税理士試験を通して得たもの失ったもの
こんばんは。ピカポポです。
第71回税理士試験から2週間ちょっとが経ちました。
理マス(TAC理論マスター)を見ないゆっくりとした土曜日にまだ違和感を感じています。🌱
私の高校卒業後~20代前半のとても大切な時期は、
ほとんど税理士試験一筋でした。
20代前半といえば、
とても深い恋愛をして、💏💕
新社会人として色々なことを学び、🔰
色々な新しい人間関係を築いて、 💞✨
たくさん遊んで、新しいことを初めて、
一人暮らしもして、、🐾🎈🎈
と、想像していました。
けれど実際はそんな甘くはありませんでした、(笑)
しかし、税理士受験生としてこの大切な時期を過ごしたことで、
得ることができたこともたくさんあります。
今回は、いま思いつく限りの得たものを記事に残したいと思います。
【税理士試験を通して得たもの】↓↓↓
①本やマンガが読めるようになった📕📖
⇒私はこれまで本当に文字を読むのが嫌いでした。
マンガでさえ文字を読まなければならないので、
アニメ化されていなければあきらめてきました。
読みたい本があっても2ページほど読んで疲れてあきらめる。
受験生になるまではこんな感じで
ほとんど苦労することなく生きてきました。🐣🐤
しかし、本格的に税理士を目指すため試験の勉強を始めると、
こんな私ですから案の定とても苦労しました。💦
テキストはまだ図解もあり、考えながら読むので
それほど苦ではなかったのですが、
税理士試験には理論という私の最大の敵が潜んでいたのです。
特に税法の理論では、
はじめのころは理解していなくてもとりあえず覚えろと言われ、、
はい。私が最も嫌いな分野でした。😭
そんな私ですが、今では理論が一番の得意分野です。✨
特に条文を読むのが得意なのですが、
これは条文の書き方には”細かな決まり”があって、
実際の計算と理論をリンクさせていくことで「おー!!」と
新しい発見をしていくことが楽しくなったからです。🌈
そして、たくさん理論を読んでいくうちに
理論っぽい言い回しを作文できるようになり、文章の暗記というよりは
アウトプットの一つとして理論があると認識するようになりました。
(何を言っているんだ?と思った方はスルーしてください😅)
こんな感じで数年勉強をしていると、
自然に文字への抵抗がなくなっていきました。✨
今では、たくさん本を買って、友達からマンガを借りて
充実した日々を過ごすことができています。🎡✨
(ワンピースとコナンがもう100巻らしいですね!!)
②ペンの持ち方が治った🖊
⇒ペンの持ち方が汚く、グーしてるような持ち方の方
いらっしゃるじゃないですか。私もそれでした。(笑)
小さい頃からしつけでよく親に怒られていたのですが、
ペンの持ち方など、癖になっているものを直すということは
とても難しいのです。。💧
親も私もあきらめかけていたのですが、
税理士試験は慣れないボールペンで解答しなければならず、
この際ボールペンの持ち方として
新しく癖をつけることができるのではないかと
頑張って正しい持ち方で勉強するようにしました。📝✍
はじめは手に力が入らず、とてもストレスが多かったのですが、
今では正しい持ち方で早く文字を書くことができているので
この時頑張って本当によかったなと思います。🌼
おかげで社会に出て恥をかかずに済みそうです🎈🥰
③字を早く書けるようになった💨
⇒私は本当に字を書くのが遅かったのですが、
税理士試験は速記の試験といわれるほど時間との勝負の試験です。
私は字を書くのが遅いから、、というのでは通用しません。💦
めちゃくちゃ練習しました。。税理士になりたいので。
理論と計算で合計120分の試験で、
早い人は理論40分、計算80分で解いていましたが、
私は理論に60分を使い、計算を60分で解いていました。
(初めはもっと遅かったと思います。)
最近は平均50分ぐらいで理論を書いています。
それでもまだ遅いほうなのですが、
仕事のメモや日常生活での筆記は早くなったので
とても役に立っているなと思います。🥰💕
また、字を書くのが以前ほど苦ではなくなりました❕❕
④汚い字を読めるようになった📄
⇒税理士受験生は急いで字を書く分、字が汚い傾向にあります。
私もゆっくりと書く字は綺麗だと思っているのですが、
急いで書くと、本当に頑張らないと読めない字になってしまいます。
自分が汚い字を書くようになった。ということと、
交換採点をするために友達の汚い字を採点していくうちに、
よっぽどの字でない限り、汚い字を読めるようになりました。(笑)
良くも悪くも😂
⑤勉強の癖がついた⁉
⇒私は新しいことを知るのは好きなので、勉強は嫌いではないのですが、
学校ではなく家でまで勉強をしたり、自分から進んで
新しく勉強を始めようとするタイプではありませんでした。
宿題も学校で終わらせて帰るか、
提出日ギリギリに学校で終わらせていました。(笑)
そんな私も、今では家で勉強をしたり、
勉強してきたことの復習をしたり、
仕事に関係することなどでこれから役立ちそうなことを
自ら進んで勉強するようになりました。🌳
昔の自分では考えられません。(笑)
コロナが流行する前は学校以外ではカフェで勉強していたのですが、
コロナ流行後はカフェで勉強しづらくなり、
家で勉強するようになりました。🏡
学校も一時休校となり、毎日自宅学習。。
答練(毎週のテスト)も自宅での実施となりました。
上位だった私の答練の結果も、一時期最下位まで落ちました。
しっかりと勉強していたつもりだったのですが、
やはり家での勉強となると落ち着かず、
あまり頭に入っていかなかったのだと思います。💦
これではだめだと、
どうにか勉強スペースをカフェに近いものにしようと
試行錯誤を重ねました。🚲🚲
今では自慢の勉強スペースが完成しました。
