見出し画像

IELTS受験をまとめてみた #5

先日初めて受けてきたIELTS。
初めてすぎてわからないことも多く、事前に疑問はあれど、どこのサイトや参考書にも書いてないこともありました。
また無事終わったとはいえ、結果が良くなかった場合、再度受験することになります。

ということで今回は、私が事前に気になっていたこととその答えを、ここにまとめようと思います。次回受ける時の私の安心材料&今後初めてIELTSを受験しようと考えている方必見です!


全体を通して

①持ち物は鉛筆、消しゴム、水、パスポートだけ?

これはどのサイトや教科書にも書いてあったように、本当にその通りでした。さすがに金属探知機で〜なんてのはありませんでしたが、これ以外の荷物はまとめて袋に入れ、保管されていました。腕時計も持ち込み不可で、ポケットの中なども厳しく確認させられました。
強いて言うなら、パスポートのカラーコピーを忘れずに!余白が白でないといけません。

②鉛筆の文字や柄は平気?

これは私自身かなり気になっていました。
結果から言うと、全く問題なく、確認もされませんでした。センター試験やその他の模試などでは、文字や格言は禁止、無地のもの、と指定されていましたが、IELTSは問題ないようです。私は文字がバッチリ書いてある湯島天神やら某学習塾のやらの鉛筆を持っていきましたが、何も言われず。隣の受験者は、ギラギラの鉛筆をお持ちでした笑

③柄Tや英字のあるTシャツを着ても平気?

これは基本禁止だと思ってください。Twitterで調べていると、英字Tを裏返しに着させられた、という前例を見かけました。ちなみに私が受けたのは11月なので、基本的に無地な冬服(ニットや無地スウェットなど)を着ている人が多かったです。


④試験の順番は?

【ペーパーベース】
ライティング(60分)→リーディング(60分)→リスニング(30分前後)→スピーキング(14分前後)
*今調べていたら、2019年に試験の順番が変更になったそうです!どうりで勘違いしていたわけだ!

【コンピューターベース】
リスニング→リーディング→ライティング→スピーキング(各時間配分はほぼ同じ。リスニングのみ異なる)


ライティング

⑤解答用紙はどんなもの?

これはIELTSホームページにあるサンプル解答用紙と全く同じでした。タスク1とタスク2で解答用紙が一枚ずつ配られ、両面に解答を記入することができます。ちなみに、書ききれない場合はプラスの解答用紙がもらえます。

⑥文字数はどのように数える?

時間の限られている解答時間の中で、文字数を数えるのは望ましくありません。私は事前にサンプル解答用紙を用いたときに、どこまでが150文字、どこまでが250文字というのをあらかじめ確かめ、そのライン以上を書くことを意識していました。自分の字の大きさや間隔の空け方によって異なると思うので、確認しておくことをお勧めします!参考書仕込みですが。
ちなみに本番では時間が余っていたので、念のため文字数を確認しました。


リーディング

特に疑問点なかったですが…あえて書くなら。
⑦時間配分は?

練習問題の段階から、時間不足への心配がなかったので、時間配分よりも正答率を意識していました。本番もそのように解きました。
60分で大問が3つなので、
1. 比較的簡単な大問1は20分以内に終わらせること
2. 大問2を終わらせた時点で20分以上残っていること
3. わからなくても空欄を埋め、一度終わらせた大問に戻らないこと
を意識して解きました!


リスニング

⑧音声はどこから流れる?

スピーカーが上にあるから、席によって聞こえる方向が異なる〜なんて情報も見ましたが、実際はCDプレイヤーが用意されていて、正面に置かれていました。スピーカーの場合もあるのかな?
私は最も後ろの席でしたが音量に問題はなく、聞こえにくかった場合は、サンプル音声を聞く段階で音量調節してもらえました。

⑨聞き取りにくい訛りとかあった?

練習段階でもそうでしたが、基本的にイギリス英語で会話などが進められます。イギリス英語に耳を慣らしておくことが大切だなと思いました。また、一箇所だけ「え?」となった部分がありました。男性が「マイン road...」と言っていて、マインってなんや??と思いましたが、選択肢を見てmainだとわかりました!オーストラリア英語だったんですね!以前オーストラリアに旅行した時にこの単語を聞いて驚いたので、その経験を思い出しました。
こんな例もありますが、基本的には聞き取りにくいことはありません。IELTSらしい世界標準的な英語を聞くイメージです。

⑩穴埋めと記号問題を同時に解くの難しくない?

同時に解くことはありません。穴埋め問題と記号問題には別のパッセージが用意されているので、落ち着いて解くことができます。二つのパッセージのシチュエーションなどは関連していますが、全く別の内容になります。



スピーキング

⑪部屋への入り方は?

英検のような "knock→May I come in?" を想像していましたが、コロナのせいかその"作業"は必要なく。部屋の前に案内された後、試験官がドアを開け、閉めてくれます。なんなら、ノブに触るなと事前に伝えられました。挨拶の後すぐに席に案内してくれます。

⑫質問数はどれくらい?

参考書によると、答え方や答えの長さによって質問数は異なるそうです。試験官は質問がいくつも載った冊子を持っていて、そこから目についたものをランダムに出しているようでした。
私はパート1で、現代の教育についてとバーベキューについての質問を7,8個されました。パート2は、放課後のアクティビティについてスピーチをするもの。パート3は、スリリングなアクティビティについて5問ほど質問をされました。

⑬試験官に訛りはない?

これは本当に運次第だと思いますが、私の場合は全くありませんでした。アメリカ英語を話す方で、アメリカ英語を好む私にとってはとてもありがたかったです。ハキハキ喋ってくれたので、聞き取れなかった言葉は一つもありませんでした。

⑭パート2以外に時間制限はない?

ないと思っていたのですが!!ありました!!!
普通の会話の中で切られることはないのですが、パート1の途中でパート2に移る段階や、パート3の途中で全体の終了時間の段階で、バッサリ切られました!めちゃくちゃ喋ってる途中なのに!
sorry...なんて言ってましたが、質問してきたのそっちじゃんか〜!なんて気分になりました笑
パート1,2,3それぞれの時間や、終わりの時間は厳しく管理しているみたいですね。

⑮話しやすい雰囲気だった?

終始とても話しやすい雰囲気でした!話に結構反応もしてくれるし、和やかな感じでした。英検やTEAPのスピーキングでは、試験官はとても無機質な印象だったので、これはありがたかったです。試験というより、普通に会話をしているようでした。
わかりにくい質問に Like what? と聞いたら具体例を挙げてくれたし、聞き返したかったら楽に聞き返せるような印象でした。


まとめ

以上が疑問点まとめです!
恐れていたほどではない、というのが全体の感想ですかね。色んなことを心配するよりも、参考書などの練習問題を見たりして、全体像を掴むことが何よりも大切だと感じました。

疑問点他にも出てきたら追記します〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?