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大学生散文|感情紀行記

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感情の動いた時を書き記す【感情紀行記】をまとめています。
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2024年8月の記事一覧

【感情紀行記】見た目割引

 よく、年齢を間違えられる。それも、かなり上に。周りからは、落ち着いているからとか、品があるからなどと言われることもあるが、なんだかしっくりこない。  最大の年齢誤認は、高校三年生の時だ。高校三年生の時、書類を印刷するために、印刷屋さんに行った。その時、サインを求められたので、大学合格祝いでもらった万年筆で書いたことがあった。そうすると、店員さんが、「いいペン持ってますねー」と言ってくるものだから、「合格祝いでいただいたんです」と話していた。続けて、店員さんは、「なんの合格

【感情紀行記】白と青

 一時期、某アイルバイトに応募しまくっていた時期があったが、それ以来働くことをあまり考えていなかった。そんな中、またまた西の友人からアルバイトを勧められた。最近、とても働く意欲があったことと、そろそろ四年生の時の膨大な時間をお金に変える時のための下準備をしなければ、四年生の時に働くことができなくなってしまう、という問題の解決のために動き出した。  面接を受け、あっさりとそこそこ時給が高いアルバイトに受かることができた。そういうわけで、数年ぶりにアルバイを再開する運びとなった

【感情紀行記】前略、幸せ。

 今まで、何度か書き連ねている気がするが、やはり言葉の持つ力というのはすごい。まず、言葉が表す意味というのは、その言葉の使い手のバックグラウンドであるとか、感情であるとか、様々なものを反映している。だからこそ自分は、美しい言葉遣いと、正しい日本語を目指し、心がけてきた。  先日、付き合っている人から思いがけない嬉しい言葉の数々を受け取った。それは、決して聞こえの良い言葉の羅列ではない。心の底から発してくれているメッセージであった。お互いがお互いを想い、いろいろな思いを載せて