(詳しくは、いずれ別の記事にしようと思います。)
今では家の勉強スペースが一番落ち着くスペースです。😎✨
⑥時間の無駄遣いが減った⌚
⇒受験生はいかに勉強に時間をかけられるかがとても重要です。
ぼー。っとした日々を過ごしていると、答練で痛い目を見ます。
また、試験合格までの期間がとても長くなってしまうので、
試験へのモチベーションもだんだんと下がっていってしまいます。
早く合格して自由の時間を手するためにも、
時間を有効に使うことが求められます。💪✨
試験の直前期は特に毎日のスケジュールを決め、
ルーティーンを作り、時間を気にしながらの行動を心掛けました。
勉強中にやりたいことが出てきたときは、すぐに行動せずメモに残し、
急がないものについては「試験後やりたいことリスト」として
書き出すようにしていました。📝
おかげで勉強中の雑念にも、すぐに打ち勝つことができました。
こんな受験生生活を送っていると、
不思議と時間に余裕が生まれ、趣味の時間が増えました。🛒🎮🎸🎨
今までどれだけ無駄な時間を過ごしていたかと思い知らされました。
⑦資格という一生の武器を手に入れた🔨🔧
⇒私は高校卒業後、専門学校へ行ったので大学へは行っていません。
専門学校への道を選んだ理由は、
なんとなくやりたいことが決まっていたのと、高額を出して
大学へ行くメリットが高校生の私には感じられなかったからです。
(しっかりと学ぶ意欲のある方は大学へ行くべきだと思っています。)
大学を卒業していない分、
自分のアピールポイントは自分でつかまなければなりません。
就職や社会活動において、初対面の方に自分をアピールするのには
資格はとても使える要素だと思っています。🔩🔧
資格を持っているからすごいだろというのではなく、
少なからず資格を取ることができるくらいの努力をすることができる人
ということをアピールすることができます。💌✨
また、資格を取得する程度の知識は少なくとも勉強しているので、
実務をする際に実際に1から教えるよりは、覚えるのが早いです。
税理士試験は、科目合格でも
合格してしまえば一生消えることはありません。🚀🪐
私は大学を卒業していませんが、
正直、学歴コンプレックスはほとんどありません。
実際に資格を生かすかどうかは自分次第ですが、
資格を持っていることが自信につながるというのは確実だと思います。
⑧税金の知識がついた💴
⇒税理士試験の勉強していくうちに思ったのは、
知らないということはとても損をすることだということです。🍃
例えば中小企業を救済するための措置はたくさんありますが、
それを適用できることを、
国は企業や事業者に直接は教えてはくれません。🙅♀️
申請することができる補助金や助成金があっても
自分で調べなければなりません。
所得税や住民税についても、
適用できる措置を知らないために
何もしないで納税するととても損をするなと思いました。
税金は本来、課税の公平の原則に基づき
経済力がある人からは多く税金を徴収し、
経済力がない人からの徴収は少なくなるように
制度で定められているのです。📜
(垂直的公平)
ただし、経済力のある人は税金についての知識がある方が多く、
または優秀な税理士に依頼しており、
適用できる優遇措置をもれなく適用しており、
経済力のない人は税金にまで目がいかず、
適用できるはずの優遇措置を適用せずに
多くの税金を支払っているということが多くあるのです。🤧
知らずに損をする人を減らすため、
一生懸命国が考えた優遇措置を納税者に広めるため、
課税が公平になされるために、
私は将来税理士として役に立ちたいと思っているのですが。👩💼✨
知らなくて損をすることは税金についてだけではありません。
今後色々なことを勉強していこうと思います。👩🦰🌷
⑨まとめると、、
少し雑なまとめになりますが、
税理士試験を通して私は確実に変わりました。🍀
本を読めるようになり、
時間を有効に使えるようになったことで、
人生が豊かになりました。🌲🌲🌲
今後よっぽどのことがない限り
食いっぱぐれることのない資格を手に入れました。🥇
また、上記に記載したもの以外でも
簿記の知識があることでいろいろな企業の財務をみることができ、
新しい世界が広がりました。🌈
条文を読むことができるようになったので、勉強の幅が広がりました。
自分の価値が高まりました。
税理士試験を一緒に乗り越えたかけがえのない勉強仲間を手に入れました。👩👦👧🧑👩🦰🤝💞✨
書き始めると長くなってしまいました。
noteって楽しいですね。💕(笑)
これだけ得たものをたくさん書いた後ですが、
最後に失ったことも一応書いておきます。(笑)
試験前に付き合っていた彼氏とは別れました。💔
「勉強だけが能じゃないよ。」と言われました。
同じ専門学校に通っていた同期ですよ。
酷くないですか⁉(笑)💥
お金の管理ができない人だったので、どっちにしろ
いずれ別れていただろうと思うのですが。。
ただ付き合っていた時は本当に幸せだったので
本当に感謝しています。💝
あと失ったものといえば20代の大切な時間ですね。🕛
税理士受験生になっていなければ何をしていたか
想像もつきませんが、💭💭
もう少し色んな事に挑戦していろいろな人と出会っていたかなと思います。
でもやっぱり、なんだかんだ税理士受験生として進んできてよかったなと思います。💖
私の中で税理士になりたい夢は揺らがないので、
早く税理士試験5科目完成させて、信頼される税理士になりたいです。👩🦰
今は試験の結果待ちで一旦試験勉強は中断していますが、
もしダメだったとしても絶対にあきらめません!✨
またいつか税理士を目指した理由や試験合格後の目標などを
記事にできればなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。🍀
ではまた別の記事で👋