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子どもの持った生活の送り方のクセ

stay homeの中、ピコママも家族の体調管理や楽しく過ごそうと夕食は頑張って作ってます。今日もステーキソースをちょっと手をかけて作ってみました。そうしたら7歳のムスコは「味ぽんの方がいいかな」といって自分で持ってきて食べてました。がっくり。。。そういうことちょいちょいあるんだよね。

そこで思い出したのですが、ピコママは最初に入職した病院で「生活臨床」というのを学んでました。「生活臨床って、その人が持つ毎日の生活の送り方のクセを発見し、それに合わせ働きかけて、生活が上手く過ごせるように助けていく精神療法」なんです。(すごくざっくり言いました)日々の行動の観察や過去の過ごし方の情報の分析などをしていくと、2つのタイプに分けられることがわかっています。

1つは「受動型」このクセを持つ人は、日常生活に不満を表さず現状に満足し、自分から変化を作り出そうとしません。

2つ目は「能動型」この人たちは、日々の生活に安住せず自分から変化を作り出そうとします。

専門的には生まれてから今までの過ごし方を分析しながら仮説を出して、2つの型を決定していくのです。この理論を叩き込まれているので、ついつい周りの人たちはどういうタイプかな?と考える癖がピコママにはあります。

これは成人以降の人たちについて当てはめて考えられる理論なのですが、我が子は四六時中一緒にいるので、そういう目で見てきました。生活の変化があるとその特徴は色濃く出るので、節目の我が息子の行動はよく見てました。

結論から言うと息子は「受動型」の可能性が高いです。というのも昨年小学校に上がりましたがとにかくいろいろなことに順応するのにものすごく時間がかかりました。電車に乗ること自体すごく嫌がり、もう親が小学校やめてもいいかと思うぐらいでした。受動型だなあ~と思ってみると、服も同じものを着たがる、レストランでもいつも同じものばかり、うっかりすると毎日大好きな筑前煮ばかり食べてた。など、とにかく変化を望みません。

受動型は変化を与えなければ不満も言わないので楽なのですが、自分から刺激を求めないので、成長するチャンスがなく様々な点で幼く見えます。うすうす受動型かなと思いつつ、生活の枠を広げていけるよう、いろいろな体験をさせるようにしてきました。ただしいきなり体験させるのではなく、一緒にいける友だちやなじみの場所の近く、一回試しに行ってみるとかそれなりの地盤づくりが大事になります。

反対に能動型は誰に言われなくてもどんどん生活の枠を広げていくので、とても快活です。しかしすぐに不満を感じて飽きてしまったり、自分のキャパ以上のことを抱えがちなので、習い事は2つまでなど制限を与える必要があります。

子どもに生活臨床をあてはめてみた知見はないのですが、私の経験上小さなころからその片鱗はある。(例えばかかり決めとかでもすぐ立候補するのは能動型など)一緒にいる時間が長い今だからこそ、少し我が子の分析をしてみて、生活上のクセを見つけてみるのはどうでしょう?(ちなみにピコママも夫も受動型。仕事の転職などできればしたくないけど、すべて誰からの勧めで就職しています。結婚相手は自分で決めましたが、決定するまでも10年もかかっちゃった。こういうのも受動型の特徴です)


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