学級経営DX、トランスフォーメーションするのは教育観そのもの

阿部先生の著書「学級経営DX」のオンラインセミナーに参加しました。

阿部先生から「学級経営DX」についての話題提供がまずありました。

経産省のいうDXと本書のいう学級経営DXとの関係を丁寧に結んでもらってスタートしました。

登壇者の方々が口々に自らの実践がDXになっているのかを問うていたように、ICTの利活用にとどまらない、学習観の変更が求められているのだと感じます。

「学級経営DX」という言葉を使ってはいるが、まずトランスフォーメーションするのは「教育観」「学習観」だろうなと感じました。
その一つの切り口としてICTやデジタル技術を使うのだと理解しました。
言葉に踊らされるのでなく、言葉の本質やその背景を見据えて、教育について考えていく必要を覚えました。

本書の内容は充実しています。しかし、今日の執筆者の登壇を介してさらにその奥にある思いや教育観を知ることができました。
セミナーの中で「アナログの良さ」について議論する場面がありました。
今日の講演がまさにそれだったと思います。(半分デジタルだったが)
もしかしたら学校の中で大切にするべき部分はこの「アナログの良さ」の部分なのかもしれないと気づかされました。

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