いいなあ - 最近何をしたか 7/4-7/14
いいなあ
私はいわゆる一人っ子だ。生まれてから別に気にしたこともなかったし、育つにつれ一人は自由だな、というよい側面の気持ちもあった。多分甘えられるし兄弟間での競争とかもないし。それに両親は共働きだったという理由での自由もあった。自由に家に帰り自分で入れる。そういう時間帯的には友達も自由に呼べたから。そうして育っていって、ある頃から気づいたことがあった。例えば音楽。自分で好きになったアーティストから派生してサポートメンバーやアレンジしている人、そのバンドの前のバンド、ソロ活動、好きなアーティストがプロデュースしている人々など色々な情報を知り、見聞きし、世界が広がってゆく。そしてある日、その本流とは全く別の流れに出会ったとき、また新たな世界が広がる。自分ではそうして見聞きしてきた情報を血肉にしていた。だがそれらを共有する友人と話すと、他の道があるということに気づいた。自分が苦労して回り道までもしてたどり着いたそのアーティストや曲の広がりは、彼らには兄や姉の世代のメインストリームだったりして、友人らはそれらの情報を日々兄弟たちと共有し、その影響を受け知っていたのだ。だがどうやってたどり着いたのかは関係ない。結果は同じだろう。しかしそれは多分他の様々なことに当てはまるだろうし、素直に言ってそれが少しうらやましくなった。多分その頃の空気感とかも分かってるんだろうなとか思ったりもした。自分がたどり着いた時はそれはもう過去のものになっていて、ただのシンボルのように感じたのだ。それは違うのかもしれないけど分からない。しかしそれもまた同じで、友達から自分にそういうものが伝わって知るという道もあるかもしれないとも思う。友達すべてが仲のいい兄弟ばかりでもないだろうしね。でも、やっぱり思うんだ、いいなあって。
湧き上がるもの
苦しいときは苦しい、悲しいときは悲しい。その場所から湧き上がるものはなんなのだろうか。空から見るとどうなっているのかな。獣のように簡素に事を運べたらいい。獣のことを勘違いしているのかもしれないね。人も獣も涙を流す。叫ぶ。彼らの咆哮と私の嗚咽。きれいなのはどっちだろうか。苦しいのはどっちだろうか。流す涙は同じなのかな。
この先
いつものように選曲してるけど、ごった煮感も変わらずだけど、いい曲ばかりだと思ってる。愛してるアーティスト、曲たち。どっちかというとアップ系が多い印象だけど、さらっと風が吹いたような曲もある。アヴァンギャルドな曲もあれば、ぶち殺し脱力系もある。そして優しい曲に癒される。お前のどこに癒される必要があるのだ、と自問する。それら全てを含めていつも同じことしか言えないけど、やっぱり、やっぱりやっぱり、音楽はいいものだよね。この先も変わらない。それを愛すると思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?