アニオタが海外ドラマ・グッドドクターで号泣した話【涙腺崩壊】
どうも、毛の伸びは早いのに身長は一向に伸びない翁です。
今日は「グッドドクター」の話です。
よかったら最後まで読んでね。
※一部ネタバレを含みます。数年前のドラマな上、1クールの数話しか見れていないのであまりダメージはないはずですが一応ご注意ください。
自閉症の駆け出し医者の話
自閉症で他人の感情を観測しにくい主人公、ただしサヴァン症候群といって一部の能力が人間離れしているいわゆる「ギフテッド」
その主人公が困難を乗り越えていくという話なのですが午後のロードショーやDlifeなどどこかの1話を見たことがある人はいるのではないでしょうか。
私もその中の1人。
夏休みに長野のおばあちゃんの家に帰省した時おばあちゃんの部屋で夜ふかしするときにDlifeというチャンネル(ディズニーチャンネルみたいなもん)で流れているのをハラハラしながら見ていた記憶があります。
Dlifeのために帰省していると言っても……ギリ過言ですが()
「なんかすっげぇ医療系ドラマ」としか思っていなかったんですが、内容は皆さんが想像する日本の医療ドラマとは全く違う濃い人間ドラマです。
まだ1クールの数話しか見れていないので後半どう進化しているかはまだわかりませんが、この主人公のルーツは涙なしでは見れません。
まず、主人公は自閉症が原因もあり、少年時代周りの人間とあまり良好な関係を築けなかった過去があります。
近所の子などからはいじめられたりしていた描写も見受けられました。
そして、実の親も例外ではありません。
主人公が医者になろうと決めたきっかけ
主人公が医者になろうと決心した出来事は大きく分けて二つあります。
まず一つ目は、ウサギです。
主人公が学校に馴染めず、数回の転校を繰り返してしまい、限界になってしまった父親が主人公が大事に飼っていたウサギを目の前で壁に投げてしまいます。
主人公は急いで医者に診てもらいますが医者からは「もう手遅れだ」と言われてしまいます。(この医者がのちのキーマンに)
この描写はすごく鮮明に描かれていて、主人公の心の支えや癒し、友達となっていたウサギが亡くなる喪失に心がすごく揺れ動きます。
そして二つ目は、主人公の弟です。
一つ目からも少しわかるように、父親は生き物を手にかけてしまうような攻撃的、高圧的な人なので、主人公だけでなく弟も不満を抱えます。
弟は兄の賢さに気づいていて、たびたび兄を守ろうとしてくれていました。
しかし、ある日耐えられなくなって弟が「家を出て2人で生きていこう」と言い、2人で家を飛び出します。
2人は寂れた場所の廃バスで隠れて貧しい暮らしを始めます。
貧しいながら弟と一緒に工夫して、時に危ないことをしながらも必死に暮らして行きます。
そしてある日、電車の倉庫のようなところに遊びに行きます。
不法侵入ですがやっちゃいけないことをやってるワクワク感で弟はテンションが上がって、主人公と一緒に電車の上に登ってしまいます。
ワクワクしていて、足元を見ずに電車の上をズンズン進んでいく弟…
主人公が危ないと思った瞬間、弟は部品に足を引っ掛け、電車から落ちてしまいます。
目の前で落ちた弟を呆然と電車の上から見る主人公。
下を覗き込むと頭から血を流して倒れている弟が目に映ります。
のちに弟は死亡が確認されます。
主人公の二度目の大事な存在の喪失です。
理不尽な父から機転を効かせて守ってくれたり、自分を信じてくれた。
2人だけで貧しくも時にワクワクする暮らしで支え合っていたたった1人の理解者である弟が目の前で亡くなる。
このシーンは涙が止まりませんでした。
最も信頼しあっていた弟まで失って、警察に親に引き渡されそうになってしまいます。
しかし、寸前で必死に抵抗して病院に行くことになり、そこでウサギを診てくれた医者が助けてくれて事なきを得ます。
救えなかった。
最も大事な存在が2回も目の前で亡くなった。
彼らは大人になれなかった。大人にあらせてあげたかった。そうすれば、彼らも子供を持って、愛情を注げた…
他の人にはそうさせてあげたい。
これが主人公の医者になるルーツです。
(貧しいころに夢見たテレビを買いたいという理由もありますが)
私はこのシーンで声が出るぐらい号泣しました。
自閉症の特徴に悩みながら、一生懸命奮闘していく姿には心打たれてしまいます。
結構話数が多いですが気が向いたら見てみてほしい作品だなと思います。
まだまだ語りたいことはありますが、グッドドクターについてはこの辺で終わります。
では、どうしてこんなに感動したのか。
私なりに日本のドラマと海外ドラマで比較して考えた話を以下有料パートで書いていきます。
(言葉使いが一部過激なので日本のドラマ大好きな人は読むのを控えることをオススメします)
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