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「ママのために」戦略をつかう娘

家族でお出かけをして、

車内で「夜ご飯は何にしよう?」

と考えていた時の話。


5歳の娘と2歳の息子は公園でいっぱい遊べて満足。

一方、両親はぐったり

眠気で意識がとびそうなのをこらえながらの運転。

「とにかく早くヨコになりたい。」

時刻は17時。

夜ご飯の時間だ。

私は疲れすぎていてお腹がすいている感じがない。

「今日は惣菜でも買って帰ろうかな」と思いつつ

娘に「夜ご飯何がいい?」と聞くと、

「お店で食べるハンバーグがいい!」
 
「オオッ、、、、、」

なんてヘビーな、、、。

「ほかに何かある?」と聞くと、

「お寿司! お店で食べるやつね!」
 
「シューって新幹線が運んでくるところ」

時々利用している100円寿司ことだ。

一刻も早くヨコになりたい私は、

「スーパーで何か買って帰ってもいいんだよ」
 
と惣菜方向へ促した途端、

娘からマシンガン返答をくらった。


「違うよ!ママはすごく疲れてるでしょ!

だから、お店でご飯食べたら

洗い物とかしなくてすむから、

そうすればママは楽できるでしょ!

わたしはママのことを思って、

お店で食べたいって言ってるんだよ!!!」

パパとママは唖然とした。

そして同時に笑いがこみ上げてきて、

「じゃあ、お寿司にしよっか」

とお寿司屋さんへ。

本当に頭がまわるというか、、、

知恵がはたらくというか、

感心してしまうばかりだ。


じぶんの意図する方向にすすめるために、

どうしたらそれらしい理由を付けられるか。

そんな思考が瞬時にできていると思うと、

なんて恐ろしい(笑)

女の子は成長が早くて、

口が達者といわれるが、

確かにその通りだなと納得する。

ママが娘に対し、

「○○しなさい!」

と注意すれば、すかさず

「だってママも○○してないでしょ」

「ママができてないんだから、

わたしができる訳ないでしょ!」

とマシンガンで返ってくる光景をよくみる。

その光景をみると思わず吹き出してしまう。

お寿司屋さんにいけて、

デザート食べてチャレンジできる

ルーレットゲームで当たりをあてて、

ガチャガチャを一回できて、

とても満足気の娘。

今日は娘の計画とおりに進んだ1日

だったのかもしれない。

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