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夢パの時間【川崎市子ども夢パーク】
川崎市子ども夢パークに来ました。
前回は大学院生の視察としてお邪魔しました。
今回は子連れの夫婦として訪れました。
8月の上映会を終えて、「当事者としての夢パ」について感じたいという思いが沸々わいてきたので弾丸で訪れました。
親としてのゆめパ
入ってみて感じたことがいろいろとあります。
(1)与えられるのでなく見出す
娘がこぼした一言
「どろんこの滑り台ともう一つしかなかった」
…彼女はよく家で余暇をうまく過ごせなくなると
「何をしたらいいかわからない」
と主張します。
はじめは面食らいましたが、
大人や環境から与えられることが多いこれまでのライフスタイルだったのだと理解します。
あいぎふ自由学園高崎さんの
「ヒマを味わい尽くすとやりたいことが見えてくる」
に通ずるのかもしれませんが、
夢パークでは遊び方が規定されているのではなく、子どもその人がやりたいようにやればいいという運営です。
だからこそ与えすぎない大人のスタンスと自然発生的な関係の中で生まれるライブ感が魅力なのだと思います。
(2)大人の立ち位置
敷地内の看板に繰り返されています。
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理念には共感するのだけれど、じゃあ、具体的にどうしたら…
そのギャップをうめてくれるプレイリーダーの大人、常連の親子がいます。
理念を実質化、実際化するにはそれを体現している現場の人は不可欠。
そこを現場のスタッフや、ゆる〜く関わっている人たちみんなでやっているのが、ゆめパの実際でした。
今日は4時間ほどいましたが、私たち大人はほとんど家族以外との交流はなく。
それでも居心地がよいのは理念と子どもへの眼差しを一にしていたからかもしれません。
(3)公設民営
夢パークは川崎市立でNPOの運営となっています。
今日は、市外の家族である我々も無料で利用できました。
無料で利用できるところでは責任の明確化や、ハードソフト面での制限のためルールが何重にもあることが往々にしてあります。
夢パークのルールは必要最低限、でも公設だから誰でもどうぞ、という運営は類をみない印象があります。
これぞ公設民営のパワーでしょうか。
それでも公設民営にしたら全てこうなることもないことは容易に理解できます。
夢パークのこうした実態やこれまでの歩みは、関係者の尽力はもちろんですが、やはり背景に「子どもの権利に関する条例」が存在することが大きいのでしょう。
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そんなことを考えるにつけ、地元の「子どもの権利に関する条例」をどう捉えていくべきかますます問われている気がしました。
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