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茶道ちょう入門 ①

茶道って、どんな世界?

茶の床の間は小宇宙だ、とどこかで聞いたことがあるが、
あまりどういうことなのか、よく分からない。
よく分からないからこそ、気にもなってくる。
想像力の豊かな友人は、たぶんヨガみたいなんじゃないかと言っていたが、
ますますよく分からない。

しかし、日本に住んでいる身として、
少しでもおもてなしの作法を身につけられたら、
そして外国の人に、日本のお茶をもてなせるようになれたら・・・
また、少しでも得意げに茶道のことを語れたら、
それは素敵だろうなぁ、と思いつつも、
なんとも茶道の扉は、重く敷居が高く、
自ら進んで伝統的な茶道教室の扉を
ノックする気には到底至らない。。

そんなところ、
「人形町茶道部」という、少々ゆるい雰囲気の部活みたいな
教室に誘ってもらい、この感じであればだいぶ抵抗感なく、
初めの初めの一歩を踏み出せそうな予感が。

千利休のお孫さんの一番末っ子の方から派生した、
「裏千家」という流派を基本とした内容のようですが、
緊張感のある畳の茶室から始まるわけではなく、
最初の数回は普通のテーブルの上で、手さばきの練習、
茶道の座学などから始まるので、初心者としては、
ハラハラドキドキがなくて、安心のスタート。

第一回は、
帛紗さばき(ふくささばき)という茶道の基本中の基本の演習を
先生の見よう見まねで。
演習に入る前に、まずは一服、お茶を頂く。
お茶菓子の程よい甘さの後に飲む抹茶が、
なんとも甘さと対比してより美味しく頂ける。
そんな味覚の対比を考えながら飲食なんてほとんどしたことがなかったな、
と思いつつも、確かに美味しい。

今日のお菓子は菜の花をモチーフにしたようで、
季節を感じることも茶道の醍醐味のようです。

次の回までに、家でまた帛紗さばきの練習をしてみよう。

帛紗さばきから茶杓を清める

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