4人の泥棒のお酢 4 thieves vinegar
『4人の泥棒のお酢』というお話をご存じでしょうか❓
17世紀の南フランスで黒死病(ペスト)が大流行。多くの人が感染し命を落とす中、街で盗みを繰り返す4人の泥棒たち。
彼らはどうして感染しなかったのか?
彼らが逮捕された時、自分たちがペストにかからない秘密を教えることで減刑されました。
その秘密が「4人の泥棒のお酢」
お酢に沢山のハーブやスパイスを漬けたものだったのです。このお酢を愛飲身体に塗ったりすることで病に感染することが無かったのです。
このお酢はフランスの公式な薬局方であるCODEXにも登録され、そして長い間医療にも使用されてきました。
お酢は紀元前4世紀には、医学の父と言われるヒポクラテスが潰瘍や炎症をはじめ、様々な疾病の治療薬として酢を用いました
日本でも江戸時代に庶民にも広く普及し、その後本草書「本朝食鑑」(薬物の研究に関する本)に酢の薬効が紹介されています。
このように酢の薬効や健康への効果は古くから全世界で知られ、近年では化学的に検証もされています。
「表皮上の細菌数は酢による処置で大幅に減少する」など、興味深い論文も発表されています。
忘れがちですが、地球上で最古の立派な発酵食品のお酢は沢山の効果効能も研究され、認められて薬としても活躍してきました。
今の時代、身体に優しいお酢を今一度見直してみてはいかがでしょうか?
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