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気にいるかな?Synology

SynologyのNASを買った。珍しく全く何も調べないでSynologyならいいだろ的な買い方。ドライブはSeagateのBarraCuda 。NAS向けの製品は選択しなかった。それはNASだから特殊な使用方法とかではなく、単なるたまに共有するネットワークドライブという使い方だから。シングルドライブにしたのも共有ではあるがメインストレージの中心とする考えからで、バックアップは都度他の各ドライブに取ることにする。そんな使い方。NASとかどうせ低速だろうけどWi-Fi経由が殆どだし別に構わない。次はSynologyのルーターを使いたいなと思ってたけど、まさか主力製品のNASを買うことになるとは思いもしなかった。

やってきたDS120jは思ったより大きい。それにバルクドライブも買ったのだが最近のバルクドライブは箱に入ってる。単にバルクのドライブにエアキャップ巻いて箱に入っていただけだけど。ドライブはBarraCuda、上記の考えによりNAS向けのIronWolfにはしなかった。NASのようにPCも365日、何年も電源を落とさず運用しているが、今のところハードディスクのトラブルはあまりない。壊れる時は壊れるだろうからバックアップを取る予定だし、最低限の性能のDS120jなのでNASに慣れて、もし次を買うとするなら次は複数ドライブの物を買いたい。今はその程度の感覚。どうなるかは分からないが。

ハードウェアのセットアップは簡単に済んだのだが、ソフトウェアのセットアップに戸惑う。セットアップ時にSynologyのNASのOSとでもいうべきDiskStation Manager(DSM)をインストールするのだが、その一連の流れに戸惑う。しかしDSMはwebブラウザから使うので戸惑ってもネットでSynologyや他のwebサイトを調べつつ進められるので大きな障害にはならない。が、小さな障害、根本的にNASというものを知らないこと、NASの細かい概念や用語に躓いている気もする。すべては自分が不足していることだろうけど、もどかしさは何にもならず何にも代えられない。いや、変えることはできる。自分の血肉にというわけではないが、新しいものに対処する経験とでもいえばいいのか、そんなものにくらいは変えられる。そう思うしかない。とりあえずDSMのセットアップをし、あれこれやってみる。

DSMにはパッケージというアプリケーションが無料、有料問わず多々存在する。バックアップや写真やビデオの管理というようなものだ。だかパッケージを初期にはインストールせずに必要そうなものを順次インストールしてみる。しかし使物にならない。遅い。とても遅い。結局はWindowsからネットワークドライブの割り当てをし、そこからの利用にする。これが一番早い。しかし今度は大量のファイルをコピーしていると、Windowsがとても重くなる。昔の非力なデスクトップマシンなのでそこは仕方ないのか。実はここに落ち着くまでに一度NAS自体を再セットアップしている。

等々言っているうちにWindowsが重い理由が分かってきた。Wi-Fiルーターの問題で、速度ではなく処理能力のよう。メインのルーターに安いサブのルーターをぶら下げているのだけど、その安いルーターの方が電波の入りがいい。だからそっちに繋いでいたけど、処理がある程度で頭打ちになるようでそれが遅い原因だった。電波の入りはよくないがメインのルーターに繋げることによりある程度は解消できている。だがそれも所詮IEEE 802.11abgnなのでacまたはax対応のルーターがそろそろほしいと思っていたところ。それでSynologyのWi-Fiルーターを買いたいなと思っていてNASを買ったという原因。Synologyのルーターは高いので少し先になると思うけど、そうなるとaxかなと期待しておく。ある機器を入れると他の物が必要になったりするが今回はその典型だ。

その後も色々な試行錯誤をしながら使っているし、これからもまだまだそれは続くだろう。DSMに関しては何も分からず負けたという事。勝ち負けでもないが。それにNASをメインストレージにしてよかったのかとか、ある程度の思いもめぐる。そしてDS120jを頭から遅い遅いと決めつけていたが、現実にはWi-Fi運用が他とは比較にならないほどネックになっている。それも致命的なボトルネックに。いや、しかしDSMを通して使うときの重さもまた現実か。

そして今からどれくらいの時間を過ごせるかは分からないが、このNASを中心としたストレージ環境をよりよく使っていきたいと思う。

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