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家族と選択 - 【観る絵本】『Hello, Mister』第二話

こんにちはー!

僕は自主制作で動画で観る絵本を作っています。

このnoteでは第一弾『Hello, Mister』の制作を行った上で感じたことや気にしたことを思ったままに書いています。

今回は「Hello, Mister 第二話 ふたりの孤児」についてお話できればと思っています!

この記事がはじめましての方はまだnoteを初めて日が浅いのですが、こちらの記事をご覧いただけると嬉しいです。よろしくおねがいします。

前提

①本編を見ていただいている前提でお話をさせていただくので、まだの方はぜひこちらの第二話を御覧いただけると嬉しいです!

②長いです!
これ前回の記事と重複するんですが、脚本、イラスト、アニメーション、音楽などなどこの作品に関してのほぼ全てを自分で作ったので気にしたポイントや試行錯誤してみた部分がたくさんあるんです。
その手法については誰かに習ったわけではなく、独学というか見様見真似なところが多いので、その専門家の方々からすると狙いに対して見当違いのアクションをしているかもしれません。
そこは随時ご指摘いただけると学びになります!よろしくおねがいします!

観ていただいた方々へ

前回に引き続き第二話を御覧頂いて本当にありがとうございます!!
前回約20分の作品を見ていただいてありがとうございますとお伝えしたあとに、その第一話より数分長い第二話を出してしまいました…

それでも皆様に見ていただいているという事実が僕にとって何よりも嬉しいことです。
第三話、第四話は今まで以上に見やすく且つ魅力的なお話になっていると思っていますので、何卒引き続きご覧いただけると嬉しいです。

また、今回は結構個人的に反省が多くて、絵の切り替えの量の割に文字数が多かったので、一気に全て見た人というのはかなり少なかったのではないでしょうか。

もう少し尺も含め見やすいものにすべきだったと反省しています。
見ていただいた方々本当にありがとうございました。

第二話のテーマについて

第二話のテーマは「家族」です。血がつながっていなくても私たちは家族になれるよということをフィズは猫に伝えたかったわけです。

このお話にはもう一つサブテーマのようなものがあります。(むしろお話の割合で行くとこっちがメインテーマのようなものですが)

それはジルがフィズに伝える「選択」のお話です。

誰にどう思われるかじゃない。
自分がどうありたいかなんだ。
人生は変えられる。
生まれ育った時代や、家柄は選べねえが
そこでどう傷つき、どうもがくかは自分で決められるんだ。

-ジル・アダムス

これを読んでる皆さんは「運命」というものをどう捉えているでしょうか

目に見えない都市伝説のようなものだったり
未来に対する希望だったり
自分を納得させるための言い訳だったり

様々だと思います。
僕は、運命というものを体感する出来事があったかと言われるとなくはないですが、そこにたどり着くまでの自分の努力を「運命」と一言で言われてもなんだかしっくりきませんし、やっぱりそこはなんとなくでも「自分で掴み取った」とか「努力が実を結んだ」とかのほうが嬉しいじゃないですか。

唯一「運命」と言われてしっくり来るのは、人との出会いです。

自分が今の両親の元へ生まれたことや、兄弟がいること、更には選択した先で知り合った友人たち。この人達は、自分がした選択だけでは出会えなかったはずの人たちですから、やはり「運命」みたいなものを感じますよね。

今回ぼくがジルに言わせたかったこととしてはその「運命」の先についてです。

生まれついた環境でどう生きるかまでは誰にも定められていないものだと思うんです。
人との出会いもそうです。
その人と出会うまでは定められていたとしても、そこから先どういう関係を築くかは自分次第という考え方です。

そして更には、その選択をした自分に対して誇りを持てるか、というところまでを表現したのがジルとリドの第二話です。

「自分の選択」

これは完全に僕の主観が混ざっていますが、SNSの普及により発信方法に多様性が生まれ、誰もがメディアとなった今、その人自身のアクションの質というのが見られることが多くなったと思いました。

良いアクションも、悪いアクションも、取りやすくなったんだと思います。

そんな中で「自分の行動や選択に誇りを持つ」ということが出来てる人は、どれくらいいるでしょうか。少し言い方を変えれば「自分に自信を持てている人」はどれくらいいるでしょう?

正直僕は、誇りだなんだ言いましたが、結局はなるべく後悔しなければいいと思います。
もっと言えば、後悔してもやり直せるならやり直せばいいと思います。
人生一度きりだからこそ、行ったり来たりしていいんです。
たまに選択に対する責任を背負いすぎていないかとか、目を向けるべきところに目を向けて考えられているかとか、そーゆーのを自分なりのものさしでちゃんと測れていればいいんです。
どうせ僕らは人生において立ち止まるか進むの2択しかありません。この2択はどっちを選んでも良いと思います。
ただ、そのどっちを選ぶかを自分の意思で決めれてるかどうかが大切だと思うんです。

ちゃんと自分の意思で選択していたらもし結果的に多少辛いことがあったとしても「あの時あーしてれば」と後から考えるよりだいぶマシだと思うんですよね。

次回予告

さて、いよいよ「Hello,Mister」も折り返し地点となりました。
正直全体の尺で言うと3話と4話は今までほど長くないので、もう3分の2くらいは見終わっている状態です。

第三話が、僕の中では見る人に伝えたいことが詰まったお話となっています。

ここまでお付き合いいただいている方がどれくらいいるのか確かめる術は正直ないのですが、もしいらっしゃったら最大限のお礼をお伝えしたいのと、第三話以降もぜひご期待ください。

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