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DeNA オフィスツアー

1/10  DeNAさんの渋谷ヒカリエのオフィスにお邪魔させていただきました。

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遊び心のある洗練された社内、比較的ラフな姿の熱量の高い社員の皆さんなど...“永久ベンチャー”にふさわしい如何にもITベンチャーらしい気風を感じつつ、お話を伺う中で意外に思ったことや、アドバイスも頂けたのでその辺りをまとめたいと思います。

ゲームだけではない

個人的に、お話を伺う前のDeNAさんといえばマリオカートツアーSHOWROOM・横浜DeNAベイスターズで、アイドルマスターに入れ込んでいた高校時代の友人もいましたが、どちらかというとゲーム事業を中心としたエンタメ要素の強い会社という印象を持っていました。

しかし、そんな印象を覆したのが、「社会問題を楽しく解決したい。結局楽しくないことはやらない」とまさに“Delight & Impact the World”な視点で語ってくださった本年度入社のMさん。経営工学を専攻されていましたが、現在はヘルスケア事業を担当されています。具体的なアプリケーションとしては『歩いておトク』を紹介してくださいました。

「健康に生活しようとしても、規則正しく寝て起きて、バランスよく食べて、適度に運動するとか、それって楽しくないじゃないですか」とおっしゃいました。

健康で言えば「肥満」など、多くの社会問題がありますが、ライトに解決への第一歩をサポート出来るのもエンタメ性が強く日常に密着したIT分野の強みなのかなと感じました。

他にもタクシー配車事業『MOV』や、遺伝子検査『MYCODE』、カーシェアリングサービス『Anyca』、ソーシャルライブコミュニテイ『Pococha』、『マンガボックス』など多岐に渡って事業を展開されています。その辺りは基盤も大きくも社員の声が届きやすいメガベンチャーの強みであると思いました。

球体型組織と自走力

対義語はピラミッド型組織です。DeNA独自の組織体制を社員の皆さんはこう呼ばれています。「一人一人が特定分野でイニシアチブを取れて、責任を持って問題発見・解決プロセスに参画する状態」、定義するのであればこんな感じではないかと、お話を聞いている中で思いました。

例えば質疑応答の一幕で“DeNAの新人育成”についてMさんは、「SEの研修期間は今年は半年だったけれど、長い方だと思う。来年以降もそうなるかはわからないけれど、DeNAで求められているのは自走力だからね笑」とおっしゃいました。要は頑張ってサバンナで生き残ってね!応援してる!状態ですが、そこを超えられるポテンシャルの方が揃っているように感じました。

また、Mさんは球体型組織について「そう感じる。今年入ったけれど、自分しか知らないコードや技術があるし、それを共有する場面もある」とおっしゃっていましたが、学生時代には自らプログラミングサークルを立ち上げ、現在はDeNAの社員であると共に別の会社の社長もされています。

司会進行を行なってくださった筑波大学御出身のSさんは、19年度に卒業、エストニアの教育法人の日本支社を立ち上げ就職するも、会社が潰れてしまうという状況を経験されています。さらりと自己紹介の中でおっしゃっていましたが、大学2年時にはいきなりシリコンバレーに行かれています。

また新卒採用をされているNさんは、一度広告ベンチャーへ転職されるも、DeNAに戻って来られています。

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頂いた資料の一部です。これを見て「会社内で変わった人に会う機会が多いのか?」という質問が出ましたが、特に変な人だから採用しているわけではないそうです。しかし、MさんSさんNさんはお互いに「少し変わっているよね」とおっしゃっていました。

一人一人が独立して思考し意思を持つ

実現へ行動に移す

この二つが3人に共通されている点であり、球体型組織維持のために必要不可欠な要素、かつDeNAに(もしかしたら少し...)個性的な人が多い理由なのかなと思いました。

おわりに

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案内して頂いた「カフェスペース・サクラカフェ」渋谷の夜景が望め、コーヒー類だけでなくアルコール類やお昼にはお弁当も販売。Sさんもここでよくお仕事をなさっているとのことでした。

   

DeNAさんは社員さんが働きやすい環境づくりにもしっかり取り組まれています。エンジニアさんの勉強会などではお寿司など食べ物を会社で用意してくれたり、この日の解散は20時前後でしたが既に社内に人は少なく、お子さんがいらっしゃる中で働かれている社員さんも多いそうです。

“永久ベンチャー”、“Delight & Impact the World”、“球体型組織”の言葉と社員さんのスタンスにあまり差異がなく、風通しの良い前向きな社風に当てられてとても有意義な時間になりました。   

お忙しい中、予定時間を過ぎても親身に質問にも対応してくださったり、本当にありがとうございました。なんとまだ青学卒の社員さんはいらっしゃらないそうなので、PiedPiperから輩出されたいものです。

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法学部 石川

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