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『海老名メロンパン』は必ずしも海老名SA販売のパンを示すわけではない。

こんばんは✨

今日は仕事関係の打ち合わせのために
遠方から東京へ来るまでいらっしゃった方から、
お土産にメロンパンをいただきました。

その名も『海老名メロンパン』

ご存知の方も多いかもしれませんが、
海老名SAで販売されいてる
ほんのりメロン色をして店頭で販売されているメロンパンを
海老名のメロンパンとよく呼んでいました。

子供の頃は地元の静岡から東京ディズニーランドに家族で行く時に、
行き・帰りの途中で立ち寄るSAが海老名SAであることが多く、
時々買っていたことを思い出しました。

当時から割と人気のあるメロンパンで
行列ができていることもしばしば記憶しています。

ただ、今回は足柄SAで購入されたということで
そういうこともあるんだと思ってありがたくいただくことに。

が、ここで気づいたことがありました。
製造元が埼玉県の工場であることや
販売元は東京都にあるメロンパンであるという。

よくよく調べてみると、
海老名SAで販売されている人気のメロンパンは
大きくわけて3つの店舗に区別されるそうです。

・海老名SA下り線「ぽるとがる」
・海老名SA上り線「成城石井」
・海老名SA上り線「箱根ベーカリー」

当時、
「48時間以内で最も多く売れた焼きたて菓子パンの数」としてギネス記録を持つというメロンパンは
海老名SA下り線の「ぽるとがる」のパンなのだそう。

海老名SAの「ぽるとがる」のメロンパンがギネス記録をとった後に、
この同じグループの会社の中で「海老名メロンパン」という名前で他にもメロンパンを製造・販売するようになったことで、
海老名SA以外でも「海老名メロンパン」が食べられるようになった経緯がありそうです。

ただ、焼きたてという点は今回のお土産品のように
袋に包まれてパッケージングされているものでは味わえない感覚だとは思います。

このメロンパンの人気に火がついたきっかけは、
ある意味で経営戦略的なこともうまく機能したとも言えるようです。

西洋フード・コンパスグループ株式会社が着目したのが
「バスガイドの口コミ力」だった。
 バスガイドやバス運転手が集う休憩スペースに海老名メロンパンを試食用に提供した結果、
観光バスの車内でバスガイドが「海老名SAの名物はメロンパンです」などとアナウンスするケースが相次ぎ、
観光客がメロンパンを求めて、売り場に殺到したという。
 日本の“大動脈”とされる東名高速の海老名SAには、
全国から観光客やドライバーが集まっており、
その人気ぶりは口コミによって、一気に全国に波及したのだった。
(「海老名メロンパン」48時間で2万7503個販売、ギネス認定 産経ニュース 2018/06/19)

クチコミの力というのはどの時代でも非常に重要な役割を果たしていますね。

海老名SA登り線の「成城石井」と「箱根ベーカリー」は
この「ぽるとがる」とは関係なく、製造元も異なるため
人気があるのはやはり販売されているメロンパンが美味しいからというのはありそうですね。



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