凡事徹底がお金を引き寄せる
本日は、会社でお借りした一冊の本を読んで、私が感じたことを伝えていきたいと思います。
凡事徹底
〜平凡を非凡に〜
凡事徹底とは、誰にでもできることを、誰にもできないくらいやることを意味します。
では、そんな当たり前のようにできることを徹底すれば、お金を引き寄せることができるとはどういったことなのでしょうか。
ゴミには運がついており、ゴミを拾うことは運を拾うことと一緒である。という言葉を聞いたことはないでしょうか。
その言葉の意味が、今回の話で少し理解して頂けるかと思います。
気づく力
ビジネスにおいて成果をあげられる人は、手元の商品の価値が分かり、その商品の魅力を見出すことができる。
値段を下げたり、キャンペーンで客を引き寄せる行為は、商品の魅力を下げることになる。
つまり無駄な行為である。
魅力を見出すためには、無駄がない、無駄が少ない人になる必要がある。
無駄がない人になるためには、無駄に気づく人になることである。
では、気づく人になるためにはどうしたらいいのか。
微差・僅差を積み重ねる
もともと仕事というのは、単純で単調である。退屈で、見栄えのしない、やりがいのないものだと思う。
それを派手に、すぐに成果を出そうとするから、いい結果に結びつかないのではないだろうか。
外側だけ取り繕っても、お客様に内面を覗かれた時に、信頼を失うことに繋がってしまう。
お客様に信頼してもらうためには、内面をいかに構築していくかが重要になる。
その良い例として、ある会社が、お客様の声に真摯に耳を傾け、改善するため、最善策を取るために、常に現状を変化させていくことにこだわっている。
小さな変化の積み重ねが、やがて大きな変化になり、その会社の付加価値として、他社には真似できないものとなる。
その会社は、お客様のため微差・僅差を積み重ねたことで、お客様が求めることに気づくことができるようになったのである。
人を喜ばすこと
絶えず人を喜ばせる気持ちで物事をやる、人生を送る、毎日を送ることで、気づく人になれる。
ここでもひとつ例にとって考えてみる。
ある人が、畑を耕すのにクワが壊れたため、隣のおじさんにクワを借りにいった。
しかし、隣のおじさんはクワを使っていた。
ここで、貴方なら隣のおじさんに何と問いかけるか。
「終わったら貸してください」で終わる人と、「私がその畑を耕します」で始まる人では、相手からどんな印象を受けるかは一目瞭然ではないだろうか。
ただ、ここに打算や見返りをすぐに求める人は、このような行動は続かないだろうし、相手からも見抜かれる。
ここで伝えたいことは、相手が喜ぶための行動は何か、常に考えて行動できる人は、相手の喜ぶことに気づける人になれる。
今回は、凡事徹底がお金を引き寄せることについて話してきました。
微差・僅差の積み重ね、人を喜ばせることを徹底している人だけが、良い運を引き寄せることができるのではないか、ということを感じることができました。
ぜひ、皆さんも目の前のゴミを拾ってみることから初めてみませんか。
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