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8 不登校だった息子の卒業式と進路

思った以上にホッとした日

卒業生200人以上の全体の
午前の卒業式には出られませんでしたが
午後からの多目的教室での
卒業証書授与式だけはなんとか行けました。

3年の前半まではなんとなく
時々登校していたものの
後半は完全不登校だったので

この日は本人にとって
ものすごくハードル高かったみたい。

下駄箱で担任が迎えにきてくれたけど
今にも逃げ出しそうな不安顔。

そもそも不登校の原因は
いじめなどでは無いので
行ったら行ったで学校では
楽しく過ごしてくるらしいのですが
学校に行く必要性を考えてしまうと
行く気になれないらしく

気乗りせずなんとなく
不登校になったクチ。
部活だけは好きだったので
3年の前半まではまだ行く意味を見出せたけど
引退したら
もうそれも無し。

でもやっぱり行った方が良いとも思っていて
今までも学校に行こうとしたけど
不安が先に来て
どうしても行けずじまい。

でも
卒業式だけはケジメだから
行った方が良いと話して
行く気に。

いざ行ってみたものの
やっぱり不安が優ったようで

この世の終わりみたいな顔して
多目的教室へ向かい
なんとか着席。
5人の生徒だけの授与式でしたが
学年の先生が勢揃い。

1人ずつ証書もらって
校長先生の式辞だけなので10分で終了。

終わった後は
不安から解放されてホッとした顔。

その後はずーっとニコニコ。
先生たちとも写真を撮り
良い笑顔やね〜!
と言われていました。

きっと今まで
学校に行こうとすると
親にも想像できないくらい
大きな不安や心配が渦巻いていて
本人も辛かったんだろうなぁと思います。

その全てが終わり
一区切りついて
心底ホッとできた瞬間。

本当にお疲れ様!

高校受験は私立だけ受けてみた。
力量に合わないところを
背伸びして受験したので
家と塾で勉強頑張ってみたけど
やっぱり不合格。
でも、一時期とはいえ
集中して頑張ったのは偉い!
親バカだけど誉めてやります。

公立は受けないと言い出して
結果、近所の通信制高校へ進学。

そこに通いながら
独学で写真の勉強したり
動画の編集したり
色々やりたいことをするそう。

人生の目標はあるらしいので
思うようにやってみたら。
と応援することにしました。

ひとまず
義務教育が終わって
親の私も一区切り。
こちらも
思った以上にホッとした1日でした(^^)


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