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価値の本質

newspicksの成毛氏と成田氏の対談番組より

「学校がもっている役割を、授業をやるとか知識を伝達するみたいな側面から、生活を共にしたり、色々な人たちと長い時間を過ごして衝突するっていうっていうことを作り出している、企業とか他のコミュニティでは置き換えられないような、一つのコミュニティ空間、コミュニティビジネスなんだと学校観を変えることが必要」

前後の文脈が欠落していると難解ですが、公立の義務教育学校で考えると、無条件に地域の子どもが毎日集まってくるというのは他に代替が効かない機能であることは間違いないところでしょう。

前段の、「授業をやるとか知識を伝達するみたいな側面」を前提とする考えは根強くて、学校外の学びの場を求めるエネルギーはここから離れていく意志の現れなのかなと感じました。

学校職員としては、学習指導要領を活動を規定する「首輪」と捉えるのか、実践の根拠となる「後ろ盾」とするのか、という考え方次第だなと思いました。

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