ぴかし

2022年9月渡米🇺🇸 ベイエリアでプロダクトマネージャーとして働いています。翻訳書:『…

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2022年9月渡米🇺🇸 ベイエリアでプロダクトマネージャーとして働いています。翻訳書:『プロダクトマネジメントの教科書』https://amzn.to/3Sx1Rhr

最近の記事

グランドサークルを周遊してきた

Google Cloud Next に合わせて日本からラスベガスに同僚が来ていたので、週末に一緒にグランドサークルを周遊してきた。人生の100のリスト「85. グランドサークル1周する」達成! 以下の1泊2日のバスツアーに参加。深夜2時にラスベガス発ということで、前日の晩にサンノゼからラスベガスに飛び、出発まで BrewDog で飲んだりしながら時間を潰した。 バスに乗車後、4-5時間かけて移動し(あまり寝れなかった)、早朝にグランドサークルに到着。ホースシューベンドなど

    • オースティンとサンアントニオに行ってきた

      3月下旬から4月上旬にかけて、テキサス州のオースティンとサンアントニオに行ってきた。 オースティンは同僚が住んでおり、1度遊びにいってみたいと思っていたところ、Adoが全国ツアーでちょうどオースティンに来ることを知り、それに合わせて行くことにした(日本のアーティストがオースティンまで来るのはかなり珍しい)。サンアントニオは以前アメリカに住んでいた友だちにおすすめされ、オースティンからすぐ行ける距離なのでついでに行ってみることに。 オースティン金曜の晩にサンフランシスコから

      • 米国で出せる自分の価値について

        前回に引き続き、人生の次の10年を考えるシリーズ。米国で自分の価値を最大限に発揮するには?について考えがまとまってきたので整理しておく。 渡米当初は、せっかくシリコンバレーに来たのでこの地でしか働けない企業でいつか働きたいなあと考えていた。多くの米国テック企業は日本でプロダクト開発の機能を持っておらず、そのような企業でプロダクトマネージャーとして働くには、前提として就労可能な状態で米国にいる必要がある。自分もグリーンカードが取れた暁には、NetflixやMetaのような世界

        • プロダクトマネジメントの本を翻訳した

          1月22日に発売された「プロダクトマネジメントの教科書」という本の翻訳を担当しました。 原著は「Cracking the PM Career」です。500ページを超える分量で、一般的な書籍の2冊分以上あると思います。本書の翻訳を日々少しずつ進め、1年程かけて完成させました。本記事では、この翻訳という仕事をどのように進めていったのかを振り返ってみようと思います。 きっかけ2020-2021年頃、コロナ禍で家にいる時間が長くなり、プロダクトマネジメントに関する洋書を結構読んで

        グランドサークルを周遊してきた

          米国のタックスリターンを自力でやる

          今年もタックスリターンの季節がやってきた。米国のタックスリターンは日本よりも複雑だと聞き、昨年は何も考えずに税理士さんに依頼したのだが、SNSを見ていると自分でやってる人も結構いて自分もできそうだなと思い、今年は自分でやってみることにした。 タックスリターンタックスリターンには Turbo Tax を利用した。自分は株の売却益があるので $129(20%オフのリンクを使って$95.20)のプランを選択した。また、自分は使わなかったが、さらに課金することで専門家のサポートを得

          米国のタックスリターンを自力でやる

          ニューオーリンズへ1人旅

          2/17-19がPresidents' Dayで3連休だったので、ずっと行ってみたかったニューオーリンズへ行ってきた。2024年やりたいことリスト にある「まだ行ったことない北米の都市5つに訪れる」の記念すべき1都市目。 街並み街並みはヨーロッパ風で建物もカラフル。米国にいることを忘れさせるような雰囲気だった。ニューオーリンズのあるルイジアナ州は元々フランス領であり、その名残みたい。数日前までニューオーリンズ最大のお祭りである マルディグラ が開催されており、そのイメージカ

          ニューオーリンズへ1人旅

          半導体戦争 - 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

          半導体産業の歴史と今後の方向性について書かれた本「半導体戦争」がとても興味深かったのでまとめ。本書では、半導体産業の発展について、技術競争、経済競争、軍事競争の3つの観点を織り交ぜながら描かれている。 半導体が誕生した頃は、軍事利用がメインで政府が顧客だったが、その後コンピュータを個人が保有する時代になり、民間の大きな市場が開かれることになった。そして、ムーアの法則に挑む形で年々チップが小さくなり、現在では1つのシリコンに100億個以上(!)のトランジスタが搭載されている。

          半導体戦争 - 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

          米国内での引っ越し - やったことリスト

          先日、米国にきて初の引っ越しをしました。渡米時は シリコンバレー不動産 が物件探しや手続きまわりをサポートしてくれましたが、今回は自分ですべておこなったので、備忘録をかねてまとめておこうと思います。 参考までに、自分はカリフォルニア在住で、今回は州内の引っ越しです。 家の契約元の家の契約が1月半ばで切れる予定だったので、そのタイミングで引っ越せるように11月頃から物件を見始めました。お目当てのアパートの空き物件を定期的にチェックしていたところ、諸々の条件が一致した物件が1

