達には未だに感謝している。なんというか、概念が無くなった。

いいものはいい。固執するものではないなという新しい扉を開いた瞬間だ。

SHINee知らない人に簡単に人物紹介をしよう。

左からオニュ、ミノ、KEY、テミン、ジョンヒョン

左から順に本当に簡単に。
・オニュは声が独特だけど、とても響いて個人的には好きな声だ。人気ある。私観点は全体的なバランス的に「ちょうどいい」人。
・ミノくんは推しです。はい、推しです。身長188センチで甘いルックスでめちゃくちゃ優しい、笑顔かわいい。なんていうかデートしたいよな!!とりあえず凄く好き!!ソロでGReeeeNのキセキ歌った時、初めてかっこよすぎて泣くという前代未聞の事が起きた。
・KEYくん(赤いベレー帽)は次元が斜め上のオシャレさん。むしろギャル。衣装がみちょぱみたいな時あったし、どエロな衣装来てて私はザワついた。終始「えっろ!!」と言ってました。肌がすっごいいキレイすぎて、あんだけ踊っても全然ヨレない、崩れない!とりあえずファンデーション教えて下さい。
・テミンちゃん(赤いハット)はもうねただの天使。あれは天使。これまたどエロ衣装。すぐ脱ぐ。昔は神木くんに似てたのに年々雄味をましていい男になったのよ(cv大蛇丸)末っ子的な役割でとりあえず何してもかわいいから全部許す。細すぎて食べてるか心配です。
・ジョンヒョンはとにかく歌が上手い。おそらくSHINeeの中で1番上手い。高音が本当に綺麗。顔がメンバーの中で1番強いのに笑顔がかわいいしおちゃめ。赤の衣装が本当に似合っていてる。ソロのアルバムも作詞作曲するなど多彩。

ちょっと個人的感想も入りましたが…笑

そんな彼等を毎年大好きな友達と見に行くのが1年に1度の楽しみだった。
キラキラしてかっこよくて現実の嫌な事をその間だけでも忘れさせてくれる。どんなに嫌な事やしんどい事があってもあの時間と空間だけは味方してくれた。
ずっとずっと毎年見れると思っていた。

そう、ずっと思っていた。

忘れもしない、2017年12月。

友達からLINEがきた。
「ジョンヒョンが重体だ」
っと。

頭が真っ白になった。別に友達でもなんでもなくただのファンだけど、理解が追いつかなかった。
その数時間後、訃報のニュースが流れた。
彼は自殺した。病気や事故ではなく自殺。

泣いた。ただただ泣いた。と同時に現実を受け止めきれなかった。こんな現実が突然訪れるなんて誰も思わないし、思いたくなかった。

「何で」なんて思ってもその理由なんて本人しか分からない。そう、分からないんだ。
憶測したり辛い事があったなんて私含め周りが考察するのは簡単だが、結局は本人しか分からない。それが人間なんだ。

来年も(2018年)また5人のライブが見れる

それが”普通”だと思っていたことは変化した。当たり前という事はないのだと地に足を着いて教えられた。

お葬式もメンバー4人が喪主を務めた。その当時の映像はとても目に焼き付いている。凄く凄く胸が締め付けられた。

ただ彼等はアイドルなのでもちろんスケジュールが詰まっている。歌のパート、ダンスそれも4人用にしなくてはいけない。プロだからと言われたらそれまでだが、そんな心の切り替えなんて出来ないだろう。20代半ば、自分達に置き換えても無理だ。
ジョンヒョンの死の2ヶ月後には日本でライブがあった。
元々決まってたとはいえ、キャンセルできるならしたいと思う。メンタルが追いつかないのが現実だ。

2018年2月TOUR

このライブは私も行ったが、涙が止まらなかった。メンバーも泣いていた。
行ってとてもよかったと思えるライブであり、今まで見てきた数々の様々なアーティストやバンドのライブで1番辛かった。しんどいと言ったら失礼になるが、無理して作っている笑顔をみるのが心痛かった。

1/12に2018のライブ配信があり改めて見てみたけど”いない”という事実が4年経っても重く感じた。

ダブルアンコールの時、白い衣装に身を包んだ4人。ステージには5本のスタンドマイク。
そこは空白の席。空白だが彼はそこに居た。紛いもなくそこに居た。ただただ涙が溢れて言葉にならなかった。

Sが5になっていて5人ということを表している



身近な人でも、アーティストでも突然居なくなる事。過去にもあったし、分かっていた。分かっていたけどいつも心のどこかで「実は生きてるんじゃないか!どこかで幸せであってくれ」と願ってしまう。叶わない願望だとも分かっいる。

今回はSHINeeにスポットを当てたが、SHINeeだけじゃない。
画面の向こうでは今も動いている、歌っている、話している。CDをかければ声が聞こえる。
私ができるのは忘れないという事だけだ。
忘れてしまったらその時が本当の死だと思っている。

普通なんてない。
当たり前なんてはい。
だからこそ日常は毎日変化する。
また同時に他人の気持ちというのは分からない。

表面上の”相手の気持ち”は分かるとしても、心の奥にあるドロっとした部分は誰しも自分以外分からない。否、触れさせたくないのだろう。
私はこれからもきっと深い意味で他人を理解できるとは言わないし、言えない。

この一週間生前の貴方に画面越しでも会えたこと本当に嬉しかったです。

このnoteをご覧の貴方様、もし好きなアーティストが既に亡くられていたらたまに思い出して下さい。CDでもYouTubeでもDVDでもなんでもいいんで。
そこには色褪せずに確実に居て、心の中にも居る。それは忘れらさられずに、さらに人に伝えられるので。それが生きてる側のできる事だと思っています。

では、また明日。

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