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【新百合ヶ丘で胡椒餅】茶梅を作りました

こんにちは。紫苑です。

今日は台湾の東方美人茶を飲んでいます。朝からとても暑いので、1煎目は濃いめに淹れて氷に当て、アイスティにしました。ひんやりトロンとした口触りのあと、濃厚な蜜のような甘い香りがふわーっと戻ってきて、身体が一気に目覚めました。

さて今回は、台湾が大好きで、台湾で食べた物を自宅で作ってみよう第2弾です。第1弾は胡椒餅でしたが、先日は茶梅を作ってみましたのでレシピを書いておきます。

このブログをご覧になっている方は、すでに茶梅をご存じの方も多いと思いますが、台湾の茶藝館などでお茶請けとして定番となっている、梅をお茶(主にウーロン茶)で漬け込んだ甘くてほんのり酸っぱいお菓子です。作る人によって異なる味わいがあり、台湾で自分のお気に入りの茶梅を探すのも楽しみの一つになっています。本当なら台湾に行って食べたいのですが、たまたま近所のスーパーで美味しそうな梅が並んでいるのを見て、衝動的に作りたくなりました。

台湾の伝統的な製法は、梅を砂糖とウーロン茶葉で漬け込むという作り方のようですが、完成までに時間がかかるので、今回は茶葉を使って甘露煮にしてみました。ウェブで検索したレシピを参考に、少しオリジナルになっています。茶葉は、先日とあるサイトで買った金萱茶がものすごく良い香りだったので、そちらを使いました。

【材料】

・青梅 1kg

・上白糖 800g

・日本酒 90cc

・茶葉(金宣茶)15g

【作り方】

・梅をきれいに洗ってしっかりと水気を拭き、竹串でヘタを取ります。(たまたま竹串を切らしていたので、今回はたこ焼きのピックを使いましたw)

・大きめの鍋にできるだけ重ならないように梅を並べて、上から砂糖を全量まんべんなく重ねます。

・日本酒を全体に振りかけ、鍋を弱火にかけます。(ここから完成まで1時間程度です)

・15分程度煮込みます。砂糖は溶け残っていても良いので、鍋の底に梅からの水分が出てきた頃に、茶葉に熱湯(分量外、100cc程度)をかけてすぐに湯だけ捨てます(熱いので注意)。これで茶葉を開かせます。開いた茶葉を鍋に入れます。

・茶葉と溶け残りの砂糖を、水分がある方へ少し寄せます(大きく混ぜる必要はありません)

・弱火のまま、25分(火をつけてから40分くらい)たつとアクがたくさん出てくるので、そこからは5分おきくらいに4~5回丁寧にアクを取ります。

・火をつけてから1時間たったところで、鍋をよく見ながら仕上げのアク取りをします。プツプツと音がして、きめ細やかな泡が出てきたら火を止めます。

・完成v

鍋に水分が残っていても、冷めるとゼリーのように固まるので大丈夫です。

一粒取ってスプーンを刺すと、梅の皮がスッと破れて中からジャムのような黄金色の果肉が出てきます。口に運ぶと甘酸っぱい味が広がり、馥郁とした梅の香りの後から金宣茶のミルキーな香りがふわふわと追いかけながら、喉を下りていきます。

梅シロップを作るときのように、砂糖と梅を重ねて浸ける茶梅も良いですが、今回はすぐに食べられる甘露煮にしました。しっかり酸味もあるので、ゼリー状の部分ごと炭酸で割って飲むのもおススメです。夏バテにも効きそうな気がします!

一緒に煮込んだ茶葉は食べても良いですが、ウーロン茶の葉は(一般的に)少し固いので、無理に食べる必要はないと思います。

来年はいくつか違う茶葉で作ってみよう~!

それでは、また。


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