ぷよんの壁
【ファンタジーみたいな何か】
なんだか分からない「ぷよん」とした壁が立ちはだかってこれ以上進めない。
硬くてゴチンとしたらもっと早く気づけたのに。
ぷよんぷよんとする壁に向かって進もうとしていたよ。
ぷよんの壁なんてあるわけないだろ!
って思っていたけれど
確かにあるんだよなぁ。
なんだろうなぁ
この触り心地の良いぷよんぷよん
お腹のお肉みたい
無色透明、無味無臭
(ほんのり温かい)
カチコチ固ければ、力を加えて砕くことができるのに。。。
ぷよんを破壊する程の大きなパワーは無い。
迂回すにしても大きすぎる。
さて、、、
燃やす?爆破?切り刻む?酸で、、、
(発想が物騒)
何をしようと破壊することは出来なそうだ。
ふと気づくと何やら匂いが漂ってる。
ペロンとすると味までしてきた。
さっきまで存在すらあやふやだったのに。
何なんだよ。
薄く色づいて、硬さが出てきた。
なんか変な音までする。
ほぅ、そうきたか。
なら、ドアーもついてるんだろ?
すると少し離れた所にドアを見つけた。
ほぅらね。
ドアーの向こうは・・・
(おしまい)
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