          米国内での引っ越し - やったことリスト

          人生の次の目標を考える

          最近、次の10年くらい何をしようかと考えている。起業したりシリコンバレーで働いたりと、学生の頃からの大きな目標はひと通り達成してしまったので、そろそろ人生の次の目標を見据えて動き出したいと思っている。 そんな中、最近はリアルビジネス(デジタルでないビジネス)に興味が出てきている。理由は以下の2つがある。 ひとつは、米国にきてからペインを感じるものは、ほとんどリアルなものに対してだということ。デジタルなものはその性質上、世界中のどこからでもアクセスできるので、米国にきて特定

          人生の次の目標を考える

          2024年やりたいことリスト

          あけましておめでとうございます!年末年始は日本に一時帰国しています。2年ぶりの日本での年越しですが、やはり日本の方が年越し感がありますね。 今年も恒例のやりたいことリストを作ってみました。達成に向けて今年も駆け抜けようと思います。充実した1年にするぞ〜!

          2024年やりたいことリスト

          2023年やりたいことリストの振り返り

          年初に立てたやりたいことリストの振り返り。今年は何個達成できたかな。 ✗ 現在作成中の出版物を完成させて出版する 今年の上半期はプライベートの時間の大半をこれに捧げていました。出版は来春になりそうです。 ○ イースター島でモアイを見る 12月に行ってきました!生でモアイを見るという念願の夢が叶いました。 ○ アムトラックで米国横断する 4月に行ってきました!カリフォルニアからニューヨークまで3泊4日かかりました。ロッキー山脈やシエラネバダ山脈、五大湖など、移り変わ

          2023年やりたいことリストの振り返り

          2023年を振り返って

          今年も年の瀬が近づいてきたので、1年を振り返ってみようと思う。毎年これを書くとき、過去の振り返りブログを順に読み返して、これまでの人生の思い出に浸るというのが恒例となっている。 今年で米国生活が2年目に突入した。春には就労ビザ関連でいろいろ大変なことがあり、1ヶ月程日本に滞在することになりはしたが、今のところ何とか米国で働き続けることができている。当時の出来事は以下にまとめている。 この出来事をきっかけに、米国で生き延びることの難しさを痛感し、今後の生存戦略を真剣に考える

          2023年を振り返って

          2023年に読んでよかった本5冊

          今年も去年と同様、あまり読書の時間が取れず30冊くらいしか読めませんでしたが、おもしろい本にはいくつか出会うことができたので、特によかった5冊をまとめておこうと思います。 笑い神 M-1、その純情と狂気今年1冊目に読んだ本が今年のベストになりました。M-1グランプリを軸に、出場した芸人たちの人生を描く群像劇形式のドキュメンタリーです。M-1がいかに芸人たちの人生を変えるものであるかが分かり、また彼らの漫才にかける思いに心を打たれっぱなしでした。今年のM-1も、出場している芸

          2023年に読んでよかった本5冊

          ベイエリアのスパ・サウナ事情

          アメリカにはサウナ文化がない。渡米して1年くらいはベイエリアにスパ・サウナ施設は皆無だと思っており、日本を恋しく感じていたが、最近になって意外と存在することに気付き、いくつか開拓したのでまとめておく。 ベイエリアのスパ・サウナArchimedes Banya - おすすめ度 ★★★ サンフランシスコにあるロシアンサウナ。ベイエリアでいったサウナの中でここが1番よく、日本のサウナに唯一匹敵する(もはや上回る)クオリティ。 サウナは100℃くらいの高温で、水風呂は10℃くら

          ベイエリアのスパ・サウナ事情

          海外出店のリアル - ローカライズ「しない」という戦略

          日本企業が海外展開する際、現地の文化や生活習慣にあわせてローカライズすることが重要と言われる。一方、ローカライズしすぎると、日本企業としてのオリジナリティを失い、現地企業に埋もれてしまいかねない。 先日、海外進出している飲食店の事例をまとめた「海外出店のリアル」という本を読んだのだが、飲食店ごとにローカライズのバランスに関する考え方は様々であり非常に興味深かったので、まとめておこうと思う。 ローカライズの程度の事例まず、あえてローカライズしないという戦略を取っている Mo

          海外出店のリアル - ローカライズ「しない」という戦略

          サンティアゴへ行ってきた

          イースター島の帰りに、チリの首都・サンティアゴを1日観光してきた。 南米は2回目だが、前回はガラパゴス諸島だったので(島ばっかり攻めている)、本土をゆっくり見て回るのは今回が初めて。 サンティアゴは思っていたよりも都会だった。スリが非常に多いと聞いており若干身構えていたが、少なくとも自分が行動した範囲では全然そんなことはなく、治安もよさそうだった。街も全体的にきれいで整備されている。 サンティアゴは南半球なので初夏で、自分のいた日は33℃だった。ただ、クリスマスは変わら

          サンティアゴへ行ってきた