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ロンドナーに垣間見る柔軟性

ロンドンのスーパーでは、量り売りで野菜を買うことがある。
その日は小さな生姜1個と諸々の入った、買い物カゴを抱えてセルフレジへ。
セルフレジの画面。量り売りで買うため、メニューから生姜を探すものの、見当たらない。
どう探すも、ない。
仕方なく店員さんに話しかけると、少し画面をいじって
「生姜は持っていけ」という。
恐らく10円もしないくらいの小さな生姜。
有人レジに持っていけば済むのだが。0円でいいということになる。

ちょっとしたことだが、こんな風に、あちらこちらで「それは大した問題ではない」と、さっと柔軟な判断を見せるロンドンの人たち。こういう時に遠慮は不要。私は小さく感動しつつ、0円の大切な生姜をしまう。