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エピソード12 『兄から貰ったガラス』

こんにちは

この番組は、昭和型板ガラスの話そして、昭和型板ガラスにまつわる想い出の話をお届けする番組です。

お届けするのは、メモリーコレクター 吉田です。
本日ご紹介するのはK様からいただいた想い出です。

題名は 『 兄から貰ったガラス 』です。

それでは、ご覧ください。




『兄から貰ったガラス』


私が10代の頃 兄が建具職をしていたので
型板ガラスの見本を何十枚も持っていて美しい数多くの模様に 魅せられて

兄にせがんで…10枚程貰い大切に


時々人形の絵を描いた時に
その絵の着物の模様に色鉛筆で型板ガラスを
下にして写して楽しんでおりました。

今も5枚程、持っています。




ありがとうございました。

ガラスの模様には様々な個性があります。
その模様を鉛筆で写す想い出が多く寄せられます。
ガラスの中に閉じ込めているだけでは勿体無いのかもしれないですね。
私の好きな『きく』『みやこ』などの和柄のガラスも鉛筆で擦って写すととても綺麗な絵になると思います。

建具職人の兄にせがんでもらう。
何十枚も。
とても羨ましい想い出ですね。
貰ったガラスでノートいっぱいにガラスを擦って写していたんでしょうね。
今、遊びはスマホ・タブレット・PC
世界が広がって見えている。というより造られた世界を見ているように感じる。
嘘も本当も混在して洗脳をしようと企んでいるかも。
でも本当はそんなもの必要なかった。
思うがまま自由に感じて、好きなことができていた時代だった。
心と心がつながり助け合い共に生きていく。
そんな時代が戻ればいいのだが. . .

暑かった昭和の想い出によってあの時を思い出してほしい。
型板ガラスの想い出が世界中に届きますように。




想い出を募集しています。


『型板ガラス』の想い出を募集しています。
家にまつわる想い出
生まれ育った場所の風景
伝えたい想い

あなたの中にある『型板ガラス』の想い出を教えてください。

今までお寄せいただいたエピソードは私の想像を超えるお話ばかりでした。
あたたかいお話ばかりではなく、時には辛いこともあったと思います。
その一つ一つのエピソードに家族との絆や大切にしたい想い出が込められています。

『型板ガラス』と共に過ごしたあの頃を思い出してください。
嬉しくて抱き合った仲間
悔しくて泣いたあの時
暑かった昭和の時代のこと

素敵な想い出を募集しています。

このプロジェクトを始めたきっかけは自己紹介でもお話をしましたが、お客さまが型板ガラスを見て懐かしさのあまりに声を出しています。
その声を聞いていると、この型板ガラスには秘めた力があるんだと感じました。
私も小さい頃から今まで46年間、型板ガラスに囲まれて生活をしてきました。
ガラスだけでなく、思い返すと記憶のあちこちに家族との想い出とつながる物や匂い・感触などが蘇ってきます。
型板ガラスは、その中の一つでしかありません。
この一つのきっかけで、家族がいつまでも繋がっていけるような
ステキな日本になれば良いと思っています。

pieni


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