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特異的特徴

突然ですが、5本目のムスコの乳歯が抜けました!おめでとうというよりも、いやーやっと抜けてスッキリした。といいますのもこの1週間、グラグラした歯をいつも触っていたムスコ。このご時世、マスク外して口の中に手を入れているなんてご法度です!なのでピコママも怒りがち。ムスコもぐずぐず。この悪循環でした。

そしてそんな負のループを忘れさせてくれるような入梅前の快晴の天気の今日。早朝から目を覚ましているムスコ君。歯が気になって寝れなかったとのこと。そして食欲もなく、朝からぐずぐず言いっぱなし。気晴らしに外に連れて行ってもぶつぶつ。なんかいつもと違います。こういう時は子どもって病気の予兆だったりする。検温しても平熱。なんだろう???突っかかる~荒れる~切れる~という三拍子。そして「歯が痛い!」と泣きわめき始めたムスコくん。そうだったかぁ。歯が痛いのか。それで機嫌が悪かったんだね。理由がわかって一安心。そののち夕食で味噌汁飲んでいたら、むせ返り、結局なんかの瞬間に歯が抜けて、味噌汁とともに歯も呑み込んだというお話。めでたしめでたし。

これで話は終わらず、ここから始まります。歯が抜けるぐらいでこんなに大騒ぎになるか~なるんです、うちの場合。もっと言葉が発達していなかった頃は、そういえばもうどうしていいか母もわからないぐらいの感じ。とにかくケガする、病気になる、何かが痛いという体の不調にすごーく弱いムスコなんです。それは子どもには共通するかと思うんですが、他のお子さんと比べて強烈だと思う。今回特にそう思いました。

そこで気が付いたんです。これムスコくんの特異的特徴かなって。私が以前学んでいた「生活臨床」この中で特異的特徴というくくりがあります。その前にこの話は前々回に書いています。https://note.com/picomama/n/n1e81815f4e3e(ここから読んでいただくとさらにわかります)縦断的に人生の送り方のクセを見ると、生活の枠を自らどんどん広げていく能動型と自ら生活の枠を広げたがらない受動型に分けられますよ~という話でした。(大人の場合 ですが独自に我が子に当てはめて考えてみています)

その他に私たち一人ひとりには、人生上のエピソードでこういう社会的ストレスに弱くてという特徴がありますよというのも生活臨床では言われています。(弱みでもあるのですが強みにもなります)特異的特徴と言われていますが、4つあります。1つ目は自分のプライドが傷つく出来事に弱い人。2つ目は異性関係問題に弱い人。3つ目にお金に関係する出来事に弱い人。4つ目に健康や体の関係する出来事に弱い人。私たちどれか1つに大体反応しやすいということになります。(生活臨床の考え方では)全部という人はいなくて、やはりどれかは突出しているんです。プライドの人は、自分の名誉を汚されることにすごく反応しますし、反対に持ち上げられるとやる気になります。異性の人は、色恋沙汰でひどくアップダウンしますが、色恋があると俄然やる気も出ます。お金の人は、すごくお金に執着しますし、その分、お金のことに強いです。体の人は健康にとても気を使う人が多いですが、風邪ひいたぐらいのことでもう命が無くなってしまうのではないかぐらいの落ち込みや過剰な反応をします。

あくまでもこれは経過を見なければわからないので、大人の場合に通用する話なので、ムスコはまだ7年分の人生データーしかないので確定ではないのですが、推定は体のことに反応しやすい特徴かな?基本的に病院に行くことはすごく好きです。薬飲んだり、サプリ飲んだりするの大好きです。ただ痛みを伴う処置(歯を抜く、注射をする)は大人数名は要員がいるぐらい大暴れ。鼻出たぐらいですぐに病院に行きたがります。とにかく体の不調に敏感です。さらに食べ物を食べながらもこれ食べると身体に何がいい?と7歳にして栄養をすごく気にします。

息子の母ピコママは、プライドが特徴です。(これ確定)自分の出来不出来すごく気になります。何とか大賞受賞とか書いてあるとすぐ買っちゃう。みんなの前で悪評を言われたりしたら寝込んじゃいますが、一方ちゃんと評価をしてもらいたくて頑張って仕事もなんでも頑張ります。

こういう特異的特徴がわかると自分の取り扱いも楽になります。基本私はプライドの人なので、あんまり悪評化を受けそうなところはいかないようになります。乗せられてもがむしゃらにならないようにセーブするなどしています。ムスコはまだ確定ではありませんが、体のことが特異的特徴だとすると、体の変化に一緒に大騒ぎしないほうがよさそうです。無関心を装いつつ冷静に経過を判断する母親スキルは必要です。また嫌いな食べ物でも「これ食べると病気になりにくいよ」なんて言うと嫌いなピーマンも食べてくれるかも。というような対応を考えることができます。

自粛モードの中、もういろいろ新たなことに取り組みたい欲求や実際そういう体験をじゃんじゃんしましたという人は能動型かも。でもイヤーこの状況そうそう受け入れます、別に大丈夫という人は受動型かな。。。そして新たに、今回コロナ状況で体調すごーく気になって、それがほかの人より頻回に検温、酸素飽和度なども測るほど気になっている、今回のことですごーく不調を感じている人は特異的特徴が体の可能性があります。それよりも経済的な変化が心配で、でも支援金もらえると分かってすごーく安心してということが突出しているかなと思う人は「お金」が特徴かも。それよりも誰かを求めたり、特に異性と会えないということがストレス、また今回家族が密着して一層夫婦の大切さを感じたという人は「異性」が特徴かもしれません。そして最も多いと言われているプライドの人は、仕事ができない状況などが起こって評価を受ける場面が少なくなってやる気がなくなった、リモートでとにかく成果を上げなければとがむしゃらになって疲れてしまったなど怒ってるかもしれません。

少し自粛生活というストレス下で起こった出来事を振り返り自分の特異的特徴を見つける作業をしてみると、新たな自分との向き合い方が見つかるかもしれません!

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