2019.09.20-29 北欧4ヶ国へ1人旅
毎年恒例の夏休み海外 1 人旅.今年はフィンランド,エストニア,スウェーデン,アイスランドの 4 ヶ国へ行ってきた.
フィンランド
ヘルシンキは京都のようなコンパクトな街で,歩いて回ることができた.ちょっと疲れても,街中にトラムやバスが張り巡らされているし,電動スクーター Lime も至るところに置いてあったので移動は楽だった.
ヘルシンキのシンボルであるヘルシンキ大聖堂や,岩がむき出しになっているテンペリアウキオ教会など,神秘的な雰囲気の建築物が多かった.
個人的に 1 番よかったのはスオメンリンナ島.マーケット広場からフェリーで 15 分程で行くことのできる小さな島.とてものどかで自然が美しく,現地の人などもピクニックしたりしていた.もともとフィンランドの南部を守る要塞だったこともあり,砲台や潜水艦などが残っていた.
そして,何といってもフィンランドといえばサウナ.フィンランドではどのホテルにもサウナがついており,毎朝整っていた.公衆サウナも数多くあり,Löyly という新しめの公衆サウナに行った.日本のサウナと違い,地元の人のコミュニケーションの場となっていて賑やかで,お酒とかも飲めた.
水風呂がわりに海に直接つながっていて入れるようになっていた.入ろうかと思って足をつけてみたら,水温が低すぎてやっぱりやめて戻った.
サウナ専門店「サウナマーケット」へも行ってみた.サウナグッズが一式そろっていて,見ているだけで楽しかった.サウナハットをはじめ,日本のサウナではあまり見ないようなグッズも数多くあった.
最終日のお昼には,映画でおなじみのかもめ食堂 ( Ravintola KAMOME ) へ行った.映画の中の世界に入り込んだような感じ.日本語のメニューも置いてあり,お客さんも日本人が多かった.
高い建物が少ないヘルシンキの中で,ヘルシンキが一望できる Ateljee Bar へも行ってみた.テラスからヘルシンキの夜景を見渡すことができた.
エストニア
ヘルシンキから シリヤライン に乗り,日帰りでタリンへ.シリヤラインは本当にフェリーなの? と思うくらい広くて豪華だった.
タリンは,まるで中世にきたかのような街並みで,とても建物が美しかった.タリンも徒歩で数時間あれば十分まわれるような小さな街だった.
スウェーデン
スウェーデンは,キルナとストックホルムへ行った.キルナはスウェーデンの最北に位置する,人口約 2 万人の小さな街.空港も小さくとてものどか.
キルナは,ずっと行きたいと思っていた ICEHOTEL に行くのが目的だった.アイスルームは -7℃ に保たれており,全部氷でできていた.どの部屋もとても凝っていて芸術的だった.
アイスバーでジントニック.グラスも氷でできていた.めっちゃ寒くて急いで飲んで外に出た (外も寒かった).
ちなみに自分が泊まったのはウォームルームという普通の部屋.アイスルームは 15 分くらい見て回るだけでも凍えるような寒さだったので正解だったかも.アイスルームに泊まる人はトナカイの皮をかぶって寝るらしい.
ホテル全体はコテージになっていた.かなり北部なだけあって,外に出ると空気が澄んでいてとても気持ちよかった.
そしてキルナを発ち,ストックホルムへ.ストックホルムはヘルシンキよりも都会で,街並みもきれいでイメージ通りの北欧といった感じだった.
ガムラスタンは夜に行ったが,夜景がとてもきれいだった.
あとは恒例のおしゃれな図書館めぐり.ストックホルム市立図書館は 360 度本に囲まれてて圧巻だった.
アイスランド
アイスランドはこの旅行の大本命.行った人の話を聞いてから,いつか行ってみたいとずっと思っていた.
レイキャビクは観光客の街といった感じで,おしゃれなお店がずらりと並んでいた.建物もカラフル.
レイキャビクの象徴,ハットグリムス教会.展望台は登ることができて,レイキャビクを一面に見渡せる (最初の写真は展望台から撮ったもの).
クリントン元大統領も食べたことで有名な,「宇宙一美味しい」 と言われているホットドッグ屋さん.滞在中に 2 回食べたが,常に行列だった.味は… まあ普通に美味しいかなくらい (期待値が高すぎたかも).
晩はアイスランド名物のクジラ料理を食べた.↓ はクジラの刺身.1 人旅慣れすぎてコース料理の高級店とか 1 人で入れるようになった.
アイスランドはビールが有名で,クラフトビアバーがいっぱいあった.毎晩違うバーに行ってクラフトビールを楽しんだ.
アイスランドの大きな目的の 1 つである,世界最大の温泉ブルーラグーン.一部熱いところがあったが全体的には適温で,ずっと入っていることができた.中でビールも飲めたし,サウナも入った.
ゴールデンサークルをまわる日帰りツアーにも参加した.シンクヴェトリル国立公園は 「大陸の裂け目」 として有名で,写真の下部の断絶部分がプレートとプレートの境界.地表に境界が出ているのはかなり珍しいみたい.
1 番印象に残っているのが,ゲイシールの間欠泉.最初何か分からず,池のまわりに人が群がっていて何だろうって思っていると…
すごい音とともに噴出.ハマって 4, 5 回見てしまった.
ちなみにアイスランド,物価が異様に高かった.水のペットボトルで 400 ISK (約 360 円).水に関してはアイスランドは水道水飲めるからいいにしても,全体的に観光地の値段といった感じだった.
全体を通して
今回の旅行では 1 度も現金を使わなかった.どこの国もキャッシュレスが浸透していて,日本のはるか先をいっていた.小さいお土産屋さんや,屋台のようなところでもクレカ決済端末が置いてある.また,電車やバスもアプリでチケット買って乗るだけ.スマホとクレカさえあればすべてが完結する.
左が HSL (ヘルシンキ交通アプリ),右が SL (ストックホルム交通アプリ)
10 日で 4 ヶ国はちょっと詰め込みすぎたかもしれない.移動時間が多く結構バタバタしていたかも.来年は 1 つのリゾートホテルで 1 週間まったり本でも読んで過ごす,とかにしようかなと今から考えている.
米国での挑戦を応援いただける方はサポートお願いします!ありがとうございます🥺