貴方に笑ってほしい

友で、寮生活をしている子がいるのだが
「ごはん作る大変さを知った」
「惣菜飽きた 」と言っていた
『差し入れしたいな』と密かに思った

漫画やアニメで
まだ10代なのに
虐げられ、苦労しているキャラや
毒親に育てられ
ごはんの味を知らないキャラが出てくると
『今すぐ、その世界から引っ張りだして
美味しいごはんを食べさせたい!
よしよししたい!
大丈夫だよと言ってあげたい』
という気持ちになる。


気付いた
私は、そういう年齢になっている
おせっかいおばちゃんポジになっている。
驚いた

元々感情移入しやすいたちではあったが
最近、その傾向が強い

嫌なキャラは憎しみ、
必要以上に己を追い込むキャラには
『大丈夫!大丈夫だから!』と抱き締めて、
甘いものでも食べさせたい

この欲求はなんなのか?
私は、もうそういう考えをする方の人間に
なったのか?

色んな料理を作れるようになり、
時短やちょい足しなどの裏技も
できるようになった
『 美味しいごはんが作れるようになった
それを他の人にも食べてもらいたい』

それもある

しかし、根本にあるのは、
せめてフィクションでも
子供が幸せであってほしい
どんな酷い始まりの物語でも最後は
『心から笑って』いてほしい
そう願う 『祈りと慈しみと愛』だ

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