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『カーボンニュートラル』現役インターン生が勉強してみた➁

こんにちは。マリンです!
近年、注目の集まる「カーボンニュートラル」について、私たちPID/SYSTEM CONCIERGEグループはGXマネジメントツールを提供している会社ですので、バックオフィスのインターン生といえど、知識を身につけていなければならない!
ということで、文系インターン生が勉強してみました!

「カーボンニュートラル」と聞いて、「カーボンをニュートラルな状態にすること」を意味しているのだろうと思っていましたが、きちんとした定義は知らない…
そこで、まずはカーボンニュートラルの明確な定義を確認してみました。

カーボンニュートラル
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの人為的な排出量から、植林、森林管理などによる人為的な吸収量を差し引いて、合計を実質的にゼロにすること

環境省 脱炭素ポータル

なぜカーボンニュートラルが注目され始めた?

最大の要因は2015年のパリ協定で次のような世界共通の長期目標が掲げられたことと言われています。

・世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする

・そのため、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとる

経済産業省 資源エネルギー庁

ネットゼロとは何が違う?

色々と調べていると「ネットゼロ」という新たなワードを発見!!
カーボンニュートラルと似ており、同義として使われることが多いようですが、厳密には違う…?
ということでこちらも調べてみました🔍

ネットゼロ
温室効果ガスの排出量と吸収量のバランスをとり、正味の排出量をゼロにすること

朝日新聞デジタル 23年6月22日記事

冒頭で定義を確認したカーボンニュートラルと同じ!?と思いましたが、少し違う様子…
世界ではカーボンニュートラルの対象は二酸化炭素、ネットゼロの対象は温室効果ガスと少し違いがあるようでした。
日本はカーボンニュートラルの対象を二酸化炭素だけでなく、メタンや一酸化二窒素、フロンガスを含めた温室効果ガスとしており、世界で言うネットゼロに近いため、カーボンニュートラルとネットゼロは同義とされることが多いようです。

もう少し調べた内容をまとめると、

パリ協定では2050年までにネットゼロを目指すことを取り決め

ネットゼロは
・スコープ1,2,3が必須対象
・パリ協定の目標達成に沿わないといけない

カーボンニュートラルは
・スコープ1,2への取り組みのみが対象、スコープ3は努力目標
・パリ協定の目標達成に沿っていなくても良い

https://www.peaks-media.com/2154/

※スコープ1:自社が直接排出するGHG
 スコープ2:自社が間接排出するGHG
 スコープ3:原材料仕入れや販売後に排出されるGHG

経済産業省 資源エネルギー庁

ネットゼロの方がより環境へ配慮した取り組みのようですね!


いかがでしたか?
カーボンニュートラルについて無知の人間が調べて簡単にまとめてみました!
PIDはカーボンニュートラル実現に対してGXマネジメントツールの提供やウェビナー開催など、各企業の取り組みを支援しております。
もっと詳しく知りたい、カーボンニュートラル実現に向けて取り組みを検討したいという方はぜひ弊社が定期開催しておりますウェビナーにご参加ください!!

ウェビナー情報は下記からご確認ください。


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