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イキザマノザマ#1

6年前位に自分の店舗イマジネーションピカスペースで毎月音楽のイベントをしていた
オーガナイザーにイギリス人のマイクを迎えて、Night of 1000 eyesと言う音楽イベントを企画して主催していた。
外国人の演者がおおくて、マイクのツテもあって客層の7割が外国人だった。
こんな小さな店舗なのに話題を呼び、客が100人以上だったのも良くあった
国内から海外から演者が来てまさに多種多様な人間交差点だった
メインで40回、スピンオフもあわせると50回位、開催した
期間で言うと4年位の間、ご近所のごきげんなゲストハウスPAXも巻きこんで、ピカとPAXでこのイベントを共同開催していた
インバウンドの流れなどもあり、この4年間位がイマジネーションピカスペースのひとつの黄金時代だったと思う
このままイベントスペースで行けると思っていた
残念な事にコロナウィルス到来と共にこの素晴らしいイベント
Night of 1000 eyesは終焉した
もう1度、この様な音楽イベントをして欲しいと言う要望は、色々なお客さんから言われているが、わたしの意見はもう一度したいとは思わない
あの時、あの面子、あの時間軸だったから出来た事であって、完全に完成していた時代だった
それを共有出来た人達がいると言う事はわたしにとって励みになるし、イマジネーションピカスペースの9年間の歴史にその様な時期があったのは素直に嬉しい
店も経ていく様に、店主のわたしも経て行くのである
そんなNight of 1000 eyesの時代に一匹の狼が紛れ込んでいた
名を「ペイ釣りケースケ」と言う
彼はミュージシャンだった
彼の遠吠えはよくとおった

続く

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