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ホッコリ怖い話 ~病院厨房編~     第四話

こんにちは ピコユユです
みなさんの怖がる姿をエサに怖い話を書いています



・・・みなさんにお願いです・・・
このお話・・実際の出来事なのでばれると大変です
口外しないでください


今回はまったくお化けの現象を体験したことのない
パートのおじちゃんが実際に起こった体験や出来事を
書いていきたいと思います



おじちゃんの初体験・・(⋈◍>◡<◍)。✧♡


おじちゃんでも体験してしまった
お化けの存在( ゚Д゚)


霊感なんてない


62年生きてきて


「俺は幽霊なんて見たことないから夜の仕事ができるんだ!」


そう言っていたおじちゃん


そう
ここは誰でもそんな体験が出来てしまう


いいかえれば
この職場は


ーお金ももらえるリアルお化け屋敷ー



私はそう思いながら仕事をしている




あの世は想像しているよりもたのしいのかも・・・


患者さんが食べたお皿は一か所にまとめられ
一気に洗浄します


当然大きい病院にもなると時間はそれなりにかかる
栄養士ってこんな仕事もしているんです


夜の仕事は作業時間が極端に長くなり・・
消灯時間も過ぎるくらい
ずー---っと洗浄する


食器が重なる音
洗浄機が動く音


その中に



~♬~♪~♬~



私は思わず
歌っている人に向かって



「なに歌ってるの??」
って聞いてみる




とても楽しそうにリズムよく歌っていたから・・・




なのに・・・
帰ってきた言葉はいつもの



「え? 歌ってませんよ・・・?」



でも
今回は違った



もうひとり 聞いていた人がいる



「けっこう ノリノリで歌っていましたよね?
俺も聞えましたよ」っておじちゃん



「マジで 歌ってないし・早く帰りたいので・・ふざけていないです」
少し切れ気味の20代の女の子・・・( ̄д ̄)




歌っていたって!



「けっこうノリノリだったよ
POP系だよ!」



「歌っていないです・・・」



私とおじちゃん



どうやら2名が聞こえてたみたいで
おじちゃんの話を聞いても
歌のノリが一緒


聞こえていた時間も一緒



20代くらいの女性の声・・・
だから私はその子に聞いた・・



「怖わー--俺!体験しちゃったよ!聞いちゃったよ!」
ってなんか楽しそうに興奮している おじちゃん



しかし


あちらの世界って


あんなノリのいい歌うたうんだもん
意外と楽しいのかもね・・・




昔 テレビで


「あー----」
とか
「うー----」


変な声を
「これが実際の音声です!」
って心霊特集なんかやってたけど・・・


ぜんぜん 違うやんけ==(*'▽')



ガッツリ歌うし
しゃべるし
呼ぶ・・・


今回は2名 
同時に聞いたよって話でしたが


他にも複数人同時に聞くってのが
しょっちゅうあるんです



大丈夫??



複数人で聞く


集団心理現象・・・


そんな所でしょうか


よくあるのが・・・


帰りです。
最後の閉めってやつです


戸締りは必須
最後の点検も一人では行わない
必ず複数人が鉄則なんです


その時は4人・・・


はい


終了して見回りは4人
さぁ!帰ろう


鍵を閉める瞬間それはおきた


厨房の中から


「きゃ!」



結構大きめの声
女の人
しかも年齢がちょっと上
そして
つまずいた (絶対に)
転んでる??? (確実に)


「!?!?!?!?!?!?」
皆の頭の中は!?



「いま?聞こえた人~・・」
「見にいく?・・」
「いや。・・ね・・」



仕事熱心だね・・私たち
不審者?
そんなわけないけど
一応見に行く


あー-これ 
絶対でるよ?


だって
こけたもん



その時は
恥ずかしかったのか
でなかった


いや
いや


でてくれなくていいよ




この厨房の造りは
壁向こうに【霊安室】がある


なので 


この厨房はいろいろな人が出入りしている


そんな厨房です( *´艸`)



おわりに



長らく読んでくださり
ありがとうございました


ピコユユ 皆さんの怖がる姿をエサに満腹状態です
今回で 幽霊・・霊現象 体験談は終了です

ハッキリ言って

こんな事書いても需要ないと思っていましたが
皆さんの
「こわー---ぃ」って

反応に正直ビックリもしています



私は霊感はありません
でも
霊という者はいると思います


人は肉体が無くなると
魂という見えないエネルギーが存在するのだと
思っています


今回紹介した作品は
どれもこれも 説明しきれない現象があります

もちろん誰でも体験できるって保証もありません


でも


少しでも楽しんでいただければ幸いです



最後にこれだけは一言

「ご先祖様は 大事にしてください」

今の自分がいるのは ご先祖様のおかげですから












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