教育からのまちづくり【訪問:大日向小学校】
大日向小学校を一日見学してきました。
帰りがけに佐久穂町の東町商店街に足を運びました。
古くから営んでいる店、シャッターが閉まっている店等の間に新しい風防の店舗がいくつか並んでいました。
書店、カフェ、カレー屋、アクセサリー、日替わりで店舗の変わるバー…
店の中に入ると、私と同年代か少し上くらいの方が店を切り盛りしています。聞くと、皆さん大日向小学校に子供を通わせる保護者の方だそうです。
県内もしくは県外から移住をし、この地に住み、そしてこの場所で事業を始めた方々でした。
教育移住から商店街に店舗を出店する流れは、教育がきっかけでまちづくりにつながっていると言えるでしょう。
お話を伺うと、やっぱり学校の存在は大きい、悩むよりすぐ行動という人が多くいるから面白い、みんなで仲良くやっているから楽しいなどの言葉が並びました。
店舗の中には、お互いの店のリーフレットや様々なフリーペーパーが並んでおり、活動が充実していることを感じさせます。合同でイベントも行われているようです。
子供にとって居心地の良い学校づくりが、大人にとっても生き生きと生活できるまちづくりになっており、学校の存在が、子供の生活だけでなく、保護者やその周りの大人の生き方に影響を及ぼしていることを感じます。
若年層が減少している現代においては、教育の充実、それ自体がまちづくりの1丁目1番地になり得るかもしれないと感じました。
さて、地元の教育もうかうかしていると手遅れになりやしないか…
スタッフの皆さん、丁寧にお話をしていただきありがとうございました。
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